録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

RD-X8+スカパー!HDでネットdeレック録画実現

2009-08-18 23:16:18 | スカパー!HD
ようやく今日の仕事も全部終わり、ゆっくりと自分の時間がすごせる時がやってまいりました。今日、2009年8月18日は、ついに待望のスカパー!HDがLAN経由で無劣化録画が行えるようになった記念すべき日です。この日をまさに一日千秋の思いで待っておりました。もちろん、現在無事録画されたスカパー!HDの番組を楽しんでいます。

まずは今日。
正午になるのを待って、スカパーのチューナーの前にまず飛んでいきました。ウチのチューナーはファームウェアのアップデートを「自動」にしてあるのですが、これだと、まだアップデートを行っていません。もちろん待ちきれないので、「手動」に切り替えて、アップデートを行います。15分ほどかかるとメッセージがありましたので、しばらくほうっておくことにしましょう。
20分後、再びやってきてみると、すでにアップデートは終わっていたようです。まず、昨夜入れておいた予約をチェックしてみると、予約情報欄に「アナログ録画」という見慣れない項目が! これこそファームウェアアップデートの証拠です。ここをいじってアナログ録画を他のモードに変更できないか・・・と思ってみたのですが、動きません。あ、そりゃそうだ、LANに接続してある機器として、RD-X8を登録しなければ。リモコンの「メニュー」ボタンを押し、「端末設定」をえらんで「スカパー!HD録画 機器登録」を選択。すると・・・。あれ? 出ない? どうやら登録の時はRD-X8の電源を入れていないとダメみたい。RD-X8の電源を入れてから、もう一度同じように選んだら、今度はRD-X8の表記が出現、コレをチェックしました。ひょっとしたら、LAN内にほかにスカパー!HD録画機器があったら、そっちが選べるのかも。複数が選べれば便利なのですが、さすがに無理でしょうか。そういえば、スカパー!HDと関係なくても、DLNA対応のサーバーソフトが実行されている機器なら、チューナーから認識だけはされてしまいます。これを利用して、スカパー!チューナーがDLNAのクライアントになったりしないかなぁと妄想。
以上のことをやっておけば、今度はチューナーの番組表から予約を行う時に、「アナログ録画」ではなく、「スカパー!HD録画機器」が選べます。残念ながらRD-X8の方から予約録画できるわけではないのですね。あと、ちょっとだけ「ひょっとして、録画機器のRD-X8の電源を入れっぱなしにしていないとダメ?」と考えたのですが、待機電源状態でも問題なくチューナーと連動して電源が入りました。これはちゃんと東芝のWEBにも書いてありますね。
なお、スカパー!HD録画機器を登録してからでも、アナログ録画を選ぶこともできますが、LAN連動録画時でもアナログ出力はちゃんと行われるので、登録機器のHDDがどうしても容量不足とか、そういう事態でない限り、選択する必要はないでしょう。
LANとの連動ということで、以前CATVでやったiLINK連動録画を連想し、案外不安定ですぐに切れたりしてしまうのでは・・・と一抹の不安も感じましたが、今のところすべての番組を問題なく録画できています。録画した番組は、RD-X8からの再生となるもよう。スカパー!HDのチューナーからそれっぽい選択メニューを選べなかったからなのですが、それで問題はないでしょう。残念なのは、わたしの探し方が悪いのかも知れませんが、録画中の番組をタイムシフト再生できなかったのです。普段利用する「タイムスリップ」ボタンや、「見るナビ」ボタンを押しても、「ネットdeレック」利用時、スカパー!HDのほか、REGZAからのダビングなどもそうなのですが、この時は上の二つを選ぶことができなくなっています。ただ、すでに録画済みの番組ならば、「見ながら」ボタン(一番使う中央のキー群の左上にある小さなボタン)で、「録画タイトル」から選択できるので、再生は問題ありません。うーん、リアルタイムや準リアルタイムでRD-X8からスカパー!HDの放送を視聴したかったのですが、うまくいきません。方法はあるかも知れませんが。
なお、スカパー!HDだけでなく、従来のスカパー!SDもLAN経由で録画可能で、無劣化のTS録画となります。ただし、RD-X8内の表記ではなぜかHD・SDともTSではなく、TSEという扱いとなりました。理由は不明ですが、どちらもHDVRフォーマット、いわゆるHDRec方式でDVDに移動させることが可能です。これは従来のTSEで作ったHDRecと全く同じもので、ソフトを保有していればリッピングしてPCにコピーすることも可能です。これを使うことで、わたしは初めてスカパー!HDの「日本映画専門チャンネルHD」の解像度が1440x1080であることを確認できました。リッピングの方法については後日、自分のメモ用に書きます。

と、すでに一通りのことができるようになっています。が、今まで他のメーカーのレコーダーを使っていた人ならともかく、東芝の「スカパー!連動」機能で録画してきた人には、画質はともかく機能は物足りないものとなっています。「レコーダーの予約を入れる必要はありません」ではなく、「チューナーの設定は必要ないのか。ええい、東芝のハードディスクレコーダーは化け物か!?」でなければいけないと思うのです。ぜひそこの改良&RD-X8で準リアルタイム視聴ができるよう、タイムシフト再生の実現を(今できないのなら)。それで初めて、「スカパー!HDを使いこなす」ことができるようになり、ユーザー満足度の高いものになると思うのです。

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4 コメント

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TSEなのは (N.Shim@)
2009-08-19 00:34:08
スカパー!HDはCSの少なめな帯域幅を有効活用するために、MPEG4-AVCだったと思います。なので、RDには同じコーデック録画であるTSEに見えるんだと思います。
SD解像度については分かりませんが、もしかしてスカパー!のSD放送はMPEG4(AVCじゃない)なのでしょうか。

110度CSはBSデジタルとチューナを共通化してしまったせいでMPEG2なんですよね。互換性を考えたら相当の長期間はコーデックを変更することも出来ないでしょうし…。

でも、HD録画でHDDの容量が稼げるのはいいですよね。うちのRD-S502は503世代よりTSE(MPEG4-AVC)の画質が落ちるので、あんまりTSE録画はしてないです。
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Unknown (krmmk3)
2009-08-19 00:53:11
>N.Shim@さん
代表としてチャンネルNECOの番組を抜いてみたのですが、バッチリMPEG2でした。もちろん、レコ内ではTSEと表記されます。SDはe2よりも古くからある放送形態なので、互換性を維持するためにMPEG2のままのようです。HDはおっしゃるとおり、H.264/AVCでした。個人的には"TS=フォーマット関係なくそのまま保存"、"TSE=レコでH.264圧縮して保存"なイメージがあったので、意外でした。
e2は、MPEG2の帯域の問題でこれ以上HDチャンネルを増やすことが難しいので、厳しいですよね。だからこそHDには期待するところが大きいのです。今回も2時間の映画がまるまるDVD-RAM一枚に入ったので、大喜びです。エンコードの楽しみはないですけど。
X7の流れを汲む502と、X8の派生の503だとH.264エンコーダが異なるもののようですから、画質がかなり違うという話ですよね。前にも書きましたけど、X8系のTSEの画質はまずまずで、6Mbps程度であまり不満の出ない画質になります。ただ、買い換えるには時期が悪いので、もう少し粘るのが吉ですね。
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Unknown (emanon)
2009-08-19 02:22:46
 LANHDDは確か一対一で接続が基本だったかと思いましたが外付けLANHDDでの断片化による録画失敗が問題として考えられるのでしょう
PCと違って書込みが間に合わないからじゃあREID組めばいいじゃないかとは家電のみを使っている「我々以外の一般人に」進められませんからw 値段からして少し高いですし
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Unknown (krmmk3)
2009-08-19 23:37:58
>emanonさん
複数のLANーHDDを登録できて、自在にどのHDDにインストールできるのか選べると、いろいろ便利かなぁと思うんですけどね、特にレコーダーを複数登録できれば。
スカパーチューナーの出力する映像でもっともビットレートが高いのは、オマケの地上デジタル放送の出力なので、RAIDなどは不要でしょう、シングルチューナーだし。
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