黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

コンサートにて

2011年12月27日 | Weblog
昨日は一年に一度のお楽しみ、KinKiKidsのコンサートへ行ってきました。といっても、昨シーズンのツアコンは大阪が年明けのスケジュールだったので、正確を期すれば一年に二回ということになるけれど。
今年のツアコングッズは特にほしい物が無かったので、グッズ買いに並ばずに済んだから、コンサートへいくのも楽なものだった。本当はキーホルダーがヘタってきたから、キーホルダーがあれば買ったのだけれど。以前買い逃したマグカップがあればよかったのになぁ、とコレはワガママな希望。g
家を出発したのは午後4時過ぎ。始まりは6時なので、時間の割り振りとしてはちょうどいいといったトコロ。阪神電車に難波線が出来たので、ドームの行き来が超楽になった。あまり楽すぎて会場へつくまでのエピソードがあんまり無い。
さて、会場へついてからシマッタと思った事が二つ。一つはやはり何か食べるものを用意しておけばよかったということ。ドーム内の売店は、たべたそうなめぼしい物があらかた売り切れていて、私は仕方なくたこ焼きを買って食べた。あんまりおいしくなかったので、余計に不満である。そして最大のミスがペンライトを忘れてしまったというコト。ジャニーズのコンサートにはペンライトがつき物。私は手持ちの物がいくつかあるので、それを持参するつもりだったのだが、うっかりバッグに入れ忘れてしまった。やはり荷造りは前の日からやっておくほうがいい。
さて、席について、腹の虫しのぎのたこやきを食べたら、始まるのを待つばかり。今回はアリーナではなかったので、有る程度暖かいのが解っていたから、ダウンコートを脱いで入れておくための袋も持参、貴重品を身につけておくためのウエストバックももちろん持参。なんたって、歌は立って聞くのだからこれくらいしておかないと、たったり座ったりするのに不便だ。
今回の席は二階の後ろのほう。めちゃめちゃ悪いワケではないけれど、そんなに良い席でもない。下段の前のほうの中央寄りというのが私の考えるベストの席である。と、私の席のお隣に子連れの一団がやってきた。ソレを見て思わず眉間にシワがよる。私は元来小さい子が好きではないから、半径1メートル以内に子供が近寄るだけでもサムイボがたつのに、この母親は子供を一団の外側、つまり私の隣へ座らせた。それだけでもイラつくのに、歌が始まると子供は席の上へと立ち上がる。これは会場で何回も繰り返しとめられている危険な行為だ。案の定いきなり子供はすっころびかけた。私はこの子供がコケてどんな怪我をしようとも、一切無関心で居ようと硬く心に決めて、コンサートに集中することにつとめた。
さて、コンサートはいきなり大仕掛けのクレーンが登場する。特製のクレーンなので、言葉で少し表現するのが難しい。観覧車風に剛と光一の乗ったゴンドラがキラキラ光りながら回る、というとすこしわかってもらえるだろうか。
今回のコンサートは先ごろ発売されたKアルバムを中心にすすんでいく。Kは彼らのユニット名KinKiKidsの中にも沢山含まれる。というワケで、今回のコンサートのこしらえもKだらけ。舞台の通路もK。最初のクレーンのゴンドラもK。ツアコングッズのパーカーの文字も今回はデカめである。
キンキのコンサートというと、通常はMCが3回入るが、このコンサートでは真ん中に一回、そしてアンコールで1回。いつもとは変則的だが、私はあのだらだらとした会話が大好きなのだ。と、この会話についていけない隣席の子供が飽きてゴロゴロと動き出す。やはり小さいお子さんはコンサートへ来るのを遠慮したほうが、お互いのためだと思う。
大好きな「僕の背中には羽根がある」もアンコール部分で聞けたし、これを糧に来年一年、頑張ろうと思う。私にとっては何よりの気付け薬である。


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