月曜日、脳神経外科クリニックの待合室でのこと。
診断を終えて待合室に戻ると、頭部をアイシングしている小学生男児(中学年ぐらいかな?)と、40歳代の男性教師(副校長かも?)が座っていた。
学校で怪我でしたのだろう。
患者さん達の目が注がれている。
男性教師が立ちあがった。
「電話連絡でもするのかな?」と思って見ていると、待合室に備えられている週刊誌を手にしたのだ。
(こんなとき、週刊誌など読まなくてもいいのに)と思ったものだ。
この頃、よく、「初期対応」と言うことが言われる。
この男性教師にしたら、(男児は命には別状はないしクリニックに来ているので、それで十分と思い、時間をつぶそう)との心境なのだろう。
だが、第三者がこの状況を報告するとなると、(週刊誌を読んでいた)ということになる。緊張感が欠けていることになうのだろう。
このようなとき教師は、児童が例え軽傷であっても、週刊誌など手にしないで男児の様子を見守ることを専一にするべきであろう。