「更衣室スケッチ」と申しましても、女性の「更衣室」では、決してありません。
昔でしたら、銭湯の番台から、「チラッ」ともありかもしれませんが…
私は、男性。
もちろん日本男子でありますから、「男性更衣室のスケッチ」であります。
実は、10数年、スポーツジムに通っています。
現職の頃は、大体が仕事の後に立ち寄りますから、年代的には現職の若い方々と一緒でした。
私も、退職後、たまにですが、日中にジムに出かけます。
日中ですと、私と同年輩か先輩方がほとんどです。
ジャグジー、サウナ、シャワーに入って、更衣室で多くの先輩方のボデーに「傷」あるのですよ。
「傷」と言っても、ヤクザの「傷」ではありません。
手術の「傷」であります。
胸に縦に一直線の方もいれば、脇腹や背中にアナをあけたかたもいます。
それが、結構多いのです。
先輩方のその傷を見るにつけ、「お元気で何よりです」「よく頑張っています」「しっかりと鍛えてください」と心の念じてしまいます。
そして、自分のことに置き換えると、私の「傷」は、子どもの頃の盲腸の小さな「傷」だけなので、「申し訳ない」やら「感謝の気持ち」やらであります。
そうそう、今日は10数年ジムに通って、初めての光景をキャッチしました。
若い方には、死語でしょうが、初めて「越中褌」の先輩の見ました。
「越中褌」は、江戸時代にもあったようですが、明治以降軍隊で支給してから一般化したようです。
いやー、懐かしかったですね。
この頃の老人でも、「越中褌」は、全く見ませんですから。