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サケレコ

飲んだ日本酒を記録しておくためだけの備忘録。
たまにお酒のイベントや飲食店のことも書いてます。

美丈夫 吟醸酒 生 うすにごり

2015-03-27 | 高知県









【感想】
開栓注意の発泡系。しゅわっと爽快な日本酒です。

冷蔵庫でしっかり寝かせておいたのに、
開けた瞬間に泡が吹き出しそうになる強烈な発泡系。
慌てて栓を閉めると沈澱していた澱が瓶内で循環し、自然と混ざります。

飲むとやはり泡が強め。炭酸飲料を飲んでいるかのようです。
アルコールも14度と低めなので、カクテルのようにサラリと飲めます。
吟醸酒ですが、香りは控えめでした。

この手のお酒は開栓して数日経つと炭酸が抜け、
薄っぺらく不味い酒になるので、早めに飲まなければなりません。

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酒蔵/川商店
場所/高知県安芸郡
精米歩合/55%
アルコール度数/14度
720ml/1,257円
購入月/2月

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★蔵について
 高知県の東部、太平洋に面した安芸郡田野町はかつて、上流域から集まる木材の集積地として栄えていました。

 美しい森林から生まれる豊かな水。明治37年、回船問屋を営んでいた二代目浜川金太郎は、このやわらかな水を生かして酒造りを始め、「浜乃鶴」と名付けました。

 時代とともに、酒造りを取り巻く環境は大きく変わってきました。今でいう普通酒が全盛の中、大量生産や激しい価格競争…、小さな蔵には厳しい時代がやってきます。

 五代目として浜川が蔵に入ったのは、そんなころです。

 高知県の中ではいち早く純米酒造りに取り組み、良質な酒を追い求めてきました。それでも、お客さまと日本酒の間に大きな溝ができているように感じました。このままで酒蔵に未来はあるのか。希望はないんじゃないかー。

 試行錯誤する中で、たどりついた答えは単純なものでした。
「とにかく、うまい酒が作りたい」。
そのためにできることはたくさんありました。

  先代社長や蔵人の反対を押し切って吟醸酒造りを始めました。資金も、設備も、正直、心許ないものでした。ただ、自分が飲みたいと思う酒を造りたい。その一心でした。応援してくださる酒販店さんもいらっしゃいました。

 そうして生まれたのが「美丈夫」です。今から約20年前のことです。

  生産量は追わず、手作りで、何よりも酒質を追い求めてきた酒です。挫折も、失敗も、思うようにいかないことも多々ありました。ただ「うまい酒」のために、今も走り続けています。

★某販売サイトより
愛媛県産『松山三井』を55%磨き上げたうすにごりです。

このお酒は、搾りたての生酒にオリをからませる独自の製法で造られた、シャンパンのようなキメ細かい泡立ちと、なめらかなのどごしが心地よい発泡吟醸です。

ひとくち含むと、ふわっと広がるメロンのような香りと、米の旨味、炭酸の心地よい刺激、飽きのこない切れの良さ、それぞれがバランスよく組み合わさって非常に飲みやすいお酒に仕上がっています。

10年間試行錯誤を重ねながら、うすにごりの研究を重ねたこだわりの逸品です。この蔵元さんの人気のお酒です。

美丈夫 舞 うすにごり

2014-08-19 | 高知県









酒蔵/川商店

場所/高知県安芸郡

使用品種/松山三井(愛媛県産)

精米歩合/50%

アルコール度数/14度

500ml/¥1,080

購入月/7月

(公式HPより)
うすにごりは、搾りたての純米大吟醸を独自の製法で瓶内発酵させた
シャンパンタイプの微発泡酒です。
瓶詰め後、一定の期間を経るとガス圧が安定してきます。
開栓の際、温度が高かったり、振動させた場合に勢いよく吹き出すことがあります。
ねじりキャップタイプの商品は「開けては閉めて」を繰り返し、少しずつ開栓してください。

(感想)
シュワッと爽快な泡が心地いい日本酒。
口に含むとバナナのような香りがし、大吟醸ならではの上品な甘さもいい!

ちなみに発砲系だと、後から炭酸を充填するタイプと
このお酒のように瓶内発酵させるタイプがありますが、
こちらの方がより泡がきめ細かく、開栓後の泡の抜けが遅いそうです。

後から充填タイプの特長は、
比較的炭酸が強いのでより爽快感を楽しめ、
割と安価なので手軽に購入できます。
一ノ蔵の「鈴音」や松竹梅の「澪」はこのタイプです。

どちらの方が良いということはありません。
私はどちらも好きです。


土佐 しらぎく 純米吟醸 生酒

2014-08-16 | 高知県











酒蔵/仙頭酒造場

場所/高知県安芸郡

精米歩合/55%

アルコール度数/15~16度

720ml/¥1,674

購入月/7月

(某販売サイトより)
国産米・高知県産米を55%まで磨き上げた純米吟醸の爽やかな微発泡酒。
爽やかな果実香が香り、軽快でキリッとしており、
フルーティで、豊かな酸が広がるうすにごりのお酒です。
食中酒としてのキレの良さもあります。
暑い季節は、オンザロックもおすすめ。
レモンを搾った鰹の塩タタキなど、柑橘果実を使ったお料理との相性は抜群です。

(感想)
暑い時期は活性系のお酒が飲みたくなります。
この「土佐 しらぎく」はキメの細かい泡が
喉に心地よい、シャンパンのようなお酒でした。
かなり好みの味です。

ちなみに蓋には「開封注意」とありますが、
買ったあと冷蔵庫で一晩寝かせておけば
全く問題ありません。


文佳人 夏純吟

2014-06-04 | 高知県









酒蔵/株式会社アリサワ醸

場所/高知県香美市

精米歩合/50%

アルコール度数/16.5度

720ml/¥1,404

購入月/5月

(ラベルより)
よ~く冷やして、お好みで氷を浮かべてロックで。
可愛い「お酒のおばけ」とともに夏の一夜を楽しく、涼しく。

(某販売サイトより)
やわらかい口当たりで、米の甘味と酸味のバランスが良く
若干のガス感がキレを演出します。

日本酒度±0と優しい口当たりながら、
淡麗なスッキリとした飲み口と仕上がり。
夏の一夜にピッタリの清酒です。

(感想)
夏向けの日本酒は5月から出始めるそうです。
特徴としては、爽やかな香りと軽い飲み口の酒が多いのだとか。
この酒もそうでした。
舌にかすかに発砲感が感じられる、おいしい酒でした。
ちなみに、薄くなるのが嫌で氷は入れませんでした。