酷暑、朝ラン150Kmコース

毎年定期的に企画されているけれど
なかなか天候に恵まれない印象のある
朝ラン150Kmコース。
今年も少し前に悪天候で取りやめになっていました。

多分今回も「悪天候」の部類に入ると思うけど
しっかりと参加して、ちょっとした地獄（天国？ｗ）を見てきました。


2日前に驚愕の天気予報が出ていました。
最高気温39℃・・・
参加することを一瞬躊躇したたけど、
これに参加しないと、多分後悔すると思い
上の画像は見なかったことにして、準備をしました。

当日は当然晴れ。
集合場所には10名ものチーム員が集まっていました。

これから暑くなるぞ～という思いと
普段と違うコースをみんなで走れる楽しみと
ふたつの思いが入り混じりながら、それでも楽しみの方が強くなっていました。

スタート直後からしばらくの間は、曇りがちの天気でした。
気温はかなり高めですが、日光が当たらない分、体感温度は低め。
それでも全身から汗が噴き出してきて、
ボトルの水がどんどん消費されていきました。

今日は筑波山までの道のりは、ひとつの集団で行く必要があります。
可能な限り無駄な体力の消費は抑えたいので
足がある人はけん引役になり、
チーム全体で、全行程を早く走り切りたいという考えがありました。
でも途中でアタックがかかって、自分もそれに乗ってしまいました・・・
ごめんなさい。

最初の休憩地点で、すでに私のボトルの水は2本ともなくなっていました・・・
ここで両方のボトルに水と氷を入れて、かつ半分ほど飲み干します。
今日はのどが渇く前に、水を飲んでおかないと
確実に熱中症になる暑さです。
おなかがたっぽんたっぽんしていますが、気にしない方向で飲み続けました。

自分にとっては２日ぶりのいつものコースです。
でも一昨日よりも楽に筑波山に向かえます。
列車の恩恵を実感しながら、進みました。

雄大な筑波山も、今日は雲で隠れがち。
太陽も隠れてくれるので、この辺りまでは狂暴な直射日光はあまり受けずにやってこれました。

そして登坂前にもう一度休憩を入れました。
ここでもボトルを満水にして、カロリーを補給します。
サポートカーを出してくれている有難さを実感できる瞬間でした。

自分は休憩時間を少しばかり繰り上げて、いつものカエル様で道中の安全を祈願します。
本日はチーム員全員が無事に帰れますように。

そして北条地区から不動峠へアプローチ。
年に何回もない、チームミラノでのヒルクライムが始まりました。

登りが始まると、身長と体重がフルームと同じでおなじみの
フルーミーが一気に加速して、あっという間に視界から消えてなくなりました。

今年から他チームですが実業団にも参加しているフルーミー。
昨年以上に登坂力は上がっています。

私も不動峠はTTをしなければいけない区間。
パワーメーターの数字を見ながら、登坂を開始しました。

私と一緒にMT氏も登っていました。
自分としては一昨日同様、280wをターゲットにペダルを踏み続けるだけなのですが
列車の中で力を使わずにここまで来た分、
前回よりも余裕がある感じでした。

でもツライことには変わりなく、
一昨日同様、後半で見事に失速。
14分27秒で、前回よりも2秒遅れでフィニッシュすることになります。

フルーミーから遅れること2分以上。
平地も山でも、もはや敵いません・・・

ここでしばらくみんなが登り終えるのを待ってから
風返し峠まで表スカイラインで移動を再開。

ただ表スカイラインはゆっくりゆっくりと走ることが精一杯の状態でした。

その後、つつじヶ丘まで移動して

世界一美味いソフトクリームを堪能しましたw
この暑さでのソフトクリームは美味すぎる！
これを食べるだけでも、今日走った価値があるように思えました。

ここまでの体に溜まった熱を発散するかのようなダウンヒルを終えると
下界は灼熱の地獄でした・・・

後は帰るだけのはずですが
ここまでの疲労と、11時を過ぎてぐんぐんと上昇する気温が
どんどん体力を奪っていきました。

途中の木陰で休憩を入れますが
大量の氷と水を用意してくれたのが、本当に助かります。

この暑さの中、氷の入った冷たい水が当たり前のように飲めるなんて
ひとりで走っていたらあり得ません。
とにかく熱中症にならないように、
サポートカーに回収されないように気を付けながら走りました。

この辺りからTM氏がほぼ全行程を引き続けてくれました。
向かい風の中、ペースを落とさず走ってくれるので
いつもなら絶対にバテるところでも、普通に走り続けることができました。

12時を過ぎてくると、直射日光が狂暴な熱光線になっていました。
わずかな信号待ちでも、日影に入るようにして体力を温存を図りました。

今回の帰路はいつもよりも長く感じました。
みんな暑さにかなりまいっている様子でした。
やっぱりスタート時間をもう1時間早くした方がよかった。
そんなことを考えていましたが
冷静になった今思うのは、この日に筑波山に行くことが
かなりチャレンジなことだと思いますw

そしてやっと江戸川CRまで戻ってきました。

直前で流れ解散になっていたので
だんだんと人を減らしながら、草加市を目指しました。

最後はTM氏とTG氏と私の3名に。
3人とも暑さでほとんどペダルを踏めない状態になっていました。
でも自転車では、ペダルを踏まないと帰れません。
最後の力を振り絞って、綾瀬川まで。
ここで私が家に向かう道を走り始めて、今回の150Kmコースのチャレンジが終了しました。




今日で楽しみにしていた夏休みが終わりました。
明日から通常の日々がまた戻ってきます。

考えてみれば今年の夏休みは、実家に帰省できなかったことで
自転車漬けのような夏休みになりました。
健康で自転車に乗れる日々がどれだけ幸せなことなのか
いずれ実感できる日が来ると思いますが
そのような日は、出来るだけ遠い未来にしたいと思っております。


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