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サケレコ

飲んだ日本酒を記録しておくためだけの備忘録。
たまにお酒のイベントや飲食店のことも書いてます。

千歳鶴ミュージアムに行ってきました!

2014-07-29 | 酒蔵・ミュージアム
札幌市内にある、千歳鶴酒蔵のミュージアムに行ってきました!





千歳鶴は札幌の地酒です。





酒造りに関する資料の展示や、商品の販売がメインです。





こちらは酒づくりの道具。





「斗瓶囲い」などの日本酒に使われている斗瓶は、始めて見ました。





ここの杜氏は本当に小さい字で、細かく丁寧に酒づくりの記録を付けているんですね。





昔のポスター。





お酒はミュージアム限定のものばかり。







発酵食品も充実のラインナップ。





オリジナルの酒器もありました。





お酒の試飲もできちゃいます。





仕込水も飲めちゃいます。





ちなみに併設のカフェで休憩することもできます。





しかし、メニューはそそられません。





ミュージアムとしては規模が小さいせいもあり、あっという間に全て堪能できちゃいました。



澤乃井園の恵方呑みに行ってきました(後篇)

2014-02-04 | 酒蔵・ミュージアム


豆まきも終わったので、次は蔵見学へ。





小澤酒造は澤乃井という、日本酒好きの間では有名なお酒を醸しています。





蔵は夏でも酒が痛まないよう土蔵造りになっており、

外の気温よりひんやりとしていました。

こちらは大きな酒のタンク。



もし、このタンクをまるごと1個買った場合、

1日1合で120年間呑み続けることができるそうです。



大きな精米機。



酒米を精米する際、摩擦熱で米が壊れないよう

ゆっくりゆっくりと削るそうです。

例えば35%まで削るのに、なんと約80時間!



こちらが山田錦の玄米と35%に精米したお米。



丸く小さく削られた綺麗なお米は、小粒の真珠のようでした。



貯蔵室では酒を熟成させ、古酒を造っています。



2009年ものの古酒は、後ほど別の場所でいただきました。



最後に「新しぼり」をいただいて終了。



庭園でいただいたお酒と同じものです。

やっぱりおいしかった。



続いて、再び庭園に戻って利酒館へ。





この建物の2階で、さまざまなお酒がいただけます。



あ、鬼が酒を注文している……。



ここでは小澤酒造で醸している酒を、ビックリ価格で提供。



200円から500円までのラインナップがありますが、

2杯目からは全て100円引きなので、

ほとんどの酒が1杯100円で呑めちゃうんです。

すばらしい!



ということで、いろいろ味わいました。



杉の香りがする、木桶仕込みの「彩は」。





市場への流通は禁止されている、蔵でしか呑めない「亀口酒」。





個人的に一番うまいと思った、純米吟醸「吟の舞」。





日本酒で造った梅酒「ぷらり」は、さっぱりとした甘さで美味。





先ほど蔵で見学した、2009年ものの古酒「蔵守」。





普通のお酒と比べるとこんなに色が違います。



右が古酒。

味わいは、泡盛や紹興酒のような感じ。



そして、一升瓶で10,500円という、大吟醸「梵」。





肴と一緒に堪能しました。





ちなみに、この澤乃井オリジナルのお猪口はお土産にいただきました。





とにかくおいしい日本酒をたくさん呑みまくって、

本当に楽しい節分でした。




澤乃井園の恵方呑みに行ってきました(前篇)

2014-02-03 | 酒蔵・ミュージアム


2月2日(日)、奥多摩の方にある澤乃井園で行われた

「恵方呑み」というイベントに行ってきました。





中央線・青梅線に揺られて西へ西へ。

約1時間40分で「沢井」という駅に到着。





降りるとすぐに案内版があったので、迷わず行けます。





道の途中に佇む「小澤酒造」。



澤乃井園はこの蔵の庭園です。



入口では、酒甕を持った兎のさわのすけ君がお出迎え。





澤乃井園に到着しました。





それほど広くはありませんが、よく手入れされているようです。

新緑や紅葉の季節は、より美しい景色が見られるのかな。

すぐ近くには川が流れ、





歩くと揺れるコワイ吊り橋も。



天候に恵まれて良かった。



庭園内には仕込み水が流れる場所や、





お酒や食事をいただける場所もあります。





メニューはどれもお手頃。



お昼どきでお腹も空いていたので、

おでん、シソみそ豆腐、畑のお肉を購入しました。



そして、これが一番の楽しみ。

今年できたての新酒です。



すぐ近くの蔵からタンクに入れて運んできた新酒を

二合瓶に入れて提供してくれます。



準備は整いました。





川のせせらぎを聞きながら味わう酒は絶品!





酒は「吟醸 新しぼり」で、600円。

香りが高く、清々しい甘みがあります。





どの肴にもぴったり。





しばらくするとどこからか歓声が聞こえてきました。

どうやら鬼がやって来たようです。



大人たちは豆を投げ、子どもたちは逃げ回っています。



酒をふるまってくれる鬼もいて、とても和やかな豆まきでした。





つづく