季節の風音

季節の移ろいや日々の風を写真とともに綴ります。

農婦生活もあと少し

2024-02-10 21:59:36 | ひとり言
今年の目標は終活、間違えた、断捨離。
これを新年に口に出して言いました。
心で思っているだけでは実行が伴わないので口に出して何度も言っています。
一気に片付けるのは疲れるので少しづつ、
「あれ、いつの間にかすっきりしたな」
そう思えるように今年は頑張ろう。

何故かって?
今年初夏でkutakutaの農婦生活が終わるので時間が出来るからです。
コロナの期間はほぼ畑仕事に没頭(?)していたkutakutaです。
お出かけが出来ないので畑仕事は楽しい時間でした。
始めた頃は農家のおじさんが「ここに植えてもいいぞ」から始まったのです。
畳2畳ほどの広さでした。
嬉しくて何を植えようか、メジャーを持って畑をウロウロしたものです。
思い出せば一番最初はミニトマトだったかな。
それとレタスの苗を農家さんから頂いてそれをトマトの間に植えました。
まさかと思いましたが葉が巻いて食べられるほどに育ったのでした。
嬉しくてお隣さん、そのお隣さんなどにおすそ分けしたのが懐かしい。

畳2畳だったのが秋作の頃には畳4畳ほどになりもっと楽しくなり毎日メジャー持って植え付け計画。
カブや茎ブロッコリーなど育てました。
元々専業農家さんが売り物の野菜を植えていた畑です。
素人の農業でもそこそこのお野菜が育っています。
畑が肥えているからです。

次の年は耕作面積が倍になり「ここにジャガイモでも植えな」「肥料は撒いたから植えるだけでいいぞ」と。
大喜びで種芋2キロ、品種はキタアカリ、たいした手入れもしないのに自分的には大豊作。
これ以降耕作面積は倍々で増えて現在は負担になっていました。
沢山作っても食べきれません。かといってほったらかすと草ぼうぼうに。
住宅街で唯一残っている畑です。だから草防止の為にkutakutaともう一人の菜園友さんに
貸して下さっているのです。
野菜作りは手がかかります。
秋冬野菜はいいのですが春夏は草と虫と病気との戦い、三重苦です。
昨今の温暖化、異常気象、土砂降りが降ったかと思えばかんかん照り、夏は暑くて収穫は大変。
お日様が高くなる前に収穫しないと身が持たない。
朝5時から農作業しても手入れが終わるとシャワーを浴びたようにびっしょり、
シャツは体に張り付いて。


私の人生、先がそんなにある訳じゃないのにこんな事に明け暮れていいの?と思うようになりました。
これが生きがいとか家業なら話は別です。
kutakutaは生きがいでもなし、ただの暇つぶし。
作っているお野菜の2割ほどしか食べていない。
娘宅、ご近所さん、友達などに届けても半分も消費出来ていません。
後は収穫遅れになり廃棄です。

今回農家さんの都合により畑をお返しする事になりました。期限は初夏頃。
後には戸建て住宅が建つそうです。
来年の今頃は風景が一変している事でしょう。

あと少しだ、農婦生活頑張ろう~!


今日の収穫物、菜の花です



2/10の歩数=6236歩
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