戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

23/01/06  寒の入り。

2011-01-06 16:59:22 | Weblog
 今日から小寒、20日が大寒という事だが日中は太陽のおかげで西風が冷たいだけでフクダヤまで毛糸の厚手のカーディガンだけで大丈夫だった。昔ならこんなふうでは耐えられないが温暖化は確かに進んでいる。うちの水仙も蕾が出てから久しいが、何とか少しずつ大きくなっている。早ければ1月中の頃には切って家の中に入れておけば外より早く咲いてくれる。このところ、見るべき番組が見つからない時は“坂の上の雲”を繰り返して見るようにしている。甥が本を買ってきてくれたのでそれも夢中で読んだ。その中に明治時代の一般庶民の貧しさの中で国家予算の半分以上が軍事費に割かれていると書かれていた。冬でも履物を履かずはだしで歩いている国民もいて、口にするものは貧しいという以上に酷かったという。ロシアでも雪の上をはだしで歩く人民の姿が映し出されていたが、こんな生活が続けば革命が起きるのも当然のような気がする。
清国も同じで結局は赤化した。現在も北朝鮮が火種だけれどあの頃から朝鮮半島はいろんな問題を孕んでいる事を知った。坂の上の雲は歴史の勉強をしないで怠けていた私に新しい目を開かせてくれた。おおよそのことは頭に入っており、クロパトキンなどという名前も覚えていたが詳しくは理解していなかった。つくづく有難い事だと思っている。3部は13年12月に始まるがもう少し本で知識を得ておきたい。

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