黒猫亭日乗

題名は横溝氏の「黒猫亭事件」と永井荷風氏の「断腸亭日乗」から拝借しました。尚掲示板が本宅にあります。コメント等はそちらへ

ネタバレ

2008年01月17日 | Weblog
私は、拙宅ブログにて映画評やら書評やらを書くときに、一番気をつけているのがまずネタバレをしないという事である。私が見た映画やら本やらを、ココに来ていただいた皆さんが全員見ているとは限らないからだ。ま、当たり前といっちゃあ当たり前のエチケットだ。所が、昔テレビでネタバレをやらかしたアナウンサーがいたのを、突如思い出したモノである。
映画は「探偵物語」という当時アイドル的な人気を誇った女優薬師丸ひろ子と、今は亡き松田優作の共演で話題を呼んだ作品である。その試写会のリポートをはじめた某アナウンサーは、そのラストシーンについて「感動しました。キスシーンでした。」とバッチリネタバレをやらかしたものである。映画会社も出演者もひた隠しにしていた感動シーンを、あろうことか全国ネットで、一般観客がダレも見ていない段階で局アナがバラしてしまったという事になる。今ならどれだけのブーイングかと思うが、あの当時は一般的にはそれほどの反発はなかったと記憶している。当然局内の反応など私は知ったことじゃないが。

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