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ピアソラの迷宮(その2 の前半)

アドリアネの糸が見つかった?かもしれません。
先日紹介した佐藤充正さんのBLOGを読んでいたら、
2004年8月13日付エントリーの終わりの方に下記のような記述を発見しました。

> ピアソラを手っ取り早くベスト盤で済ませたいという方は、BMGの『ベスト・オブ・アストル・ピアソラ』と
> ポリドールの『アストル・ピアソラの輝かしき軌跡』をセットで揃えるといいでしょう。
> ピアソラのほとんどの編成はこれで網羅されますよ。

な~んだ、もっと大々的に紹介してくれればいいのにぃ~。
(CDショップでみたら、この二枚、共に斉藤さん監修による日本独自企画盤でしたので、
 ご自身のお仕事をあまり大々的に宣伝するのも、という事でひっそりと記述されているのかも。)
でも迷宮から脱出するには非常に重要な情報であるので、ばっちり引用させてもらっちゃいまいました。
で、その二枚はこれ
ベスト・オブ・アストル・ピアソラベスト・オブ・アストル・ピアソラ
アストル・ピアソラ アストル・ピアソラ五重奏団 コンフント9
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とこれ
アストル・ピアソラの輝かしき軌跡アストル・ピアソラの輝かしき軌跡
アストル・ピアソラ

ユニバーサルインターナショナル 2000-06-28
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後の方のはジャケットもなかなかカッコ良いし、お値段もなかなか良心的ですね。
で、私が早速この2枚を買ったかといいますと・・・買っていません(爆)。
それにはイロイロと理由があるのですが、一つは私が「オリジナルアルバム原理主義者」であるから。
LPレコードというフォーマットがピアソラにとって何らかの意味を持っていたか、
という事の関しては全く知識がないので、拘る必要があるかは不明なのですが、
まあ、ロック世代の性ということでしょうかねえ・・・はい。

で、取り敢えず図書館にお世話になる作戦続行中なのでした。

<おまけ>
ところでこのエントリーを読むと、前回紹介した古典タンゴを取り上げているのに「ベスト」と名がついているCDは
買ってはいけないという事がわかります(汗)。
詳しくは斉藤さんのエントリーを読んで頂きたいのですが、ピアソラの古典タンゴ集として
正しいのはこちら!
ピアソラの夜~ベスト・オブ・アストル・ピアソラピアソラの夜~ベスト・オブ・アストル・ピアソラ

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まーそれにしても5種類も6種類もベストと称する盤があるのも困るが
ベストでないベスト盤、しかもより良いものが出ているのに知らんフリ、
というレコード会社とかって消費者馬鹿にしてませんかね?

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