ちゃこ花房~本日も波瀾万丈~

前向きに生きています。
健康で楽しく生活できたらそれが一番
周りの人たちを、元気にできる自分でいたい。

長男の留学(7)

2023年02月13日 | 留学
1997年の3月末、
小学校を卒業した12歳の長男はシドニーへ留学するため日本を経ちました。
彼のシドニーでの留学期間は、UTS(シドニー工科大学)を卒業するまで11年に及びました。
かれこれ25年前の話です。


親子の絆のe-mail

パソコン教室はとても順調だ。
息子との、インターネットを利用してのコミュニケーションも実現した。
そろそろアドバンスコースも卒業の頃かしら。

そんなある日、地元の小さなミニコミ誌の編集者から、私のところに、原稿の依頼が来た。
海外にいるこどもと、インターネットをやっているらしい、というのを、どこかで聴いたのだろう。
メールにまつわる原稿を、匿名でかまわないから書いてほしいと言う事で、二つ返事OKした。

下記は、新聞に載った、私の原稿である。

インターネット「こぼれ話」

親子の絆のe-mail


シドニーに留学している、13歳の息子の支えになりたいと、パソコンを始めて5ヶ月になります。
私ののとんちんかんの操作に、悩んでいたパソコンも、最近は、調子良く働いてくれるまでに上達しました。

今、私たち家族は彼とのコミュニケーションの手段に電子メールを活用しています。
電子メール:e-mail とは、コンピューターで手紙のやり取りをする郵便のようなものです。

電子メールが郵便と違うのは相手の都合の良いときに読んでもらったり、
相手の郵便受けにメールが着実に届いたかを
自分のパソコンからすぐに確認できることです。

こんな便利なものを利用するまでは、もっぱら電話とファックス。
やり取りしたファックスの枚数は、400枚にのぼり、かさむ電話代に
卒倒そうになっていました。
便利さに加え、一回線10円で送れるこの便利さ!!
パソコンに感謝です。
カメラを使ってお互い顔を見ながら話ができるインターネット通信(net meeting)もできますが、自分の気持ちを、じっくり伝えられるこのメールがお気に入りです。

お蔭様で、遠い国の息子を近くに感じる事ができて離れて暮らす辛さもずっと楽になりました。

パソコンには、ほかにも
いろいろ便利な機能がいっぱいで、利用しない手はないと、失敗しながらもやっています。
みなさんも、ぜひお試しを!!
 C・H

しかし、パソコンをオンにすれば、いつでも会える安心感からか、わたしと息子のメール交換の内容は、簡単なものになっていく。
用件を伝えるだけの、殆ど一行メールに近い
「OOのCDが発売されたので買いに走ってくれ、頼む」 ナガオより

「OOO電気で、OOOメーカーのOOを明日までにGETだぜっ!! 」
「 OO日のO曜日、午後9時からのOOの番組を
録画しておいてほしい 頼む 絶対に忘れたら
あかんで!! by NAGAO」

まるで使用人やん。

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