25年くらい前の感想です。当時書いた感想を読みながら、今でも同じ気持ちだなと思いました。
印象深い映画で今でも色んなシーンが甦る映画でした。
生きてこそ・・・(★★★★★)
1993・米
製作 :ロバート・ワッツ /、キャスリーン・ケネディ
監督 :ランク・マーシャル
脚本 :ピアズ・ポール・リード
撮影 :ピーター・ジェームズ
美術 :ノーマン・レイノルズ
音楽 :ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演 :
イーサン・ホーク
ビンセント・スパーノ
ジョシュ・ハミルトン
ブルース・ラムゼイ
ジョン・ハイムズ・ニュートン
クリスチャン・メオリ
ラグビーチームとその家族等をを乗せた飛行機がアンデス山脈に墜落した。
飛行機が墜落した厳冬の山頂で生き残った数名の運命は?!
「アンデスの奇跡」と言われた
1972年の飛行機事故からの生還を映画化したもの。
生き残った人間たちは生きていくために
犠牲者の人肉を食べて生き延びたという
実話をリアルに描いています
あなただったら、「神からの糧」の前にどうするか?
こういう事故の中で、私のような虚弱体質はまず真っ先に死ぬ!
と思っています。出来れば苦しまずに
寒さの弱い私は眠るようにして死ねたらいいな。
食べ物がない状態で、私が先に死んでしまって
オットもしくは子どもたちが生き残っていたなら
迷わず、「生きるために、わたしの肉を食べよ」と言い残しておきます。
彼らの体の一部になりたいから。
もし、わたしが生き残っていて、家族がそこで死んでいたら
わたしも彼らのもとへ逝きたい。
静かに死ぬのを待ちます。
オット曰く、
「いや、お前はしぶといから、どんなことしてでも生き残るよ」と
わたしはゴキブリか。
原作の小説(確か「生存者」というタイトルでした)を
高校生の時に読みました。
「人肉」という変な先入観を持たずに読むと
「生きる」ということを正面から描いた
素晴らしい作品だということがわかりますね。
応援ぽち
本当にその通りですね。
「生きてこそ」のタイトル通りの映画でした。
今でも色んなシーンを思い出せます。