妙亀塚と梅若の墓

能の｢隅田川｣梅若伝説で知られる梅若の母･妙亀(花御前)の墓です。
江戸時代になると歌舞伎･浄瑠璃でも演じられています。

さらわれた梅若を探しに来た花御前は、梅若の死を知り妙亀を名乗って供養をしていました。
しかし隅田川に身を投げてしまったのです。






古墳の上に建てられています。




左右に五輪塔が彫られています。
この板碑は妙亀との関連が分かりません。



弘安十一年(1288)とあるようです。


梅若の墓は隅田川対岸の木母寺(墨田区)にあります。





元々は近くの梅若公園にありました。
当時は塚があったそうです。