コロンブス後の世界地図
コロンブスが1492年アメリカ大陸を発見したとされた以降の世界地図のひとつに、ピリ・レイスの世界地図があります。
羊皮紙に描かれたものです。惜しいことに、インド洋を描いていたらしい右半分はなくなっており、大西洋を中心にした左半分のみが現存しています。
多分、セント・ヘレナ島でしょうか、そこに羅針盤が置かれ、そこから多くの方角へ航路が描かれた海図です。
地図に付記されたコメントによると、この地図は1513年に作成され、1517年にエジプトを征服したセリム1世に献呈されたものだそうです。
ただし、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年から、20年しか経っていないのに、南アメリカの東海岸がこんなに精しく書けるわけがないという異論も出ています。
また、1513年当時、未発見であり、しかも氷に閉ざされていて当時の技術では観測不能であるはずの南極大陸の輪郭が描かれているのもおかしいといわれています。
しかし、明日採りあげてみようと思っている1502年のカンティーノの世界地図 が事実だとすると、この地図の信憑性を疑うことはできないようにも思えますが・・・
コロンブスが1492年アメリカ大陸を発見したとされた以降の世界地図のひとつに、ピリ・レイスの世界地図があります。
羊皮紙に描かれたものです。惜しいことに、インド洋を描いていたらしい右半分はなくなっており、大西洋を中心にした左半分のみが現存しています。
多分、セント・ヘレナ島でしょうか、そこに羅針盤が置かれ、そこから多くの方角へ航路が描かれた海図です。
地図に付記されたコメントによると、この地図は1513年に作成され、1517年にエジプトを征服したセリム1世に献呈されたものだそうです。
ただし、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年から、20年しか経っていないのに、南アメリカの東海岸がこんなに精しく書けるわけがないという異論も出ています。
また、1513年当時、未発見であり、しかも氷に閉ざされていて当時の技術では観測不能であるはずの南極大陸の輪郭が描かれているのもおかしいといわれています。
しかし、明日採りあげてみようと思っている1502年のカンティーノの世界地図 が事実だとすると、この地図の信憑性を疑うことはできないようにも思えますが・・・