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日記(3.18)コラム「秋田犬」

2018-03-18 18:02:37 | 日常
3月18日   (日曜日)    晴れ

奇跡の人」、ヘレン・ケラーは秋田犬の愛好家だった。

   ★一匹の秋田犬がはじめて海を渡った昭和12年(1937)4月、
    幼いころの病気が原因で眼と耳を患い、光と音を完全に失いながらも、
    家庭教師アン・サリヴァンによる献身的教育のおかげで奇跡的に障害を克服、
    社会活動に生涯をささげた、三重苦の聖女ヘレン・ケラーが来日、
    6月には秋田市を訪れ県記念館において「沈黙と闇を破りて」と題した
    講演会を開催、会場を埋めた観衆に大きな感動と勇気を与えた
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 忠犬ハチ公の話に感動したためで、1937年の来日時に
「神風(かみかぜ)」という名の犬を連れ帰った。

 その犬が死ぬと、慰めるために兄弟犬が贈られたというのだから、
 よほど気に入ったのだろう。
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 ▲その秋田犬を、平昌冬季五輪フィギュアスケート女子で活躍した
  ロシアのザギトワ選手が、
  金メダルのご褒美として受け取る運びとなった

  実物に先立って秋田県から贈られた犬のぬいぐるみは、
  秋田空港などでまたたくまに完売したという。
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 ▲一躍注目度を増した秋田犬だが、一時は種の保存すら危ぶまれていた。
  「秋田犬保存会」(秋田県大館市)によると、
  1972年に4万頭以上登録されていた頭数は減り続け、
  2011年には2038頭にまで減った。


 ▲住宅事情の悪化で大型犬を飼うのが難しくなったこと、
  室内小型犬への移行、長引く不況などが逆風になったようだ。

 ▲その頭数が最近、やや持ち直している。
  中国など海外で飼う人の増加が原動力で、
  昨年時点の登録数6671頭のうち、
  約4000頭が国外で飼われている。
 
  ハチ公を題材に俳優リチャード・ギアが主演した映画
  「HACHI 約束の犬」が関心を呼んだことなどが影響したとみられる。

 ▲マタギの猟犬を祖とする秋田犬は、時代を超えて人に親しまれてきた。
  海外でファンが増えることは喜ばしい。

  その一方で、「犬小屋のある住まい」というかつての
  平凡な光景が減りつつある国内の事情には、さみしさも感じる。
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