黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

エンディングの名曲~荒野の果てに

2011年03月15日 | エンディングの名曲
ジャンル・時代劇 「必殺仕掛人」 歌・山下雄三 作詞・山口あかり 作曲・平尾昌晃 編曲・竜崎孝路

このテレビ放映当時、時代劇は熱かったものだ。木枯し紋次郎が大ヒットし、主題歌も大当たり、食後に爪楊枝を加えて歩く子供が続出していた折に、紋次郎に真っ向勝負を挑んだのが仕掛人である。ニヒルさが特徴であった紋次郎とは違い、必殺は爽快感を旨とする。テンポのよい本曲の貢献度も高く、この歌はある面シリーズ全体の主題歌といっていいだろう。どちらの曲も紅白への出場が期待されたが、さすがに民放のテレビ主題歌を当時のNHKが電波に乗せるわけもなかった。しかし、売り上げは60万枚だったか80万枚だったかというその年の上位何本かに入るメガヒットだった、というのは今では信じられない事かもしれない。


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