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2021瀬戸内への旅 その2

2021-12-12 14:33:04 | 旅する

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二日目。早く起きたつもりがいつもよりも遅く目覚め、旅館の朝食をいただいた。普段はパン食だからということもあるだろうけど、和定食は食が進む。

旅館を後にして、渡辺さんに徳島の祖谷渓まで案内していただいた。途中から僕も運転を担当し、車はやがて吉野川沿いの道に出て、大歩危峡から山側に折れ峠を進んだ。2時間ほどのドライブの後、ようやくかずら橋近くの駐車場に到着した。橋まではそこからさらに歩くというところと、自然の中に巨大な駐車場があるというところに違和感を覚えつつ、橋を渡ってみた。2年前に四国村でミニチュアを渡ったけど、やはり本物は違う。ただ、そこまで怖さを感じなかったのは、高所恐怖症が治ったということだろうか。いや、そんなことはないだろう。

いつかは訪ねてみたかった場所だけど、こういうことがないと行かないままだったかも…と、急な斜面に立つ家々を見ながら思った。もしまた来る機会があれば、今度は列車に乗ってがいいかな。そして、看板を見かけた歩危マートにも立ち寄ってみたい。

その後、大歩危峡の展望台に立ち寄ったのちに高松市内に戻り、渡辺さんとは一旦ホテル近くで別れた。とりあえず下着だけ替えてホテルの方に呼んでいただいたタクシーに乗り高松港へ。で、前日貰った船の時刻表を車の中で見たら、目指した時刻に出発する船がないことに気付いた。こんなこともあるさと強がりながら、高松港のターミナルビルに入っている喫茶店でおにぎりとコーヒーをいただいた。以前も何度か寄っているけど、このお店は入りやすくていい。

16時発の船に乗り、女木島へ。2月に就航した新しいめおんに乗りたいと思っていた。写真や動画では見ていたけど、思ったよりも派手で、思った以上に違和感がなかった。出向前にすでに並んでいる人たちがいて、その後ろで順番を待つ。期間中ずっと冷たい風に吹かれていたけど、この日も例外ではなかった。

さて、船室内は質素ながらも、欄間が飾られていたりして、また清潔な印象を受ける。新しい船だから当然だと言えばそれまでだけど、男木島までの片道40分には必要にして十分な設備を整えている。

しばらくデッキにいたけれど寒さに負けて船室に入った。後ろの方から賑やかな声が聞こえてきたのでそちらに近づいてみると、幼稚園帰りの女の子が何やら他のお客さんと話をしていた。当然ながら一人で通園している訳ではなく、近くでお母さんが様子を見ていたというか聞いていたけど、僕もその中に入り彼女が作るエアー菓子パンやエアーたこ焼きをいただいた。

20分ほどで女木港に到着し、港の近くをぶらぶらしてみた。ところが、夏でも休日でもなく、人とすれ違うことすら稀という感じで、港にあるおにの館で帰りの船を待つことにした。ところが、館内に入ろうとすると1匹の猫が近づいてきて僕の足元に身体を擦り付けてきた。飼いたいと思うほどではないけど猫は好きなので、僕もその状況をしばらく楽しんでいた。すると、館内から出てきた方が猫に餌を与え始めた。その瞬間に猫が何を思っていたのかがわかり、微笑ましくなる一方で少し寂しい感じもした。

高松に向かう船上で、デッキに立ち「せとしるべ」を撮ろうとしたものの、タイミングが合わなかったのか単に忘れたのか、動画は失敗してしまった。この時期にデッキに立つのは寒すぎる。

また一度ホテルに戻り、再び渡辺さんと合流し何度か連れて行っていただいた居酒屋へ。美味しい料理をお腹いっぱいにいただいた。毎度お世話になっているのでこちらは僕持ちで。

で、朝からのロングドライブで疲れていることもあり、ここで解散と思ったものの、この日もスナックに案内していただいた。以前連れて行っていただいたところかな…と思ったけど、初めてのお店だった。数曲カラオケを歌ったのちに渡辺さんはお疲れから運転代行をお願いして帰られた。その後僕はいったんお店に戻り、頃合いを見て帰ろうかと思ったものの、あれこれあって結局閉店まで残ってその後ホテルに帰った。当然ながら、この日も午前様になり、翌日の予定をどうしようかと考えているうちに眠ってしまった。

その3へ続く

その1はこちら



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