会計業界戦線 異常アリ

インターネットの登場によって、顧客の流動化が進む会計業界。このブログでは、会計業界の変化を綴っていければと思います。

人気ブティックに見る服の見せ方、買わせ方

2009-03-24 15:01:52 | 日常生活
ブティックに立ち寄ると、買うつもりのなかった高価な服に、ボーンとお金を払ってしまうことがあります。

そういった衝動買いを誘う店は、あるディスプレイの法則を実践しているのです。

では、どういったディスプレイがお客さんにアピールするのでしょうか?

第一ステップとして、お店そのものに好印象を持ってもらう必要があります。

そのためには、洋服の色の並べ方を工夫し、お店全体に統一感を持たせるのが効果的です。例えば、棚にブラウスやシャツ、ニットなどを並べる場合、一番上になるものを同系色でそろえます。すると売り場に統一感が出て、こだわりの感じられる店になるのです。

同じく、ワンピースやコートのようなパイプハンガーに吊るす商品も、暖色系から寒色系へ、淡い色から濃い色へと、グラデーション系にすることで統一感が出て店の雰囲気が向上します。

たかが色かも知れませんが、お店に入った時に店内の色のバランスが悪いと、お客さんは「この店にはポリシーがない」という印象を持ちます。なので、ディスプレイでは色の統一感を最優先に考える必要があるのです。

第二ステップは、お客さんに値段の高い商品を買ってもらう方法です。これは、「値段の高いものほど、高いところに表示する」のです。

人間心理は高い位置にあるものをより高価に感じ、低い位置にある商品を安っぽく感じる傾向があります。

したがって、高値の商品をそれだけ価値あるものに見せるには、上から見下ろす格好にならない程度に、高めの位置から展示すればいいのです。

目安は、女性の平均身長である160cmくらいの高さとのことです。

また棚に並べる商品は、できるだけ大きめにたたむようにすると高級感が出て、スペースを贅沢に使っている感じが、商品を価値あるものに見せます。

この話は、実はブティックに限りません。

商品を販売するネットショップや、登録者促進を図る会員ビジネスにも応用できると思います。


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