2008年(米)
SF映画
1951年公開の『地球の静止する日』のリメイク作品
1951年版では冷戦や核戦争といった時代的背景が示されていたが、
本作では自然との対立という視点も加えられている。
監督
スコット・デリクソン
脚本
ライン・ダグラス・ピアソン
デヴィッド・スカルパ
原作
エドムンド・H・ノース『地球の静止する日』
ハリー・ベイツ『主人への告別』
製作
ポール・ハリス・ボードマン
グレゴリー・グッドマン
アーウィン・ストフ
出演者
キアヌ・リーブス
ジェニファー・コネリー
音楽
タイラー・ベイツ
撮影
デヴィッド・タッターサル
編集
ウェイン・ワーマン
【あらすじ】
アメリカの首都ワシントンD.C.に銀色の円盤が着陸し、人間の姿で奇妙な服を着た男が現れた。
任務遂行のために地球へとやってきた、宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーヴス)。
クラトゥの謎を解き明かすべく政府や科学者はやっきになる中、地球の危機に気付いたのはヘレン(ジェニファー・コネリー)だった。
★★★
【感想】
地球を救うべく、宇宙からの使者クラトゥがやってきた。
地球は人類のものではない、地球が滅びそうになっている。
地球を救うには人類を滅亡させるしかない。
壮大なスケールだ。
が、その割にはラストがちょっと肩透かしか
たった1人の女性と子ども1人で、『私たちは変われるから人類を滅亡させないで!』と
使者を説得させるにはいくらなんでも無理だろう。
今確かに、地球温暖化が進み、地球環境はおかしなことになっていることに我々は気づいているはずだ。
自分たちの住むこの地球を守らなければならないのは他ならぬ我々人類であり、
私たちが変わらなければならない。
『地球が静止する日』は、「人類よ、今一度立ち止まって考えよ」という警告だろう。
人類よ、人間同士で戦争してる場合じゃないんだよ‼️
1951年公開の『地球の静止する日』