ちゃりんこ役場

平坦系サイクリスト。埼玉県草加市から江戸川CRを目指します。Since2011,Aug

2018 JCRC第4戦 Cクラス 9位

2018年09月02日 | レース
アップダウンが厳しいコースと聞いていたので、これまで敬遠してきた通称「修善寺」のコース。
一度は走ってみたいと以前から思っていました。

弱虫ペダルの4日間1000Km合宿の舞台であり、
ツアーオブジャパンの伊豆ステージの会場でもある
伊豆のサイクルスポーツセンター。

4日間でこのコースを1000Kmって、どれほどキツイことなんだろう?
ツアーオブジャパンの伊豆ステージのコースは、どんなに厳しいんだろう?
いつかは走ってみようと考えていて、
今回それを実現させました。

JCRC第4戦Cクラス。
結果は題名にもあるとおり、何とも情けない順位になってしまいました。
そんな9月2日を振り返っていこうと思います。



前々日の金曜日の就寝前の計量では

まあ、それなりの数字に落とせたと思います。
今回は6周回(30Km)を走るので、土曜も食べる必要はなかったのですが
予定よりもしっかりと食べてしまいました。
いつものように前日と当日の計量は、私の精神衛生上よくないのでしていませんが、
多分500g増くらいで済んでいるのではないかと思っています。
いつもよりも緩い調整でしたけど、決して走れない調整ではなかったと思っています。

ただ前日からいろいろとツキがありません。
仕事上のことは差し控えますが、ちょっとしたことで不運というかツイてないというか・・・
昼休みに「今日は気持ちを張っていないと、大きな事故を起こし兼ねないぞ」と思っていました。
それでもいつもなら起こり得ない不運に襲われて・・・
ちょっと不貞腐れながらも、明日の準備だけはしっかりと行い、21時には就寝。
早く9月1日が終われ!という気持ちで床につきました。

で、当日。
朝3時15分に元気よく起床。
パンとコーヒーを流し込み、4時には修善寺のサイクルスポーツセンター目指して移動を開始しました。

軽く雨は降っていましたが、昨日のように「降る降るサギ」であって欲しいと願いながら
首都高速に乗り順調に走っていました。

が、途中で
「あああああ!!!ジャージ忘れたぁぁぁぁぁ!!!!!!」
箱崎ジャンクション手前で気が付きました。

これがないと走れません。
途中で気が付いてよかったと思うようにして、一度自宅に戻りました。

そして仕切り直し。
4時50分、再度修善寺のサイクルスポーツセンターを目指して移動を開始しました。

ただ予定どおり開場する6時30分に到着したとしても、アップの時間はあまり取れないと考えていたので
この忘れ物をしたことで、もうアップはできないと思いました。
(この時点で予想到着時刻が7時)

途中雨は降ったり止んだり。
止んでくれないとブレーキが効かないのでDNSになってしまうかなぁ。と考えながら
それでも昨日あれほど不運だったので、今日は少しくらい運は回ってくるだろう思うようにして走り続けました。

で、ほぼ予想通り7時には到着。
会場は残念ながら雨。しかも雷雨。
ジャージに着替えて、自転車の準備をして受付けに行くと
「雨は構わないけど、雷が鳴ってる間はスタートできない」とのこと。
受付けをした時点で7時47分スタートが、8時17分スタートに延期されていました。

あまりの寒さに一度車に戻り時間を潰します。
今にして思えば、この時点でローラーでも回しておけばよかったのですが
ローラーの準備と片付けを考えると10分も回せないので、止めてしまいました。

8時になったところで会場に向かうと、まだ雷が鳴っているとのことで8時47分に再度延期。
結局再々々延期の9時2分スタートとなり、これ以上の延期の場合は、レースを中止するということになりました。
その間、ずっとスマホの天気予報で雲の流れを眺めていて
「走りたいな。でも雨だとブレーキが効かないからなぁ・・・」と
なかなかDNSの決断ができずにいました。

ただ8時45分を過ぎた辺りで、雨がほぼ止んでくれました。
雷も鳴らなくなったことで、大会スタッフの皆さんも慌ただしく動き始めます。

ここで走ることを決意。
コース脇のスペースを使ってアップを始めました。

でも走れたのはものの5分程度。
走り始めてすぐにスタッフの方から集合を告げられて、整列を開始。
筋肉を温めることも、心拍数を上げることもできませんでした。

この日の気温は、この夏一番の冷え込み。
整列してからも足の震えが止まりません。
膝がガクガク震えながらスタートの時間を待ちました。

そして定刻の9時2分、号砲とともにスタートとなりました。

スタートが1時間15分遅れたことで、前回と同様、
様々なクラスが一斉スタート(Dクラス、Eクラスの3クラス同時かな?)ということになり、序盤からかなりカオスな状態。
最初の下り区間は何とか集団に収まっていられましたが、最初の登りですでに遅れ気味。
いや、この時点でレースはまだ始まっていません。
バイクが先導する区間ですでについて行けませんでした。

隣の人が軽々ペダルを回す横で、必死に踏み込むのですがパワーが出てくれません。
そのうち集団からどんどん遅れてしまい、
同時スタートしたDクラス、Eクラス含めて最後尾まで落ち
そしてほどなく千切れました・・・

更に私はこのコースを走るのは初めてです。
路面ウエットのコーナーが怖くて仕方ありません。
下り区間では、前後のブレーキを目いっぱい握りしめながら走りました。
当然集団はどんどん遠くなってしまい、私の視界から消えるのに時間はそれほどかかりませんでした。

登りでは足が回らず、下りでは速度が出せない。
そんな状態のまま、単独で2周回。
懸念していた雨はスタート直前から降っていませんし、主催者が神経を尖らせていた雷もなっていません。
ただ路面がウエットで、どうもブレーキの効きがよくありませんが、単独なので全く問題なしw
もう集団に追い付くことはないことは理解していましたけれど
せっかくなのでこの状態で走り続けることを決意。
1~2周回は、アップのつもりでマイペースで走りました。

3周回目に入ると、徐々に足が回るようになってきました。
この頃から2分前にスタートしたエンデューロクラスやEクラス、Dクラスの選手をパスするようになってきました。
あれだけ怖かった下りも、Rを覚えてきて、徐々にスピードを出して曲がれるようになってきました。
そして4周回目。
「このコース、ブレーキはほぼいらないじゃんw」ということに気付きましたw
(周囲に誰もいなくて、1人であの広いコースを自由に使えたからでしょうが)
まあ、この頃になると路面もドライの箇所が増えてきて
グリップに不安が少なくなってきたこともあります。
それでも登りで捕らえても、下りで抜かれる選手もいて
まだまだ下りコーナーは攻められる余地は大きいと思っていました。

そんなこんなで最終周回の6週目。
コースの中盤でエンデューロクラスの先頭2名に追い抜かれました。
自分はもう順位は関係ないのでかまわないだろう・・・ということで
その後輪に付いて走りました。

やっぱり下り区間では遅れてしまうけど、何とか食らいつくことが出来
最後はちょっとだけスプリントをさせてもらってゴール。
最下位ゴールでしたけど、完走だけは果たすことができました。
(後にこのスプリントでCクラスの方を1名抜いていた事実に気付きます)

ゴールの後、ちょっとだけCクラスの方々とお話しをした後、撤収。
無事にゴールできた安堵感など全くなし。
この結果に対する情けない気持ち以外の感情はありませんでした。

車に戻ると、以前の反省から休むことなく片付けを開始。
泥だらけになったフレームやホイールを洗いながら車に詰め込み
着替えを済ませると、今日のもう一つの目的であるベロドロームの見学に向かいました。


ここでプログラムを見ながら、一日トラックレースを見るのも悪くないなぁ
と思いながら会場を眺めていました。
もちろんオリンピックを見れるなら、それが一番だけど
会場の観客席数を考えると、ちょっと入れそうにない。
でもこの近距離で、選手が走るのを見れると思うと、
いつかは観戦してみたいと思いました。
いつになることやら・・・

そして帰路につきました。


【反省点】
1.アップ不足
今回の最大の反省点は、雨が降っていたことを理由にアップをやらなかったことに尽きると思います。
アップをしていない自分が走れないことは、以前から十二分にわかっていたこと。
それをしなかったのだから、序盤の登りで遅れても何の不思議もありません。

2.力不足
アップ不足以上に感じたことが、自分の力不足でした。
集団に追い付けるとは思いませんが、
それでももう少し登りを力強く登れるようにならないとお話しになりません。
今秋の残り2レースに向けて、もっとパワーアップしていきたいと思います。

3.アルミリムのホイールを持ってこなかったこと。
昨年10月のJCRCのレースで、路面ウエットな状態では、
私のカーボンリムのホイールでは、制動に限界があることはわかっていました。
その時の反省として「雨が考えられるならアルミリムのホイールを持ってこよう」と思っていました。
今回、アルミリムのホイールを持って行くことも頭にありました。
しかし前日の雨予報が一転、ほぼ降られなかった状況を見てしまったことで
「今日も降らない。降って欲しくない」と考えしまったことが間違いでした。
まあ、アルミホイールでブレーキが効くかどうかはまだ試していませんけど・・・

4.下り
今日仮に「ド晴天」「路面は完全ドライ」であったとしても、集団で走れたかどうかは疑問です。
単独で走っても、最大64Km/hも出る下りを集団で走れる自信はありません。
無理して走って、周りに迷惑をかけてもいけませんし
下りに才能がない自分にとって、初見のコースは厳しいことがよくわかりました。

【サイクルスポーツセンター】
ここを走れたことは本当にいい経験でした。
これからここでのレースを見る時、きっとここの苦しさを思い出すことでしょう。
ただ、今日走ったのは通常の逆走だったのかな?
確か新城選手が勝利した2017年は、登りゴールだったはず。
なら今日の逆を走る機会があるなら、もう一度参加する必要があるのでは?
いや、もう十分ですw

そして弱虫ペダルのような4日間で1000Kmの合宿。
高校生には不可能だと思いました。
それだけすごい脚力を持った総北高校ということなのでしょうw
以前から、そのような企画が立ち上がるのではないか?と思っていますが
なかなかありませんね。
もしあったら参加したいな。というのが昨日までの私でした。
今日からの私は・・・・言わずもがなですw








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6 コメント

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Unknown (ぽじ)
2018-09-02 22:50:16
平均気温が16.5℃って・・・
この時期のその気温って寒いなんてもんじゃないですよね

平均速度も27.6km/hですか・・・
それでいて平均パワーが211Wなのは
アップダウンの過酷さが伺い知れますが・・・

でもまぁよくDNSしないでレースしましたよ
それだけでも凄いと思いますけどね

take-iさんの実力はこんなもんじゃないでしょ
絶対に修善寺リベンジの気持ちが沸々と湧いてるはず・・・
さらなる飛躍を期待してますよ!
返信する
登り下りで並走していたものです (みよし)
2018-09-02 23:29:13
初めまして。JCRCで検索していたら、たまたまたどりつきました。
本文中の、下りで抜いて、登りで抜かれて、レース中声をかけていただいた者(水色と白のジャージ)です。
登りが速くてついていくのが大変でした。
今日のレース怖かったですね。落車もなく無事に完走出来て本当によかったです。
次回以降も、会場あるいはコース上で御一緒する機会ありましたら、よろしくお願いします。
今日はお疲れさまでした。
返信する
Unknown (ぽっぽ)
2018-09-03 03:19:59
今日は遅くまで寝てて、「こりゃいかん!」とローラーやって買い物やらなんやらでツイッターも見ずに過ごしました(^_^;)
まさか雨の中レースしてる方がいたとは(゚∀゚*) しかも修善寺で…
戦績はともかく、やはりかなりタフなコースレイアウトのようですね!
私も一度は走ってみたいものです。
いつか人数集めて合宿しましょう🎵✨
返信する
Re:ぽじ様 (take-i)
2018-09-03 07:34:35
先日の手賀沼でのぽじさんに続こうと思っていましたが、残念な結果になってしまいました。
到着してすぐ「これはダメだ・・・」と思い、DNSすることを何人かの方にお話ししたのですが
結局走ってしまいましたw
伊豆のサイクルスポーツセンターは、道幅が広く
アップダウンを除けば、群馬CSCよりも走りやすいと思います。
ただそのアップダウンが・・・w

現時点でもう一度走りたい気持ちはありませんw
やっぱりレースをひとりで走るのは、精神的に厳しかったですねぇ・・・

来月の群馬CSCはこんなことにはならないように、またがんばっていこうと思います。
返信する
Re:みよし様 (take-i)
2018-09-03 07:35:13
コメントありがとうございます。
あの時はお声をかけさせていただき、失礼いたしました。

本文でも書いたとおり、追い越されたことで
「あ、この下りはまだ攻められるんだ・・・」という事実を走りながら知ることができました。
そしてあれだけ下りを攻められていたみよしさんでも怖かったんですね・・・
なら自分がビビりながら下るのも当然ですw

「キツイ」「ツライ」など、いろいろ書いておりますが、レースはとても楽しいです。
レース前のトレーニングも含めて、楽しんでいると思っています。
今後も可能な限り走り続けていくつもりですので、また会場でお会いできると思います。
このブログやツイッターも含めて、交流ができていけるとうれしいです。
返信する
Re:ぽっぽ様 (take-i)
2018-09-03 07:36:40
合宿は可能みたいですw
ただ弱虫ペダルのように夜までは走れないと思いますが・・・
ホームページを見ると、意外と低料金でコースを走れるみたいです。
ただ何かのモチベーションがないと、間違いなく数周回で
「もういいや」
と自転車を降りてしまうことは間違いありませんw
でもそんなことができたら、きっと楽しいでしょうねぇ~(その前後の過程がw)
将来の夢として、温めていきたいと思います。
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