goo blog サービス終了のお知らせ 

旅日記

旅の思い出を綴ります

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-12 23:51:14 | Weblog
11月27日 エルフード~サハラ砂漠~ワルザザード
4時30のモーニングコールは鳴らず 
でも すでに起きて重装備で5時に出発
いよいよサハラ砂漠へ 真っ暗な中4WDで道なき道を進みます
メルーズカ大砂丘まで60K ツアーのNさんご夫婦 一人参加のIさん
5人を乗せた四駆は原野を突っ走ります
砂漠の入り口にはすでにチャーターしたらくだが待っています
私は前から乗りたかったラクダに挑戦 乗り降りが大変ですが嬉しい~
主人はカメラが撮りたいので歩くことに
前日雨が降って砂が硬く思うように歩けないらしい
地上は冷たい空気で覆われ寒いです~ 
事前に添乗員から手袋やカイロを持ってくるよう言われ 
ありがたさを実感しています
少し明るくなった砂丘にらくだの群れのシルエット
まだ明けきれぬ群青色の空にはお月さまが
なんて素晴らしい情景でしょう 絵のようです
誰かが「月の砂漠を~はるばると~♪」と歌っています
丘の上で日の出を待ちます 7時アルジェリアの方向から出てきました
日の出を見たのは久ぶり 感激しました~
太陽はどんどん昇り すっかり明るい陽射しが広がって
刻々と変わる砂漠の色や景観を楽しめました
帰りもラクダに揺られて戻ります
テントで熱いミントティーをいただきました
明るくなった大地を ホテルに戻り朝食
9時30分 ホテル出発 トドラ渓谷へ148K
カスバ街道を進むと茶色の岩肌ののなかにオアシスが
広い原野に羊飼いも良く目につきます
小さな町でトイレ休憩(チップが必要小銭を用意)
カフェで飲んだコーヒーがおいしかったこと
トドラ渓谷は川の両側から300mの切り立った岸壁が迫ってきます
昼食はタジン チキンとレモンオリーブで煮込みおいしい!
すっかりお気に入りのミントティーも甘くしていただきました
トドラ渓谷を散策 とドラ川の水は冷たくきれいでした
ロッククライミングの練習をしていうのもみましたよ

ワルザザードへ169K 
途中バラの香水のお店へ 
モロッコはバラを愛する国民なのです 
バラ水でお客さまを向え 花はバラが一番好き
周囲の畑にはオールドローズが植えてありました
女性は誰もバラが好き バラのエキスは結構なお値段でしたが
凄い人だかりで大繁盛? 1ダースゲットしました
今話題のアルガンオイルも買いましたよ~
カスバに沈む夕日があまりにきれいで思わずバスを止めて写真を1枚
ワルザザードの街でスーパーに寄っていただき水や香辛料お茶などを買う
禁酒のホテルなので外人向けにお酒があり夫はしっかりビールをゲット
すっかり暗くなった18時ファラアルジャノブホテル着
4星ホテルだか水回りは良くない?今日もシャワーのみ
夕食はホテルでビュッフェ モロッコ料理にも飽きた感じです
トールペイントらしき模様で彩られた家具やベッドでおやすみなさい
早朝から長い1日でしたね

この街からの星の眺めが素晴らしいらしいが
夜空を眺める余裕もなく見られませんでした





サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-11 23:52:03 | Weblog
11月26日 フェズ~アトラス山脈~エルフード
アトラス山脈を越えエルフードまで480k
毎日バス移動ですが 今日は優先席?前列の指定席です
30人のツアーの人達が公平に座れるよう席を決めてくださいます
今日はいよいよアトラス山脈を越えてベルベル人の住んでいるカスバへ
モロッコの中央部に3000mを超す山々を連ねるアトラス山脈
数日前に初雪が降ったそうで真っ白な山々が輝いて見えます
スイスのようなきれいな町イフランを通り
どんどん雪の山が近づいてきます 木々がうっすらと雪化粧
まるでレバノン杉はクリスマスツリーのようです 
モロッコに来て雪景色を見られるとは思いもよりませんでした
バスストップして写真を撮っているとどこからともなく犬がやってきました
野犬だそうですがどの犬も可愛らしくしっぽを振って慣れています
イスラムでは猫は可愛がられますが 犬は敬遠されて野犬になるらしい
バスが通る道筋には犬が待っていて パンを投げてやるのです
さっき休憩した町で運転手さんが残り物のパンを持っていた訳が解りました
「マウンテンドッグ」と言っていました 犬好きの人もいるのですよね~
標高2178mの峠で写真ストップ すかさず?ベルベル人の子供とロバが
モデルにやってきます 勿論チップを忘れずに 一緒におさまりましたよ

昼食は隊商の宿のようなレストランで
野菜のスープ 鱒のムニエル(アルミホイル包み)癖がなく美味しかった
りんごのタルトもグッドです
途中幾つもの小さな町を通り モロッコのグランドキャニオン
ズィズ渓谷 山肌の色が変化して素晴らしい~ 
モロッコにこんな景色が広がっているなんて思いもよりませんでした
エルフードの町に着く頃には夕日が赤く空を染め きれい~
18時ホテル着 サラーム泊
プールを囲んで2階建て部屋があり水回りが不安です
モロッコ風のコの字型にソファーがあり こんなホテルも好みです
夕食はビュッヘ タジンやクスクスをいただきました
明日はいよいよサハラ砂漠朝が早いので 早目に就寝 
やっぱりお湯が出ないシャワーだけで寒いです~ 暖房もきかない?
10時にはベッドに入ったけど 眠れそうにないですね

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-09 23:52:46 | Weblog
11月25日 フェズ市内観光
昨夜は早く休んだせいか 3時頃目が覚めてしまった
もう一眠り モーニングコールで起床
プールのある中庭を通って ひんやりとさすがに寒い
ホテルの朝食は決まったメニューだが 卵 ハム チーズ 果物
フランスパンが美味しい 野菜不足気味だけれど豊かな朝食ですね
到着便で荷物が着かなかったKさんのトランク
フェズの空港に無事届き添乗員が取りに行ってくださったとか
良かったですね~1日でも荷物がないと不自由だったでしょう

8時フェズ市内観光へ
世界最大の迷宮都市 9世紀にできたメディナ(旧市街)は
1000年も前の建物が今も歴史を刻んでいる
まずは市内が見渡せる高台から フェズの街並を眺める
白い家がびっしりと山間に寄り集まってモロッコ最古の王都が広がっています

街に降りて陶器工房へ 蹴ろくろで昔ながらの行程で作られ
手描きで繊細な模様が描かれています
モザイクのできる工程もまるでPWと同じ
小さなピースで模様を作ります 
売店でカップや小物をゲットしました
いよいよ迷路のようなメディナへ 
一歩踏み入れたとたん不安な影が ここで迷ったらどうしよう
ガイドも2人追加?羊の群れのように回りをガードして出発です
車も通れない細い道 荷物を積んだロバ 民族衣装を着た人々が行きかい
1000本もの袋小路 狭く暗い路地が迷路のように入り組んでいます
ブジュールド門から入っていきます
メディナ最大の門緑色と青色で彩られています
山積みされた野菜 果物 スパイス頭が目印の肉や穴釜?で焼いているパン屋
何でもありの狭い路地には溢れるばかりの食材や衣料品が並んでいます
どれも珍しくお面白い光景ばかりです
私はガイドの説明を聞きたくて前列の方
主人は気ままにカメラで撮りながら後列の方
角を曲がると後ろを振り返っては付いてくるかな?
アッタリーンメデルサ14世紀に建てられた神学校跡 タイルが素晴らしい
ここでモロッコ式トイレを体験 和式と同じですが向きが逆?
どこをどう歩いたのかまったく解らないまま
一般家庭を訪問 ミントティーをご馳走になります
入り口は狭いけれど吹き抜けのパティオを中心に
コノ字型にソファーがあり30人程が座れます
ご主人のハミッドさんがミントティーを淹れてくださいます
甘く 香り高い さっぱりとしたお茶でした
立派な銀のティーセットは結婚の時男性から贈られるそうで
お茶を淹れるのは男性です 奥様はお湯を沸かすだけ?
小さいけれど綺麗に片付いたキッチンを見せていただきました
その後すぐに銀製品のお店へ
わぁぁ~素敵 こんなの探していたのです
前から欲しかったティーポットとお皿をゲット 銀と錫の合金で実用的です
家に帰ったら主人にお茶を淹れてもらわなくちゃ~

昼食は昔の立派なお屋敷のいレストラン
素晴らしいモザイクタイルでアラブの王様になった気分でお食事
ビーフタジンはプルーンと煮てありとっても美味でした
屋上からフェズの眺めも素晴らしかったですね~

午後からは家具職人のスーク カラウィンモスク
そしてミントの葉なしでは行けないタンネリ
なめし皮職人地区 中世そのままの手作業で皮を染めています
階段を登っていくと臭いは益々強烈
作業の様子が見渡せますが こんな仕事をしている人もいるのです
革製品売り場もそこそこに退散しました
細い路地を進むと絹織物の工房へ
スカーフに巻き方講座?アラブ風に巻かれました~
どうにか全員そろって迷宮都市を脱出
バスに乗って市街ま見渡せる丘で写真ストップ
「ボンジュールマダーム」と地元の悪がき?が寄って来ます
タバコやキャンディーをくれと言いますが とんでもない
屈託のない笑顔で写真に納まりました

18時 連泊のロイヤルミラージュH
中庭のプールサイドにはやしの木にハイビスカス バラも植えてあります 
夕食はホテル内のレストランでコースメニューです
でもお味もこくもないポタージュ 硬いビーフ 参ってしまいます
デザートのケーキは昔懐かしい?子供の頃いただいた素朴なケーキでした

部屋に戻って明日は移動のパッキング
夫の高いびきをよそに荷物と悪戦苦闘 
早めに就寝

  

サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-06 01:04:36 | Weblog
11月24日(土)カサブランカ~ラバト~メクネス~フェズ
昨夜は遅くカサブランカに着いて まだ疲れが残っているのですが
モロッコの1日目のスタートです

9:00バスでラバトへ 91K
今日からず~っと添乗員 ドライバー(助手も)現地ガイドのハミットさんの
4人が付いて回ります 男性4人もいて心強いですね
ラバトは大西洋に位置する首都です 整備された緑多い街並みです
まずは王宮を見学 現国王モハメッド6世が住む王宮です
入り口まで見学でき白い壁と緑の屋根が鮮やかです
広い前庭にはバラが植えてあります ベンジャミンの並木もきれい~
陽射しが出てきて少し暑くなりました

ハッサンの塔は12世紀に建設され途中で放棄された未完のミナレットです
セビリアのヒラルダの塔を思い出しました
モハメッド5世の霊廟はモロッコ伝統的建築と彫刻が美しい傑作です
(フランスからモロッコの独立を勝ち取った元国王)
赤い軍服の衛兵が見守っていて衛兵交代を見ることができました

ウダイヤのカスバは川に面した赤茶色の城塞です
ここにはアルハンブラ宮殿に似た庭園があり 
噴水や池 鳥のさえずり 香りのある花々 王さまが散歩したのでしょう

昼食は海に面したレストランで 
スープ 魚料理(メルルーサ)アーモンドのアイスクリーム
すかさず添乗員がお醤油を差し入れ おいしくいただきました
同席の人たちともすっかりうちとけ楽しいお食事でした

昼食後 世界遺産古都メクネスを散策
ムーレイイスマイル廟はイスラム教徒以外でも唯一入場できます
アラベスク模様のモザイク しっくい彫刻の美しさに目が奪われます
どれもPWのパターンにできますね
そう『グラナダ格子』アルハンブラ宮殿を思い出しました
エルマンスール門 青と緑のモザイクで彩られた美しい門です
前の広場では賑わっています 
市場の中を歩散策 売り子の声や溢れる食材に豊かな食文化が伝わってきます
私もこんな市場で買い物がしたいけど 見るだけ

フェズまで60K すっかり暗くなった17:30ホテル到着
ロイヤルミラージュHはモロッコ伝統の建築の5ツ☆です
部屋で休憩してからビュッフェの夕食です
モロッコ料理はどれもスパイシーでなかな美味しい
少しずつ全種類いただきました ケーキもね?
メクネスはワインの産地でとても口に合うワインでした
今夜は大きなベットでゆっくり足をのばして休めます
お風呂も入ったし 10時にはお休みなさい 眠れるかな~



サハラ砂漠とモロッコ王国大周遊10日間

2007-12-05 00:48:51 | Weblog
11月23日(金)成田~パリ~カサブランカ
まだ暗い5時半には起床 6時には出発

ログハウスのメンテナンスが予定より遅れて
前日に慌しく旅支度 何か忘れ物はないかな~
やはり服装が気になりますが 寒暖の差がある気候らしい 
前日添乗員からお電話をいただき心強いですね
今回も阪急交通社 2000年から十数回利用しているお気に入り
初めての男性添乗員に驚きましたが 何だか嬉しい?ですね

祝日なので交通渋滞にも会わずスムーズに成田に着きました
お得意のUSAパーキングに車を預けて 10日間でもお安い駐車料金です
空港まで送っていただき集合カウンターには早めに到着
すでに添乗員はスタンバイしていて荷物も預けチェックイン
余裕がるのでまだ利用したことのないVISの待合室へ
フリードリンクで静かにゆったりとできました

モロッコの旅を申し込んだのは早目に6月頃でした
人気コースで60人程集まり2班に別れて出発です
添乗員相原さんはベテランらしく 旅が楽しみな期待でいっぱいです
熟年カップル?若い女性組 一人参加の男性もいます
まずはパリまでAF-276便で12;45発
税関を出ていつもは免税店でお酒や化粧品を求めるのですが
今回は乗り継ぎ便なので液体は持ち込めません
添乗員に聞いて良かった~
エールフランス航空は初めてです サービスはどうかな?
ボンジュールマダームと素敵なスチューワードが迎えてくれました
機内食は普通?チーズとワインが美味しかった 
みそ汁のサービスもありましたよ12時間45分のフライト 
音楽や映画を見尽くして 少しうとうと
パリ17:30着 雨が降ったらしく寒いです
カサブランカにはF2ターミナルへ移動 3時間程乗り継ぎ時間があります
機内持ち込み荷物のチェックは厳しく液体はビニール袋に入れて
ジャケット靴を脱いでボディーチェックをされました
そこで成田で買ったウイスキーを没収されてしまった方が
夫はここを出てから買うように聞いていたの良かった~
成田の免税店の販売員も良く事情を把握していて欲しいものですね
せっかくここまで持ってきて飲めないなんて
新しいターミナルF2はクリスマスの赤のイルミネーションが素敵
ここの免税店で母のオードトワレをゲット 
ユーロは高いし 寒い空港で待つのは辛いですね
21;05 AF-1696便 30分程遅れて出発
冷たい機内食は食欲もわかずコーヒーとパンだけいただきました
3時間のフライトでカサブランカのオレンジ色の光が見えてきました
無事到着したのは家をでてからもう24時間経っています
ここで又トラブルが 一人荷物が出てこない 
ご夫婦で参加したKさんのご主人のトランクがないのです
人事のように思っていた事がここで起きているのです
もうすっかり疲れきった 眠い 早くホテルに着きたい
誰もがそう思うのは当然ですが 本人には何の責任もないのです
どうやらパリの空港に積み残ししたらしく 翌日に着くそうです
迎えのバスの中は疲れた空気に包まれ静かです
ホテルに着き ベットに入ったのは1時過ぎ
やっぱりモロッコは遠かった 乗り継ぎは本当に疲れてしまいます
まずはカサブランカでの1泊目のホテルは リボリー泊