まだまだ引っ張ります。早く書かないと忘れてしまいそうです。昔の事はよく覚えているのですが、2、3日前の事は忘れるのが早いのです。
昼飯にカツカレーを食べて、左手の痺れもかなり回復しました。
さて、午後のカリキュラム一発目は、コーススラロームです。コース内に有る、S字、クランク、鋭角ターン、8の字を繋いでコマネズミの様に走るヤツです。
昼休み中に、指導員の方々が、パイロンを設置して、コース設営と試走をしてくれます。指導員の方々は、細かいセクションをまるで親の敵を追いかけるかの様な勢いで走ってくれます。きっと普段嫌な事や辛い事がいっぱい有るんでしょう。
最初は指導員の先導で完熟走行を行い、昼休みで冷えた体とバイクとタイヤを暖めます。充分温まったところで、受講生が間隔を空けて順にスタートして行きます。
運転免許試験場のコースには、当たり前ですが、車用、二輪用の様々な課題セクションがあります。そこを、技能試験受験では有りえない速度で走るのです。と言っても、ZRXでは発進以外は2速ホールドですが。
一度、指導員の方が私の後ろに付いてチェックしてくれました。「ニーグリップが甘いから、しっかりやって、車体を安定させるように」とありがたいアドバイスを頂きました。
数回コースを走行したところで、受講生全員が集められ、コース走行の基本の説明を受けました。
その1.
加速、減速のメリハリをつける事。スムーズにターンするには、しっかりブレーキを掛けてフロントサスを沈めなければならない。その為にはブレーキ前に充分加速しておかなければならない。
その2.
コースはできるだけ直線的に走行すること。コンパクトにターンし、早くバイクを直立させて目一杯加速する事。
説明の後、デモ走行も見せてもらい、イメージはだいたい分かったのですが、実際に走行してみるとなかなか思い通りに行きません。まあ、一回話し聞いただけで上手になるのなら、何も苦労は有りませんが。
二輪用のクランクを左右と切り返して立ち上がって出口ですぐに右に180°ターンするのに、どうやったら充分な加速区間を確保できるのか、かなり悩みました。
が、ある秘策を一つ思いついたので、試してみる事にしました。
その秘策とは...
次回に続く...かな。
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