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旅日記

旅の思い出を綴ります

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間 後記

2007-12-21 23:03:32 | Weblog
モロッコってどんな国?どこにあるの?何を観てくるの?
旅の行き先を言うと みんなにそう聞かれました

旅の始まりは いつも前回の旅と終わりから始る?
そうなんです 旅の終わり頃には次は何処へ行くの?
モロッコは3月のパリの帰りに決めました

西アフリカ三国 モロッコ アルジェリア チェニジア 「日の没する大地}
ヨーロッパ アフリカ アラブをつなぐ交易の十字路
アトラス山脈をはさんで北と南ではまったく違った表情があるのです
北部はスペインポルトガルのカラーが強く
砂漠に行けば遊牧民 風土も気候も表情豊か
建築 衣装 音楽 多彩で強烈な個性があり究極の異文化体験の旅でした
イスラム教が大半を占めるモロッコですが
その厳しいスンニー派もソフト化が感じられ
添乗員から詳しいイスラム教の話を聞いて少しは理解できました

歴代の王朝が築かれた古都フェズやマラケッシュの旧市街
メディナは今も昔のままのアラブの暮らしが息づいていました
狭い路地がくねくねと迷路のよう
スークという商店街やお土産やその中に住宅があり
一般家庭でいただいたミントティーが忘れられません
街のカフェでは男性だけが1日中お茶をしてます 情報交換?
いつ働いているのだろうか 女性は家でお茶しているのだろうか?
モロッコに来てまさか雪を見るとは思いませんでした
真っ白なアトラス山脈を越えると砂漠の隊商が行きかったカスバ街道 
ナツメヤシの緑がオアシスの町 カスバが点在していました
毎日がお祭り騒ぎのような広場 大道芸人 屋台 人の輪
溢れる自然の恵みの食材 ぶら下がった牛の肉 香辛料の山 
屈託のない笑顔の子供たち ベールの影からの美しい目の女性たち 
私たちの日常では考えられないいっぱいの不思議とおもしろさのある
エキゾチックな異文化の国でした

次は何処へ行こうか すっかり仲良しになったツアー友達
同じ添乗員でエジプトへという話で盛り上がっています
ヨーロッパはほとんど制覇? ギリシャだけはずしてますが
南米大陸へ マチュピチュへ行きたい
夫はマイレージを貯めてアメリカへ野球観戦 ゴルフ
車を走らせアンティークキルトを探す旅も良いですね~
花を巡る旅も スイスの山々をトレッキング

健康で元気に二人そろって旅がつづけられますように
留守を守る家族に感謝して
旅日記を読んでくださってありがとうございました
コメントもヨロシク 

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-18 00:00:17 | Weblog
12月1日 カサブランカ~パリ
出発まで自由行動
8時にモーニングコールがありましたが
12時まで部屋が使えるので ゆっくり朝食に降りていきます
オムレツを焼いてもらい パン チーズ フルーツ コーヒー
何でもない朝食も一流ホテルは美味しいですね~

ホテルが中心街にあるので歩いてショッピングにでかけます
コピーの地図を片手に 外人に混じって歩きます 
あの映画『カサブランカ』のハイアットリージェンシーの
バーにも行きたかったのですが お客が多すぎて?閉鎖しているとか
国連広場から大通りが放射状に延びていて
モハメッド5世通りの両側は1931年代にフランスの影響を受けて建てられた
アールデコ様式の建物が見られる
ぶらぶら歩きは意外と疲れます カフェでひと休みしたいのですが
通りに面したカフェは男性しか座っていません
民芸品屋でスリッパやお土産を買いました 定価販売のお店です
モロッコはほとんど値段が付いていません
いくらなら買う 半額ほどに言っても まだまだ安くなるのです
値段交渉は楽しいけど疲れます
定価販売のお店は妥当な値段で安心して買えますね
荷物をホテルに置いて 反対側にあるスーパーマーケットへ
地元の人が多い大きなスパーですが 香辛料 お茶など
普段に使える食糧品を買うことができました
ずっしり重くなった荷物をパッキング
エールフランスは荷物制限が厳しいのです(20K)

12時ホテルをチェックアウト
歩いて昼食のレストランまで 途中市場に寄りました
取立ての野菜 果物 香辛料 肉屋には骨付きのそのままの肉を切ってもらいます
鶏肉は後ろの籠から出してさばいています 魚も姿のまま並んでいます
本来こうして売るのが当たり前なのでしょう
日本のように偽りの食材が並ぶなんて考えられませんね
お花やさんもありました 冠婚葬祭用?でしょうかアレンジして売っていました
ランチはモロッコ風サラダ 魚のムニエル アイスクリーム
フレンチ風でおいしかったが サービスが遅い2時間もかかてしまった
モロッコでジュースを注文するとオレンジを絞った生ジュース
これがとてもフレッシュでお気に入りこのレストランのも美味しか 
バスで空港へ
10日間一生懸命片言日本語でガイドしてくれたハミッドさん
やさしいドライバーや助手 「寒い 熱い」と言う日本語を覚えましたね
夫はタバコをチップにあげて 喜ばれました~
空港は3日前に新しくオープンしたターミナルです
大した免税品もないので小銭でお菓子を買いました
カサブランカ18:25 AF1897便 パリまで3時間
夕日に染まる空港を後に 途中オレンジ色の街の光がラバトでしょうか
22:30 パリ着 あのF2ターミナルです
乗り継ぎにあまり時間がありません
迎えの地上乗務員が案内してくださいました
パリ発22;25 AF278便 帰国の途に 11時間30分
夜行便なので機内食が出るとライトも消され寝るしかない
帰りは窓際だったのですが ツアーですっかり顔なじみの方で良かった~
巨漢の外人男性だったら最悪ですよね
お夜食カップ麺がキャビンに用意されましたが 私はうつらうつら
日本到着前に又機内食 みそ汁がサービスされました

成田着 12月2日 19時 無事到着
通関後 流れ解散です 
すっかり仲良しになった皆さんともお別れです
沢山の方に住所やメルアドをいただきました
同じメンバーで旅行しましょう エジプトがお勧めだそうです
添乗員の相原さんの素晴らしいガイドに感謝して
又お会いできるのを楽しみにしています

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-15 23:18:22 | Weblog
11月30日 マラケシュ~カサブランカ
マラケシュへ汽車で移動します 238K 3時間
連泊したロイヤルミラージュの庭を朝の散歩
薔薇が朝露に濡れてきれい シクラメンも地植えしてありました
荷物はバスで 私達はミニバスにで駅に
8時発 アナウンスもなく静かに発車しました
カサブランカエキスプレス 1等車 一昔前の車両ですね
6人用の個室でNさんご夫婦 一人参加の男性とゆったり汽車の旅
窓からの雄大な景色 畑や牧草地が広がっています
羊飼いはどこでも見られました
車内販売のワゴンがきてカフェをいただきました

大西洋に面したカサブランカに到着
何となく空気がやわらかな感じがします
バスは駅に待っていました
シーフードの昼食 見たこともない魚?のから揚げでした
カサブランカはモロッコ最大の経済都市 主要貿易港でもある
大西洋沿いをハッサン2世モスクへ
1993年に8年がかりで完成したモロッコ最大級のモスク
中には2万人 広場には8万にを収容でき
200mのミナレットは市内のどこからも見えます
モスク内は美しいモザイクタイルや大理石
マホガニーの彫刻 海 太陽 風をモチーフにデザインされています
信仰のためにこれだけの施設が国民の寄付や税金で建てられていることに
感嘆してしまいます
私にとってはイスラム模様のタイルが印象深く残っています
ブルーとグリーンの色鮮やかな細密な模様
イメージは膨らみ いつかきっとキルトにしてみたいです
モハメッド5世広場
カサブランカの中心にあり 市庁舎 裁判所 郵便局 シティーホールなどが
集中している 名物の水売りおじさんがウロウロしていました
国連広場でバスを降り古い城壁で囲まれたメディナを歩きます
地元の人向けのスークで食料品 衣類 電気製品 
そして屋台ではエスカルゴが人だかりしていました
あまり観光客は行かず ドラッグの売人 スリも多いそうです
自由行動では行かない方がとガイドの八ミッドが言ってました

5時やっとホテル到着 シェラトンカサブランカ 5つ星
ロービーは賑わって ミントティーのサービスが 私の前で終ってしまった~ 
設備もサービスもモロッコ随一とか
部屋は9階スイートルームの隣?グリーンを基調に広いお部屋
水回りも湯沸しポットもありました 緑茶を淹れてほっとひと息
夕食はホテル内でビュッフェ さすがホテルのお食事は良いです
ぐる~っ一回り見たこともないいただいたこともないお料理が
ケーキや果物も充実していて美味しい
最後の夕食なので皆さんとも盛り上がって楽しくお食事できました
すると急に暗くなって 停電? 蝋燭の付いたケーキが運ばれてきて
ハッピバースデ~♪ 外国人のお誕生日だったようです
私たちのテーブルにまでケーキのおすそ分けが あま~いケーキでした

ホテルでゆっくりと時が過ぎていきました
明日は帰国 トランクに首を突っ込んで悪戦苦闘
夫は今夜もワインを飲みすぎ?高いびきなのです
10日間は長いような? 短いような?
大きなベッドで旅を想いだしながら

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-14 21:23:14 | Weblog
11月29日 マラケシュ市内観光
マラケシュはベルベル人が築いた王朝の都
世界遺産の登録された旧市街 『モロッコの縮図』と呼ばれる
エキゾチックな古都なのです
9時の出発なのでゆっくり朝食をいただきました
プールを囲んで薔薇の植えてある庭園が広がっています
さすが5星ホテルはゆったりとしたモザイクライルのロビーです

まずはメナラ庭園へ
12世紀にムワヒド朝時代に作られた庭園
アトラス山脈の雪解け水をたたえた貯水池があり
周りはオリーブ林が囲んである まだオリーブの実が付いていました
クトゥビアの塔
メディナの西にそびえ立つマラケッシュのシンボル
77mのミナレット(塔)は4面異なった装飾でムーア様式の傑作
街の中を歩いて王宮へ 
公圓にはオレンジや薔薇が植えられ咲いています 秋薔薇?
アグノウ門には何とコウノトリが巣をつくっています
1mはある大きな巣にペアでいました
ちなみにコウノトリは一生涯同じペアだそうですよ
バヒナ宮殿は回りに美しい庭園があり豪華な彩り鮮やかなタイル
天井は細密画や彫刻 アルハンブラ宮殿にも負けない芸術作品
今でも国王が宿泊するそうで丁度外国のVIPが車を津なれて訪れました
サーディーンの墳墓群 サアード朝のスルタンのお墓
1017年空から発見されるまで隠されていた
人ごみをバスの乗れる広い道路まで歩きます
街のカフェには男性ばかり道路の方を向いてお茶してます
いつ働くのだろう? 女性は外ではお茶しない?

昼食はホテルに戻って ビュッフェのランチ
さすがにホテルのバイキングは美味しい~ 果物もケーキも豊富
添乗員がザクロを買ってきてご馳走してくださいました
真っ赤で大きなザクロは甘い~大昔からあった果物だそうです
昼食ごはお部屋で休憩
こんな時間があると良いですね~ 靴を脱いでお昼寝しました

午後はお楽しみのメディナ巡り
スーク(市場)はフェズより歩きやすいが狭い道を人やロバが行きかい
生活感たっぷりの野菜や肉 香辛料 陶器 真鍮製品 カーペット 家具
スリッパ 革製品 打楽器 ありとあらゆる物が売られている
鍛冶屋で笑顔いっぱいで働いていた少年の顔が忘れられません
細い迷路から出たらそこはジャマエルフナ広場
へび使い アクロバット 占い師 水売り ダンスのリズム
夕方からは屋台が立ち並び毎日がお祭り騒ぎ
大道芸人はすぐにチップを取りに来るからご注意
ここで自由時間 定価販売?しているスリッパ屋で3足ゲット(80DH)
広場のドライフルーツ屋さんでナツメといちじくを1K 甘すぎ~
アフリカからきた楽団 強烈なリズムとダンスに人だかりの輪
エキサイティングなモロッコのハイライトです
この広場から馬車に揺られてホテルに帰ります
二頭立の馬車は狭い道も広い車道もゆっくり走り優雅な気分
みんな手を振ってくれました 夕日が沈む頃ホテル到着
夕食はホテルのビュッフェ ケーキも充実していて全種?いただきました
明日はカサブランカへ 荷造りしておやすみなさい
 

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-13 23:13:11 | Weblog
11月28日 ワルザザード~マラケッシュ
9時ホテル出発
ワルザザードは映画のロケ地として脚光をあびている
過去にも有名映画の撮影が行われている
『アラビアのローレンス』は何度も見ているがまさにこの風景です
ミュージアムシネマで写真ストップしました

世界遺産『アイトベンハッドゥ』の集落へ
代表的なカスバで赤褐色の土造り壁や砦が迫力があり壮観です
村に入るには小川を渡らないと 増水すると行けません
今ではベルベル人数家族が住んでいるだけです
砦まで登り そこからの360度のパノラマは絶景でした
やさしい笑顔のチィファマおばあちゃんの家を見せていただき
家畜も一緒 台所では良い匂いのタジンを作っていました
ミントティーをご馳走になりました
お礼にキャンディーをプレゼント 喜ばれましたよ

昼食はシシカバブ 熱いうちにいただき絶品でした
再びアトラス山脈を越えてマラケッシュへ204K
真っ青な空 真っ白な山 土色のカスバ みごとなコントラストです
標高2260m 曲がりくねった峠を越えていきます
マラケッシュは大きな街です ホテルのある新市街は建設ラッシュ 
広い道路の脇にはなんと薔薇が植えてあります
ロイヤルミラージュH泊 
広いロビーはモザイクタイルがふんだんに使われ
伝統的なモロッコスタイルの豪華な5☆ホテルです
部屋で休憩してから 夜ファンタジーショーに出かけます
大きな部屋でベッドも大きくバスもきれいです
電気を点けると2ヶ所ライトがつきません
外国は部分照明なので暗いです すぐに添乗員に言って直していただきました
スタンドはコンセントが抜けていただけでした~

8時30 騎馬ファンジアショーへ
馬に乗った騎士がお出迎え 奇声や楽器のリズムが聴こえてきます
大勢のベルベル人が踊ったり歌ったり モロッコのディズニーランドだって
テントでの夕食はタジンにクスクス ワインもおいしかった
騎馬ショーは昔の戦いを再現する 銃声と共に馬で走りぬけます
外でのショーは冷え込み寒いです~
ホテルの戻ったのは11時過ぎていました
連泊なのでゆっくりできますね 熱いお風呂につかって
朝まで目覚めず眠れますように