戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

24年9月8日 その2 衣替え

2012-09-08 15:54:09 | Weblog
朝から着替えが忙しい。学生時代前期のテストで四苦八苦していた頃です。何とか誤魔化して級友達と銀座のコーヒー店へ繰り出していた頃です。それが終わると衣替えの10月1日を迎えます。やはり暑かったような覚えがあります。 照り付けると物凄く熱く、影に入ると寒い。日照りを除けていると風が冷たい。停めてあった車はエアコンが効き出すまでは熱気むんむん。朝家を出る時は秋の装いでも日中の日照りのもとでは気がひける。今は着るものに一番難儀する気節です。車の中では涼しいし、今日は又デパートへ行ってしまいました。何度も行って気に入ったものはないとわかっているのに又行ってしまった。やはり秋は茶色の世界。もう少し過ぎれば冬物の用意。衣替えは忙しい。

24年9月8日 支那そば

2012-09-08 15:41:47 | Weblog
 このような暑さになると中学生時代の図画室を思い出します。二階の西日の当る熱い部屋でした。お昼になるとその部屋で当時は支那そばといっていたラーメンを召し上がっていた先生方を思い出すのです。今のようにエアコンなどありませんし、扇風機もありませんでした。戦後一番の猛暑の時、扇風機が売れて売れてどのような中古品も売り尽した年があります。鉄のプロペラの中古品まで売れてしまいました。中古品よりもっと酷いものまで、壊れかけていた物まで売れたと思います。今、そのような扇風機があったら多分高く値がついて骨董品として売れたかもしれません。戦後の好景気時代を迎えてそれらは処分された事でしょう。何でも捨てる時代もありました。今もそれに似通っています。捨てる時はもう1度調べましょう。お宝だと勿体ないですから。