ラックマークの時事通信

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国家戦略局

2009-09-02 07:57:52 | 日記
民主党政権の目玉は国家戦略局と言う組織だそうです。国家戦略局とは今まであった経済財政諮問会議に替わるものであり、閣僚をトップに据えた、予算の骨格や重要施策を決定する機関。そのトップには菅議員や藤井議員が候補に上がっているようです。

実際どのような機能を果たすのか、疑問ではありますが、官僚ではなく政治家主導で物事を決めるんだと言う意志表示の現れではないかと思います。

では本当に民主党政権になれば官僚ではなく政治家主導で予算や法案を決めていけるのか?

私は今のところの民主党の議員達では難しいのではないかと思います…
なぜなら官僚は賢いと言うか相当ズル賢い百戦錬磨の連中達。それに対して民主党議員はまだまだ甘い議員達ばかりだからです。

民主党は今まで野党でした。官僚からは冷たくあしらわれ、欲しい資料はすぐには出して貰えず、委員会でもまともに答えて貰えない、辛い状況だったと思います。それが今、政権を取ったとたん、官僚が手のひらを返すようにスリよってきて言う事を聞く。資料なんかもすぐに出してくれるでしょう。この官僚の変貌に民主党議員はどう感じているのか?

今までの屈辱から官僚に対して突き放し対応をする、もしくは、官僚の言う事は一切聞かない。普通ならそうすると思います。

でもTVや新聞で民主党議員の発言を聞くと、「官僚を上手く使いこなす」と言った勘違いの発言や、更には「官僚がいっぱい挨拶に来た」などと自慢話をする議員もいます。こんな状況では官僚の思うがまま。始めは議員の言う事聞いて下手にでる。議員を油断させておいて、そのうち官僚に都合の良い法案などを通させる。都合の悪い法案は通させない。そんな単純な官僚の作戦に引っ掛かるのではないかと心配です…

民主党でも賢い人達はそれを危惧して各省庁に多くの議員を送りこむなどの対策を打つらしいですが・・

是非、官僚に騙されず、選挙の時約束した民主党の政策をやり遂げて下さい。その時初めて政治家主導の日本になったと胸を張って言えるでしょう!!