令和2年8月13日 第3回筑波山詣で

やっと夏休みになってくれました。
そして残念ながら今年は実家へ帰省することができません。
コロナの野郎・・・

いや、実家は「帰ってこい」と言ってくれたのですが、
実家周囲のご近所の皆さんが、
感染拡大地域の埼玉県から私が帰ることをどう思うのか・・・
そう考えると、自分の都合だけで帰省することはできませんでした。

考えてみれば、母の顔を肉眼でもう半年見ていません。
スマホの画面の中では頻繁に見ているんですけどね。

そんなわけで、夏休みの初日は筑波山詣でです。
今日も暑くなるとの予報があるので、できるだけ朝早く出発して
暑さが厳しくなるまでに帰ってくる算段です。

朝の4時45分に出発。
昨日の雷雨の影響が大きく、路面がところどころウエットです。
そして更に空気がどんよりしていて、肌に絡みつくような感じ。
気温、湿度ともに高い嫌な空気の中走り始めました。

ルートはいつものとおりです。
江戸川から、朝ランのルートをなぞる感じで、筑波山を目指しました。

こんな早朝にスタートしたのは、暑さ対策のためでした。
なのにこの異常な湿度が、体の熱を奪ってくれません。

汗は大量にかいているのですが、蒸発してくれないので
気化熱として、体から熱を奪ってくれないのです・・・

結果、汗をかいてもかいても体に熱がこもる感じです。
本当はもう少しスピードを上げて筑波山に向かいたいのですが
こんな早朝にも関わらず、暑くて体が思うように動いてくれない状況のまま進みました。

やっと筑波山が近くになってきました。
とりあえず田中のセブンで簡単な補給をして
いつものカエル様に、道中の安全と無事の帰宅を祈願しようとしたら・・・

大里ブロック工業様の従業員（経営者？）の方とお話しする機会に恵まれました。

いろいろとお話しさせていただいたのですが、私が聞きたいことはただひとつ！
それはこの青と黄色のブロックは、いったい何？？ということｗ

理由としては、
１．コンクリートをいろいろと加工すると、その破片が出てしまう。
２．その破片は廃棄するか、他の何かに再利用しなければならない。
３．再利用の一つの提案として、このブロックをディスプレイしている。
そうです。
（本当はもっと具体的に話してくれたけど、専門的過ぎて・・・）
上記で間違えてはいないと思うけど、正しく書いているとも思えない。
きちんと説明していただいたのに、申し訳ない限りです。ごめんなさい。

この1か月くらいの疑問が解けて、すっきりした状態で
大池公園を目指して移動を再開しました。

いつものように大池公園で、カラになったボトル2本を満水にして
いざ、不動峠TTへ。

今日はこの湿度の高い空気のため、いい数字が出ることは期待できません。
でもここまで来たからには、全力で登ろう。
そう思いながらスタート。

登り始めたら、あら意外。
パワーの数字が予想以上に出ていました。
この数字なら、久しぶりに13分台が狙えるかもしれない。
そう思って、更に必死になってペダルを回しました。

でも、やっぱり後半失速・・・
それでも諦めきれず、再度踏み直して登坂し続けたのですが
最後の斜度10%の看板が見えたところで、立ちごけ寸前の大失速・・・
結果は14分25秒でした。

思い出してみれば、道中心拍数が170前後で推移していたので
自分としては、かなりのオーバーペースで踏み続けていたことは間違いありません。
これだけ無理しても13分台で登れないのだから、今後も無理だろうなぁ・・・

本来ならこのまま裏不動を降りて、ゆりの郷方面から登り返すのですが
今日はここで体力ほぼ全てを使い切った感があったので、
表スカイラインからつつじが丘を目指しました。

でも不動峠TTのダメージが大きすぎて、びっくりするくらいゆっくりと進みました。

で、目的地のつつじが丘に到着したのですが
朝早過ぎたようで、まだロープウェイ乗り場が開店していませんでした。
残念ながら、今日はソフトクリームをたべることができませんでした・・・無念。

ソフトクリームが食べられないのであれば、ここに長居は無用です。
早々に帰路につきました。
8時40分。

今日のダウンヒルは格別でした。
ここまで体にこもっていた熱を奪い去るには十分の風量を感じながらのダウンヒル。
ここでやっと生き返ったような感じになりました。

下界に降りてみると、予想通りの灼熱地獄。
でも朝よりも湿度が下がっているので、汗の気化熱で熱を奪ってくれます。
確かに暑いけど、朝よりも体の熱は奪ってくれるので
逆に暑くない。
大人はとても複雑ですｗ

往路があれば復路もある。
来た道をまた戻る作業が開始されました。

朝よりも体はよく動くけど、この暑さですから
ボトルの水はどんどん減っていきます。

途中でコンビニ休憩を入れたのですが
今年も2リットルの水では足りない現象が起きてしまいました・・・

今日は途中の利根川を渡るまでは快調でした。
でも利根川を越えた辺りで、足が動かなくなるのを感じました。
「多分不動峠TTで無理したからだ・・・」
そう結論付けたものの、ペダルを回さないと家に帰れません。
疲れた足を騙し騙し、少しずつ家までの距離を詰めていきました。

江戸川CRに戻ってくると、気温はさらに上昇。
走っていて「危険な暑さ」であることは十分にわかりました。
やっぱり朝早く出てきたことは正解だった・・・
そう思いながら、家までの道を急ぎました。

それにしても、この暑さの中、
すれ違うローディーの数の多いことｗ
何かのニュースで、今年は8割の人が帰省をキャンセルしたそうです。
帰省できなかった自分のような人たちが、自転車を楽しんでいるんだな。
そう思いながら家までの道を急ぎました。







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