「にいがた酒の陣」2日目。
この日のイベントは10時から17時まで。
ホテルでゆっくりと朝食をとって出発。
朱鷺メッセには11時ころに入りました。
1日目とは違う色のリストバンドを見につけ、いざ出陣。
専用おちょこも、2つ目をゲット!
昨日の帰りに買った専用ネックストラップ(800円)にセッティングして、両手が自由に使えるようになりました。
むふふ。
今日もステージでは「越後酒造り唄」などのイベントを行っており、会場は賑やか。
まず飲んだのは、越後鶴亀の珍しいお酒。
「鶴亀諸白 日本最古の酒」。
江戸時代中期の古典的醸造法「古式きもと造り」で醸したらしいです。
味わい深くわありますが、飲みやすくはなく、好き嫌いが分かれそう。
こちらは久保田で有名な朝日酒造の大吟醸酒「朝日山 萬寿盃(まんじゅばい)」。
新潟らしく硬派で高そうな味ですが、好みではありませんでした。
夏子の酒のモデルとなった久須美酒造には、かわいらしい名前の酒が。
純米吟醸、「こぴりんこ」と「コピリンコ」。
この銘柄は、醗酵学者・小泉武夫氏が、新聞で連載している「食(くう)あれば楽あり」の文中で、酒を飲む様子を巧みに表現した擬態語だそうです。
イメージに似合わずしっかりとした淡麗辛口の酒で、味は全然かわいらしくありませんでした。
これも珍しい。
福顔酒造の「ウイスキー樽で貯蔵した日本酒。FUKUGAO」。
ウイスキー樽に染み込んだウイスキーの香りと味が溶け込んだ、なんとも不思議な日本酒。
アルコールが19度ということもありガツンとくるので、ロックでゆっくりと飲みたい。
この1杯で一気に酔いが回りました。
エールフランスのファーストクラスで出されている佐渡のお酒「真野鶴」もありました。
こちらは和らぎ水の販売所。
ここで給水しながら飲まないと、身が持ちません。
そしてこの日は、にいがた和牛も堪能しました。
豪快に焼くステーキ。
脂が甘くて、やわらかい!
にいがた和牛のローストビーフも。
でも、一番日本酒に合う肴はこれ。
ぬかいわしの刺身(いわしのぬか漬け)。
塩辛さと旨みが凝縮されていて、例えるなら和風アンチョビかな。
そしてこの日は、ステージ上で行われる利き酒イベントにも参加しました。
1日目に参加した、会場内のブースで行っている利き酒コーナーとは規模が違います。
開始前にインタビューされている私。
「どちらからいらっしゃったんですか?」
「東京です。てへぺろ」
参加者20名が、1つ目のテーブルに置かれた10種類の酒と、2つ目のテーブルに置かれた同じ10種類の酒を飲み比べ、それぞれ当てる競技。
1位から3位までの賞品は高級酒。
4位以下も良い酒がもらえるので、負けられません。
しかし、一度次のテーブルに移ったら戻れないので、めちゃくちゃ難しい。
ステージ上からの景色も記念に。
我ながら自信はありました。
もしかしたら優勝してしまうかもしれないというほどに。
そして結果は、
20人中、
10位以内にも入れませんでした・・・。
とほほ。
だいぶ酔っていましたので。
参加賞のワンカップを2つ貰って、そそくさとステージを降りました。
さて、利き酒で飲み過ぎてもはやへべれけですが、イベント終了までとにかく飲みまくります。
市島酒造の「夢 純米大吟醸」。
越後桜酒造の「白鳥蔵 大吟醸 生しぼり」。
この梅酒もおいしかった。
小黒酒造の「とまと梅酒」と、
「にんじん梅酒」。
とろみがあって甘く、どちらもアルコールが6度と低いため、酩酊状態の人間にとってはジュース感覚。
まだまだたくさん飲みましたが、きりがないので割愛。
そんな感じであっという間に帰る時間となりました。
最後にフラフラになりながら、試飲した蔵を一つひとつ数えていったのですが、結局89蔵すべては回れませんでした。
50~60くらいでしょうか。
帰り際、「次に来たらきっと全蔵を制覇するぞ!」と、信濃川に映る夕日に誓いました。
↓おまけ
朱鷺メッセにある、新潟コンベンションセンターの展望台から望む夜景。
「夜景100選」にも選ばれたというこの景色は、トイレからも見られます。
おわり