なんでもノート

デュッセルドルフより、
非日常的な日常の記録。

パリ再び(2/3)

2009年06月20日 | 
今日は今回の旅の最大の目的、モネの家と庭園へ。パリの北西約70キロのジヴェルニーという村に睡蓮の池の光の庭園があります。

パリ、サン・ラザール駅からヴェルノンまで45分電車に乗り、そこから路線バスにのりかえて約20分で、ジヴェルニー村に到着です。
バスで世界の観光客が一斉に降り立つので、列がはけるまでピクニック!(知人の友人も含めて5人前です、念のため)


とこの直後、大雨に見舞われ、ずぶぬれに。シャンパンの瓶と食材を背負って雨の合間をぬって、モネの家と庭を見学へ。
そんな最悪のコンディションでも、庭園は期待以上に見事で寒いのを忘れます。

モネの家。中には浮世絵なども飾られています。


家の前庭。緑がむせかえるようで、花が見事に咲き乱れています。


睡蓮の池。空の色が映りこみます。吸い込まれそうで、ずっとここにいたいと思わせます。


太鼓橋と池。日本的な感じはあまりしませんでした。
 

池や庭園は想像よりもかなり大きなものでした。再訪したいくらい素敵な場所です。「睡蓮」はこんな贅沢な環境から生み出された作品だったのかと思われました。数週間前に見たゴッホの限界的な状況で描かれた作品とは非常に対照的です。価値あるものは、超リッチな環境からも、絶望的な状況からも、それぞれに生みだされるものなのでしょうか。

夜行ったレストランと、帰り道のエッフェル塔。パリだなあ。
 

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2 コメント

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ジヴェルニー! (Michiko)
2009-07-07 19:40:43
 ほんっとうに素敵な庭園…。
 美しい画像をありがとう☆
 ずっとここにいたいと思うのもむべなるかな、ですね。
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美しい、 (kunnn)
2009-07-10 05:58:11
詩的なコメントをありがとうです。いつかまた訪れるべし。
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