法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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『幸福に驚く力』より

2010年03月02日 22時55分24秒 | 日乗

このところ、青山学院女子短期大学教授の清水眞砂子さんの著作にはまっています。

本日の記事は次の1冊から拾いました。

『幸福に驚く力』 清水眞砂子著
かもがわ出版 2006/7/15 第1刷発行  1700円+税

 私は、あと半年ほどで60になるのですが、人間って、自分で選んでいるつもりだけれど、実は選べることなんて、本当にわずかしかないなということが、やっとわかってきました。むしろ、私たちが生きていくことは、本当のところ、外からの要請に応えていくことではないだろうか、と思うようになっています。もうひとつ、私がテナーが好きなのは、泣きごとをいう何の力もないゲドを、彼女がちゃんと受け容れて、抱きしめて、そんなゲドと一緒に歩いていこうとするところです。彼女はゲドともう一人、これまた血のつながりのない、火傷を負った子どもとで、ひとつの家族をつくり、新しい人生を歩きはじめようとしている。そういうことが、あの作品で書かれているのです。(本書p31~)

「人間って、自分で選んでいるつもりだけれど、実は選べることなんて、本当にわずかしかないなということが、やっとわかってきました。むしろ、私たちが生きていくことは、本当のところ、外からの要請に応えていくことではないだろうか、と思うようになっています。」の箇所に、私も共感しているところです。

 

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元同僚会

2010年03月02日 11時37分36秒 | 日乗

先程、元同僚会から帰宅しました。

新年度が始まりました。
昔の仲間が6名集まりました。
二人はOBで、残り四人は現職です。
今回の同僚会は、現職の一人が講師から東京都の教員になったお祝い、一人が退職まで数年あるのですが退職されたとのことで送別会ということです。

早期退職をされたS先生や現職の皆さんお話を聞いていると、教育現場がずいぶん荒れているように感じました。

一つは、今年度から区内の小学校一斉に通知表から各書類がパソコンになるそうです。
ただ、パソコンを導入しても事務量が減ることは期待できず、先生が子供と一緒のる時間は一層減るようなお話でした。
悲しいですねー。

教育の原点は、生身の教師と生身の子供達が共有する時間・場所を豊かにすることだと思います。
最近は、休み時間等でも、先生と子供達が一緒に遊んでいる光景が診られなくなってしまいましたねー。
さみしいですねー。

 

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