豆まきも終わったので、次は蔵見学へ。
小澤酒造は澤乃井という、日本酒好きの間では有名なお酒を醸しています。
蔵は夏でも酒が痛まないよう土蔵造りになっており、
外の気温よりひんやりとしていました。
こちらは大きな酒のタンク。
もし、このタンクをまるごと1個買った場合、
1日1合で120年間呑み続けることができるそうです。
大きな精米機。
酒米を精米する際、摩擦熱で米が壊れないよう
ゆっくりゆっくりと削るそうです。
例えば35%まで削るのに、なんと約80時間!
こちらが山田錦の玄米と35%に精米したお米。
丸く小さく削られた綺麗なお米は、小粒の真珠のようでした。
貯蔵室では酒を熟成させ、古酒を造っています。
2009年ものの古酒は、後ほど別の場所でいただきました。
最後に「新しぼり」をいただいて終了。
庭園でいただいたお酒と同じものです。
やっぱりおいしかった。
続いて、再び庭園に戻って利酒館へ。
この建物の2階で、さまざまなお酒がいただけます。
あ、鬼が酒を注文している……。
ここでは小澤酒造で醸している酒を、ビックリ価格で提供。
200円から500円までのラインナップがありますが、
2杯目からは全て100円引きなので、
ほとんどの酒が1杯100円で呑めちゃうんです。
すばらしい!
ということで、いろいろ味わいました。
杉の香りがする、木桶仕込みの「彩は」。
市場への流通は禁止されている、蔵でしか呑めない「亀口酒」。
個人的に一番うまいと思った、純米吟醸「吟の舞」。
日本酒で造った梅酒「ぷらり」は、さっぱりとした甘さで美味。
先ほど蔵で見学した、2009年ものの古酒「蔵守」。
普通のお酒と比べるとこんなに色が違います。
右が古酒。
味わいは、泡盛や紹興酒のような感じ。
そして、一升瓶で10,500円という、大吟醸「梵」。
肴と一緒に堪能しました。
ちなみに、この澤乃井オリジナルのお猪口はお土産にいただきました。
とにかくおいしい日本酒をたくさん呑みまくって、
本当に楽しい節分でした。