第4回公判傍聴録 その3 - 高知白バイ事故=冤罪事件確定中 から
2009.07.06 Monday
現在、片岡晴彦さんを支援する会は、高知白バイ事件の再審のために署名活動中です。ezaixは、十万人(以上)の署名が必要と思っています。
皆さん、時速10キロメートルで1メートルのブレーキ痕がおかしいと思ったらぜひ、署名をお願いします
署名はこちらから↓
「片岡さんを支援する会 再審請求への署名のページ
高知白バイ事故=冤罪事件確定中
第4回公判傍聴録 その3 傑作(0)
2007/4/3(火) 午後 10:41第4回公判傍聴録事件 Yahoo!ブックマークに登録
(このブログは去年3月に高知で起きた白バイとスクールバスの事故に関して書いてます。)
問題の写真の登場です。
この写真に写っている捏造ブレーキ痕こそが、検察が事故当時スクールバスが動いていたことを証明する物的証拠です。
検察官 「それでは、これをご覧ください。」と写真を指し示す。
「これは、あなたが見ていたバスですね?」
証人C 「そうです。」
検察官 「これは。そのバスのタイヤですね」
証人C 「はい」
検察官 「タイヤの後ろに線がありますね。それは何ですか?」
証人Cは暫く沈黙・・・
証人C 「・・・・・ぶれーきこんですかぁ?・・・これを見る限りブレーキ痕ですね」
検察官 「スリップ痕ともいいますが、なぜスリップ痕が付いているんですか?」
証人C 「常識的に見て、スリップ痕が付く状態ではない」
検察官 「常識的に見てスリップ痕ですよね」
証人C 「それはわかりますが、仮にバスが動いたとしてもスリップ痕が付くわけがない。」
検察官 「どういうときにスリップ痕は付きますか?」
証人C 「急ブレーキを踏んだときです」
検察官 「写真では、こうなっているのです。」
私がが証人だったら「この写真は本物ですか?」くらい言うかもしれない
次に白バイのさっか痕の写真、検察は(バスが3mほど白バイを引きずった後に中央分離帯まえで停止した)と主張している。そのときにできたとされる路面の傷が写っている写真を見せた。
すみません メモが追いついていないので この後の尋問は略します。
検察官 「この道路での優先権は白バイとバスののどちらにありますか?」
証人C 「白バイです」
検察官 「バスは3車線をふさいでいるがよろしいですか?」
証人C 「対向車線に出て右折をする以上はやむを得ません。」
弁護士再質問
弁護士 「バスの後ろを車が通ったのは、バスが停止してからですね。ということは多少の時間は停止していたのですね。」
証人C 「そうです」
弁護士 「歩道に乗り上げて通過した車はありましたか?」
証人C 「私はそう思いません」
弁護士 「バスは斜めになって停止していたのですね。」
証人C 「そうです。そうです。ですから衝突の瞬間が良く見えました。」
弁護士 「高知方面から来た白バイは何台ですか?」
証人C 「私が現場へ付くとすぐに、高知方面から直行してきました。」
裁判官 「現場というのは?」
証人C 「白バイが倒れている地点です」
弁護士 「白バイを何台見ましたか?」
証人C 「一台です」
ここが、予想外。運転手、証人Bとも事故後駆けつけた白バイ隊員は道路の向こう側に白バイを止め走ってきていたと証言しているが・・・
弁護士の再質問が終わると、証人は手を上げ発言の許可を求めた。
証人C 「最後にひとつだけよろしいですか?」
(弁護士と裁判官うなずく)
証人C 「事故後、3月4日と亡くなられた隊員の葬儀の後の2回、現場を通りました。2回とも白バイと同じ方向を走ったのですが、現場付近は意外とカーブがきつく、見通が悪かったと思います。また、レストラン前に車を止めて、現場を見たときブレーキ痕はありませんでした。」
検察再尋問
検察官 「先ほど事故後に現場を見たと言いましたが?」
証人C 「現場を注視しました。」
検察官 「スリップ痕を探したのではありませんね?」
証人C 「はい ここで事故が起きたのだなと現場を注視しました。」
裁判官の尋問
裁判官 「あなた以外に教員は何人いましたか?」
証人C 「3人です。全員バスに乗っていました。」
裁判官 「あなたが気がついた白バイは何台ですか?」
証人C 「高知方面から来た白バイ1台です。」
裁判官 「高知方面から来た白バイは、どういう状態でしたか。」
証人C 「直行してきました。急にきたので驚いたのを覚えています。」
裁判官 「バイクにまたがった状態で、すぐそばまできたと?}
証人C 「そうです。それから無線で本部と連絡していました。(反応がありません)といっていたようです。」
裁判官 「その警官が連絡に使ったマイクは、よく警官が肩に付けているようなマイクでしたか?」
証人C 「無線のマイクは・・こういうのがありますよね」
証人は手振りでマイクの形を裁判官に伝えた。恐らくヘッドセットのマイクことを言っている感じだった。
裁判官 「わかりました。」
思い違いにしてはリアルです。
実は生徒たちもすぐ側まで来た白バイがいたと言っている。
裁判官 「バスは斜めに停止していたとのことですが、その停止角度は説明しづらいですか」
証人C 「・・・・・難しいですね。」
(すこし 間が空く)
裁判官 「たとえば 時計の盤面の「6」位置をバスの最後尾とすると、バスの先頭は何時の位置になりますか?」
証人C 「う~~ん ちょっとわかりません」
裁判官 「あなたがみた大型トラックは、いついなくなりましたか?」
証人C 「わかりません。ただ その運転手らしき人が車を降りて何かしていたようです。」
検察官再々尋問
検察官 「白バイが直行してきたときに、ほかに白バイはいなかったか?」
証人C 「いませんでした。」
以上で証人Cの証人喚問は終了。
白バイの台数に弁護士、検察官。裁判官ともに関心を示しました。その理由は想定外な答えが返ってきたからに違いない。
次回は 証人Dさんです。バスに同乗していた教員。座席位置は左前から2番目のシートの窓側です