桑島康文

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北朝鮮のSLBM他 2019年10月03日

2019年10月03日 | 日記

 昨日の午前に北朝鮮メディアがSLBM実験の成功を報道したそうです。日本の報道では昨日の午後辺りから「SLBMと見られる」と情報分析した結果を報道し始めました。情報分析とは北朝鮮メディアの視聴や購読の事です。なぜ北朝鮮がSLBMに拘るのかは説明しません。西海岸付近まで潜水艦で近付き、西海岸や東海岸の政府機関や基地、大都市などを攻撃する戦略なのでしょう。しかし通常弾頭では失笑物であり、潜水艦が撃沈されるだけが落ちです。当然に核弾頭であり、最低でも数十個以上の保有が前提な開発や配備です。北朝鮮は既に数十発以上の核弾頭を保有して居るか、近々保有すると言えるのです。実際は数百発の保有を下らないと私は想像します。長距離ICBMはコストがかかり、保有数も限られます。SLBMなら小型で済みますし、何発保有して居るのか不透明です。この先老朽化した潜水艦は徐々にSLBM搭載型に交代させて行くのでしょう。何れSLBM搭載型潜水艦が北朝鮮のタンカーや大型貨物船を護衛する様になります。経済封鎖はSLBMでも破られます。イランタンカーなどを護衛するビジネスを始めるかも知れません。北朝鮮製兵器を輸送する貨物船の護衛は想像に難くないです。空母艦隊の上に核弾頭を落とす方法も有ります。今回の着水地点は日本が竹島を起点にした「EEZ内」です。しかも台風通過の直前に発射しました(私説)。


(Nikkeiの画像から引用)

 比較的安全な領海内からSLBMを発射しました。台風18号通過の直前であり、視界が悪く、米空母艦隊は付近に居らず、艦載機の奇襲は困難です。二段目は小さく、西側のレーダーで高度910kmまで捕捉したは有り得ません。西側で流される北朝鮮ミサイルの情報は北朝鮮メディア発表の鵜呑みであり、Jアラートは失笑では済まされません。二段目の先端が三段目の模擬核弾頭かも知れず、レーダー捕捉や迎撃、落下地点の確認、軌道に依る詳細な推定は有り得ません。米国が出来る事は、陳腐なICBM実験を御用報道させる事くらいです。北朝鮮メディアの報道に基づき、2発発射を1発に訂正する西側メディアです。北朝鮮が公開した画像から、1段目と2段目を2発と意図的に誤報しただけかも知れません(私説)。

 

 


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