こんにちは。九州支社7年目の山下です。
皆さん、お酒は好きでしょうか?
飲み会が好き!という方や一人でいろいろ飲んだりするのが好き、飲めないけど飲み会の雰囲気は好き。
はたまた大嫌いという方もいるかもしれません。
私は飲み会も好きですが、家でいろいろ試してみるのも好きです。
と言う訳で、今回はビールについて書きたいと思います。
ビールというとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。
苦い、飲み会で最初に頼むもの、アサヒのスーパードライやキリンのクラシックラガー等の銘柄
いろいろなイメージがあると思いますが、醸造方法や原材料によって100種類以上のスタイルがあるのをご存じでしょうか。
最近はクラフトビールと言って、大手醸造メーカー以外が作ってる色々な種類のビールがありご存じの方もいるかもしれませんね。
先ず大きな分類として醸造方法で大きく2種類に分かれます。
(この2種に分類されないモノもあるそうです。)
・常温短時間で発酵させ、発酵が進むにつれ酵母が浮上し層を作る(上面発酵):エールビール
・低温長時間で発酵させ、発酵が進むにつれ酵母が沈殿する(下面発酵) :ラガービール
そして、エールとラガーそれぞれの中で、原材料、色合い、苦味度合、度数等で様々なスタイルに分類されます。
ちなみに、日本で販売されている良く聞く銘柄
「アサヒスーパードライ」「キリン一番搾り」「ザ・プレミアム・モルツ」「サッポロ黒ラベル」等は、
ラガービールのピルスナーというスタイルに分類されます。
私も多くの銘柄を試したことがあるわけではないですが、スーパー等でも買えるピルスナー以外の種類のビールを3種紹介したいと思います。
3種ともエールビールに属しています。
〇ヒューガルデン・ホワイト
ベルギー産の白ビールで「ベルジャンホワイト」というスタイルに分類されるそうです。
この種類のビールの特徴は、ビールの苦いイメージを覆すフルーティーな風味です。
原材料のメインが小麦を使用していて、さらにコリアンダーやオレンジピールが材料として含まれているそうです。
ホップ(ビールの苦みを出している原料です。)の苦みはほとんどなく、バナナのようなフルーティーな香りと甘みがあり、
普段ビールが苦くて飲めないという方にも、1度挑戦して頂きたいビールです。
同じスタイルとしてよくスーパーで見るのは「水曜日のネコ」等があります。
〇パンクIPA
IPAというのは「インディアペールエール」というビールのスタイルを指す単語の略で、ホップを特に多く使って作るビールです。
昔、イギリスからインドにビールを輸送するときに腐敗を防ぐために大量にホップを入れたのが始まりという説があるそうです。
ホップを大量に使用しているということで苦いです。
よくグレープフルーツとか柑橘系の苦みと言われており、香りも普段飲んでいるピルスナースタイルのビールと比べるととてもフルーティーな香りがします。
苦みが特徴ということで、ビールが苦くて飲めないという方にはちょっと辛いかもしれませんが、
身近にあるビールと風味が全然違うので1度チャレンジしてみるのもありかもしれません。
同じスタイルでスーパーでよく見るのは「グランドキリン IPA」等があります。
〇ギネス
最後はギネスです。
これは有名なので知ってる方も多いかもしれません。
「スタウト」と呼ばれるスタイルで、焙煎した大麦が原料に含まれる黒ビールです。
こちらもいわゆる苦いと呼ばれる部類に入ると思うのですが、それよりも特徴的なのがロースト大麦を原料にしているからか
ビターなチョコレートや濃いめのコーヒーのような風味がします。
あまり冷やしすぎず、常温に近い温度でゆっくり飲みたい味ですね。
ちなみに、市販されている瓶と缶では中身が分けられているそうです。(違う気がするとかではなくて、度数とかも微妙に違う別物です。)
私は缶の方しか試したことが無いですが、瓶の方はよりビターな風味がするそうです。
このギネス。とにかく泡が大事なので絶対にグラスで飲むことをお勧めします。
ギネスに限らず、上記2種や他の風味を楽しむようなビールも同じくなのですが、ギネスは泡に拘っていて注ぎ方も調べるとちゃんと出てきます。
長くなるのでここでは書きませんが。。。
個人的には、ギネスを提供しているお店で慣れた人にサーバーから注いでもらうのが一番おいしいと思います。
余談ですが、「キングスマン」という映画でコリン・ファース演じるハリーが、序盤のパブで大暴れするシーンで飲んでいるのもギネスです。
(ビールじゃないですがこの映画、かなり面白いので観たことない方は是非。)
以上、3選でした。
ビールは多くのスタイルがあって、またそれぞれにあったグラスというのもあるそうです。
原料や手間や流通量の問題で、やはり少々お高めですがせっかくの少しいいビールなので、それぞれに合ったグラスで飲みたいですね。
さて、長くなりましたのでこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。