信州ツーリング

ここ数年恒例になっている、長野の友人宅に押し掛けるツーリングをやってきました。

９月２７日朝７時、近くのスーパーの駐車場で、忍者乗りと待ち合わせます。

約束の時刻の５分前、ＧＰＺ９００Ｒがやって来ました。

今回は安房峠を超えて、岡谷市を目指す予定になっています。高速区間は彦根ＩＣから飛騨清見ＩＣまでは約１７０ｋｍ有ります。美濃ＩＣで１回高速を降りて、２枚目のＥＴＣカードに差し替えて、また乗り直すと、朝の通勤割引が２回使えます。高速料金が１４００円安くなりました。せこいと言われてもいいんです。昼飯代が浮いたらいいんです。

しかしまあ、東海北陸道の寒い事寒い事。道路脇の温度表示は１０℃です。(>_<)

ひるがの高原ＳＡで、持ってきたトレーナーをジャケットの中に着込んでさらに走り続けます。時刻はまだ８時３０分。これから気温が上がって暖かくなってくるはずです。多分．．．．

飛騨清見ＩＣを出て、Ｒ１５８－Ｒ４１－Ｋ７５－Ｒ４７１と繋ぎ、平湯温泉を目指します。ひとっ風呂浴びてさっぱりする予定です。

途中の道の駅で少し早めの昼飯を食べながら、温泉への入浴は中止になりました。だって、時刻は１１時を過ぎているのに、気温は１０℃しか有りません。温泉に浸かった後にバイクなんかに乗ったら、湯冷めして大変な目に会う事が容易に予想できます。食堂の店員さんに聞いたら、今日は特に寒いそうです。明日はきっと暖かいハズです。明日に期待です。

温泉を断念して、昼食後は安房峠を目指します。私は安房峠を通るのは２回目で６年振りです。６年前は路面がウェットで結構ドキドキしたのを覚えています。でも今回は道はドライで走り易くて助かりました。寒いだけです．．．

峠の頂上にある、峠の茶屋（廃屋）で小休止です。ここって有名なんでしょうか。

安房トンネルが無い頃には、この細い峠道をトラックや観光バスが対面通行していたと言うから驚きです。

この後諏訪湖経由で友人宅に向かい、風呂入って酒飲んで（この辺りからよく覚えてません）布団敷いて寝たらしい．．．

９月２８日、今日は栃木からやって来るライダー（ＺＺＲ１１００乗り）と嬬恋パノラマラインで待ち合わせです。

今日は暖かくなるはずだと信じてビーナスラインを超えて北上していきます。でも、なんかおかしい。昨日にも増して寒いような気が．．．道路脇の温度表示は．．．なんと６℃です。一桁です。９、８、７℃を飛ばしていきなり６℃です。持って来て良かった冬用グラブとネックウォーマー。ジャケットが春秋物な事以外は完璧に真冬の装備です。信州の山をなめたらあきません。

そんなこんなで寒さに震えながら打ち合わせした駐車場で待っていると、ＺＺＲ氏は遅れているらしくなかなか来ません。

ＺＺＲがなかなか来ません．．．って待ってたら驚きの事実が．．．

　

　

　

なんと黄色のど派手なＹＺＦ－Ｒ１　ＵＳインターカラーで登場です。今日の為に１００万円以上掛けてこんなネタ仕込んでくるとは、天晴れです（違う？）。

ここでしばらく談笑していると、やってきた子連れのお母さんに声を掛けられました。「みんなナンバーがバラバラですねぇ」。確かにナンバーを見ると、不思議なツーリンググループです。

でも信州って真ん中辺りで集まり易いんですよね。

メンツが揃ったところで、向かう先は国道２９２号線、草津志賀ルートです（滋賀草津では有りません、念の為）。

国道２９２号の渋峠は国道最高所です。つまり、これからより一層寒いところに向かうわけです。でも、この辺りは私の未体験ゾーンなので、是非とも行かなくてはなりません。

国道２９２号は予想通りすばらしい道でした。よくこんなところに道を作ったものです。

絶景ルートの途中に有る、標高２１６０ｍ、白根山の湯釜を見物しました。ここのレストハウスでは、ストーブを焚いてました。

エメラルドグリーンのきれいな色をしてますが、ｐＨ１の強酸性だそうです。生き物はいないんだろうな。

言うまでもなく、ここはツーリングの人気コースです。バイクウォッチングも楽しめます。

ここからいよいよ国道最高所の渋峠を越えて、サクっと高速で岡谷まで帰ります。が、皆のスピードが半端じゃ有りません。ネイキッドのＺＲＸにぬおわ巡航なんかさせないでくれ～。

高速のサービスエリアでの休憩時、今時のスーパースポーツに跨らせてもらいました。

跨ってみた感想は、当たり前ですが、ハンドルが低くて戦闘的なポジションでした。それから車体がムチャクチャ軽いです。立ちゴケの危険は少ないでしょう（なんのこっちゃ）。

上の写真のライダーは、着膨れしてるし、頭はでかいしイマイチですね。

この後、友人宅まで直行して、風呂入って飯食って酒飲んで．．．その後よく分かりません。

９月２９日、朝目を覚ますと雨の音が聞こえて来ました。

今日はビーナスラインを走っても楽しくなさそうなので、朝飯食ったら高速で家まで直行する事にしました。

雨の中滋賀組２台はおとなしく中央道を南下して行きます。岡谷から自宅までの道のりは約２６０ｋｍ。省燃費走行をしないと、無給油で帰宅できないのです。

予定通り無給油で自宅近くまで走り切ることができました。最寄のＧＳでガソリンを満タンにしてバイクをガレージにしまいました。

走行距離９４０ｋｍ消費ガソリン５１．６Ｌ平均燃費１８．２ｋｍ/Ｌ

　　

    　

休憩中

姥捨ＳＡ

出発です

忍者が来たら出発です。(^_^)

いざ、信州へ

明日から、近年高齢恒例になっている、信州ツーリングに出発します。目的地＆宿は現地に居住する私の友人宅です。

何を隠そう、この友人こそが、私をバイクの道に引きずり込んだ張本人なのです。

今から１６年程前、彼は当時バイクの免許を持っていなかった私をモトクロスコースに連れて行き、ＣＲＭ８０と言う小さなバイクでいきなりそこを走らせたのです。

走り出したのはいいものの、そこは山有り谷有りカーブ有りジャンプ有りの過激なコースでした（当たり前か）。

それでも何とかコースを一周して来た私は彼に、「お前はセンスがいい。免許なんかすぐ取れる」とおだてられ、気が付けばその一年後、見事に限定解除審査まで合格し、いっぱしのナナハンライダーになっていました。免許証の裏に押された「限定解除」のハンコを彼に見せたら「本当に取るとは思わなかった。お前はおだてたら何でもやるんだな」と言われたのを覚えています。

まあ、そのお陰で、転職してしまったその友人と、今でも細々とした付き合いが有りますし、バイクを通じて沢山の面白い人々すばらしい方々と知り合いになる事ができました。

これからも細く長く安全第一でバイクに乗って行こうと思う今日この頃です。

　

　

    　

鬱陶しい電話

休日家に居ると、見知らぬ会社から電話が掛かってくる事がよく有ります。

内容は殆ど、「賃貸マンション」と「節税対策」です。

今日（もう昨日か）もそんな電話が掛かってきました。

普段なら、「いやや、やらん、断る、二度と掛けて来るな」と言って、有無を言わせずガチャンと電話を切ってしまうのですが、先日和尚さん（仮名）から、「好きなだけしゃべらせてあげたら？」とアドバイスをもらったので、今回は趣向を変えて、「好きなだけしゃべっとき」と言って、電話を棚に放置して、思う存分しゃべっていただきました。

その間私はインターネットで遊んでたのですが、１０分後に電話を見に行くと既に切れていました。電話を掛けてきたおっさんは、きっと満足してくれたに違いありません。

いい事をした後は気持ちがいいなあ。