昨日、独立系投資顧問会社「AIJ投資顧問」が行政処分を受けたとの報道がありました!
この会社に企業年金を運用させていた企業は大変な事。。。。。。。
基本的に企業年金とは、企業が自主的に設ける年金制度で、社員から掛け金を集め、保険会社、投資顧問会社に株式や債券などでの運用を委託。将来の年金給付に備え、年金資産として積み立てて支払うもの。
企業側の年金の支払い方としては、あらかじめ給付額が決まっている確定給付型と、加入者がリスクを負って給付額が変わる確定拠出型があるとの事。
あらかじめ給付額が決まっている確定給付型を採用していた企業はもう大変・・・・・・今まで積み上げて来たお金がパーになる訳ですから、その不足分を独自で穴埋めしていかなくてはなりません・・・・・大きな企業であれば何億・何十億のお金が必要になるでしょう。。
老後において企業年金はめちゃくちゃ大切なもの!生命線です。特にサラリーマンにおいては、定年後厚生年金だけではとても生活できないので、この企業年金が頼り。確定拠出型を採用していた企業に勤めていた社員は、企業年金が支払われなくなる訳ですから大ショックです・・・・・・・・・・・・・・
最近こんな信じられないような話が立て続けにあるような気がします。。。今まで信じていたものが簡単に崩れ去る・・いったいどうなっているのでしょうか?
だって原発も年金もまさかって感じですよね。。。安全・安心と言われて信じ切っていました。
そう考えると、日本はここ何十年と、ある意味安定した社会になっておりました。そのせいで皆、疑う事・危機感を完全に失ってたのではないでしょうか?「大丈夫!」「何とかしてくれる!」「絶対安心!」なんて冷静に考えればそんな事ある訳ないですよね~~甘かったのです。
戦後、全てを疑い、危機感を持って生きて来られた日本人の先輩方。その先輩方が頑張って!今の安定した裕福な日本を作り上げてくれました。。。。疑うこと・危機感って本当に大事な事なのだと思います。
今、日本人の危機感のなさから招いた膿が一気に爆発していますが、更にどんどん爆発していくでしょう。。でもそれが転換期。今後、甘さに気づき・反省して、戦後のように危機感を持って皆が生きるようになるでしょう、いやならざるえないでしょう・・・・・・・・・でもそうすれば必ず発展・成長します!だってそれを証明してくれた大諸先輩方がいるのですから。。。。