くわしのガケっぷち!

毎日がガケっぷちなワタシの日々の激闘をお送りしております。手記こもごもなブログって感じですかね。

局は破す 突然に…

2004年08月25日 | 忘れられないあの日
この時期は将来に対していろいろ選択を迫られていた時期でした。自分の夢を追い続けるのか、はたまた

普通のレールに乗っかるのか。そんな状況下だったのだが、遠距離の彼女に会いに行くことにした。

それまで何度か会いに行くと約束をしていたのだが、お互いの予定が合わず、結局この時期になってしまった。

会うのは去年のクリスマス以来。お互いの絆を深めての再会だからその日が近づいてくるのを心待ちに

していた。5日間も予定を空け、その5日間は横浜に住んでいる先輩のマンションに泊まることも決定!

これは楽しい旅になるで~♪

そして出発の日。ちょうど誕生日が近かったので誕生日プレゼントも持ち、夜行バスで東京へ。

バスで7時間ほどかかるわけだが、再会が楽しみで苦にならなかった。多分バスに乗ってる最中も

ニコニコしてたと思います(笑)思い出の曲とか聴いたりして。

東京に着いたのはAM7:00。東京に来たのは3年ぶりか。相変わらず息苦しいトコだね。

早速連絡をし、渋谷で待ち合わせることに。カフェで時間をつぶしつつ待つ。そして8ヶ月ぶりのご対面☆

が、彼女は浮かない顔をしている。なんだか様子がヘンだ。体調でも悪いのかな。けど再会の喜びで最初は

さほど気にしていなかった。それから界隈をブラブラし、ご飯を食べた。いろんな話をした。

にしても彼女の表情は相変わらず冴えない。気になる・・・なぜだ・・・

そして忘れもしないあの瞬間が訪れる。渋谷のハーゲンダッツにて、思い切って切り出してみた。

「なんかあったやろ。」

「・・・」

「ええから言うてみ。」

「・・・あたし、好きな人がいます。」

「・・・!!?」

しかも、2ヶ月も前から付き合っているという。

まさか・・・どれくらいだろうか、固まってしまった。この8ヶ月間のやり取りがストリームのように

流れていく。そして空を眺め、一息ついてこう切り出した。

「しゃあない。ときに出会いて順番が狂うときがある。俺が先に出会って、彼が後に出会った。

たったそれだけのことなんやろな。」

となんだかわけのわからない事を言った覚えがある。平静を装っていたが、怒りのぶつけようがなく、

泣きたくてしかたなかった。その場から一刻も早く離れたかった。大変な状況の中、俺はなんのために

来たのか・・・なんのために5日も予定を空けたのか。どんな想いでここに来たことか。

思えばここ2ヶ月を省みると変化はあった。けど、それは状況を把握してからの話で、それまでは

微妙な変化に気付かなかった。とりあえず店を出ることにした。しばらく歩いたと思うのだが

どうしてもそこの部分が思い出せない。"空白の時間"となっている。思い出せるのは公園のブランコに乗って

再び話をはじめた場面だ。たしか言ってくれてよかったみたいなことを言ったかな。

当然、ほんとはそんなことちっとも思ってなかったが。ブランコに乗りながら話していくうちに

誕生日プレゼントのことを思い出した。

「(どうしよ・・・)」

それはオーダーメイドで作ってもらった文字入りのネックレスだった・・・

結局それは出さず仕舞いで、別れることになった。お互いお元気でと。

別れたあとどうしようもない空しさがこみ上げてきた。友達に電話しまくったなあ(^_^;

つーか、2年前とまったく正反対の状況でしたね。天国と地獄・・・

渋谷のド真ん中でこだまする関西弁・・・かなりドギツイ関西弁をかましてたハズ(笑)

先輩の部屋に向かおうと思うも、しばらく帰る気になれなかった。1時間くらいはその場にいたと思う。

そして横浜へ。傷心の俺の様子を即座に見抜いたのか、話を聞いてくれた。次の日も仕事だというのに

夜中の2時くらいまで付き合ってくれた。大変ありがたかった。そのあとスグ眠りについた。