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サケレコ

飲んだ日本酒を記録しておくためだけの備忘録。
たまにお酒のイベントや飲食店のことも書いてます。

作 prototype H

2014-10-14 | 三重県









【感想】
作はプロトタイプが好きです。シュワシュワ感がたまりません。
この「H」は、以前飲んだ「M」よりも酸味が強く感じ、
サッパリとした印象を受けました。

日本酒というより白ワインに近い気がします。
香りはそんなにないので、洋食などの食中酒として楽しめそうです。

こちらを購入する際に初めて知ったのですが、
作のプロトタイプには4種類あるそうです。

作には以下、代表的な4銘柄があります。
雅乃智、恵乃智、穂乃智、玄乃智。

今回飲んだ「H」は穂乃智になる前のお酒、
以前飲んだ「M」は雅乃智になる前のお酒だそうです。

そして「G」は玄乃智、「N」は恵乃智。
恵乃智は頭文字が雅乃智と一緒なので「N」になったそうです。

ちなみに協会1401号のように、
下2ケタに「01」が入っているものは泡なし酵母です。

味や香りは協会14号と変わりないため
飲む側としては特に気にしなくて良いのですが、
作る側としては作業が楽になる大変便利な酵母です。

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酒蔵/清水清三郎商店

場所/三重県鈴鹿市

精米歩合/60%

酵母/協会1401酵母

アルコール度数/16度

720ml/\1,567

購入日/10月

杜氏/内山智広

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★某販売サイトより
「prototype」シリーズとは……
しぼりたて、直汲み、無濾過、ガス感を残した超微炭酸。
そのうえで「瓶火入れ」という今までにないコンセプト。
1年中お酒を造る「四季醸造」を活かし、4タイプを月替わりで製造・販売している。

★名前について
蔵元の清水社長は「ガンダムには詳しくなく、
当時は全く予想していませんでした」と振り返りますが、
この「作(ざく)」というネーミングを聞いて
いち早く反応したのがガンダムファンだったそうです。

落語家、漫画家として活躍し、同時に熱心なガンダムファンであった
雷門獅篭(かみなりもんしかご)氏が、自身の漫画で「作」を紹介するなど、
ガンダムファンの間で「ザクという酒があるらしい」と徐々に知られるようになりました。

★蔵について
明治2年、海に近い鈴鹿市若松地区に創業した酒蔵です。
創業者の清水清三郎氏は、網元(あみもと)と呼ばれる漁網や漁船を所有する経営者で、
酒造業へ進出したきっかけは定かではないのですが、網元として蓄えた資金をもとに、
当時景気が良かった酒造業界に進出したのが始まりではないかと言われています。

この地域は、鈴鹿山脈からの清冽な伏流水が得られ、
伊勢平野からはお酒の原料である米が豊富に手に入り、
さらに造ったお酒を江戸や大坂へ輸送するための海上交通の港もあり、
酒造りにおいての「地の利」にたいへん恵まれた土地柄です。

当時は多くの酒蔵が並び繁栄していたそうですが、
現在では清水清三郎商店が鈴鹿市で唯一の造り手となっています。



作 Zラベル 純米吟醸

2014-08-15 | 三重県









酒蔵/清水清三郎商店

場所/三重県鈴鹿市

精米歩合/60%

アルコール度数/15度

720ml/¥1,350

購入月/6月

(公式HPより)
フルーティーな香りながら味わいはすっきりとした切れ味のするどい純米吟醸酒です。
味わいをラベルに表しました。冷やしてお召し上がりください。

(某販売サイトより)
蔵人が持てる力を全て注いで醸したお酒は、蔵を離れてからも、流通業者、酒販店、飲食店や飲む環境などによって、その価値はどんどん『作』られ続けていきます。これが「作」の銘柄の由来です。
このラベルもボトルも、「作」の新しい価値感を『作』ろうとする蔵元の特別な思いから生まれました。
りんごのようなすっと鼻の奥に広がる香りと、切れの良い後味を併せ持った穏やかな純米吟醸です。

(感想)
以前プロトタイプを買って飲んだときの感動が忘れられず、
このZタイプを試してみました。
しかし、プロトタイプにはあったフレッシュなピチピチ感が
このお酒にはなく、滑らかで落ち着いた味わいでした。
うまいんだけど期待と違ったので、ちょっと残念。



作 ZAKU prototype M

2014-05-16 | 三重県









酒蔵/清水清三郎商店

場所/三重県鈴鹿市

精米歩合/60%

杜氏名/内山智広

アルコール度数/16度

720ml/¥1,567

購入月/4月

(ラベルより)
無濾過、槽場直汲み、極微発泡、瓶火入れ

(某販売サイトより)
爽やかで甘い果実のような香りが広がり、
純米酒とは思えないとてもきれいな香りと清涼感あふれる飲みやすさに、
一口飲んだ瞬間に驚かされます。

プロトタイプ特有の微発泡感がとても爽やかに舌の上で踊り、
しばらく味わうにつれて、
栗や穀物を思わせる旨味やコクが口いっぱいに展開。

清冽な中にも無濾過の原酒らしい厚みのある飲み応えがしっかり宿っており、
酒蔵見学に行って、槽場でしぼりたてのお酒を
試飲しているような感覚に近いものを思わせるクオリティです。

(感想)
なんだこれ! めちゃくちゃうまい!
火入れなのに新酒のような香りと微発泡!
すごいね。



作 雅乃智 純米吟醸

2014-03-10 | 三重県









酒蔵/清水清三郎商店

場所/三重県鈴鹿市

使用品種/広島・八反錦100%

精米歩合/55%

酵母/自社保存酵母

アルコール度数/16度

720ml/¥1,714

購入月/2月

(備考)
はせがわ酒店にて購入。
「作 雅乃智」の米違いシリーズのひとつ。
香りが良く、甘さのなかにも辛さがあり、うまい。
「作」は全量火入れらしく、
これも例外ではないはずなのに、かなり生っぽい味。

(裏ラベルより)
心地よい香り、豊かな味わいと透明感が両立。

(蔵について ※某販売サイトより)
清水清三郎商店のお酒のほとんどは原料米を「国産米」と表示しており、特定していないらしい。
理由は、米が仕込みの度に変わることもあり、銘柄を重要視していなから。
米が変わっても適切な給水を行えば問題はなく、米との対話を大切にし、
的確に作り手が対応することが重要という考え。

また、清水清三郎商店は地元の顔が見えるお付き合いができる所から
お米を分けてもらうことが最適だと考えているので、
ほとんどは地元産の米を使用しているそうです。