クニアキンの日記

日々、興味を持ったことなどを調べたりして書いていきます。
旧日記の復元については7月13日の日記をご覧ください。

和田秀樹「70歳が老化の分かれ道」

2022-02-17 17:01:37 | 読書
家内が読んで、「読んだら?」と回してくれたので、通院の待ち時間に読みました。
一言でまとめると、70代で引退してはいけない」ということでしょうか。
意欲を保つこと。それには男性ホルモン、コレステロール、セロトニンがかかわっており、肉を食べること、日光に当たることが大切である。
「変化のある生活」をして前頭葉の老化を防ぐ(p.75)
「インプット」より「アウトプット」を重視して前頭葉の老化を防ぐ(p.79)
日本の死因のトップはがんで、虚血性心疾患はOECD諸国の中でも格段に少ないのに、アメリカの医学常識をそのまま取り入れて国の施策(メタボ、血圧、コレステロール値、血糖値)としている(p.94)
など、もっともなことだと思って読みましたが、同じ内容が何回も繰り返されている感じの部分も少なくなかったように思いました。
その他、印象に残ったところとして、
「在宅介護」はやめた方が良いが、「在宅看取り」はお薦めである。(pp.164-167)
高齢者のうつと認知症はよく似た症状であるが、前者が突然始まり、後者は徐々に進む点で区別できる。(pp.175-176)
周囲を顧みず自分のことだけを考えていた人は、そのときは得をするのかもしれませんが、人望を失ったことにあとあと気づくことになります。(p.186)
などがありました。
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