古里の暮らしの中で

私の住んでいる地域の文化を紹介する

障子貼り

2017-07-26 22:31:20 | 日々の暮らし
連日暑い日が続きます。

エアコンの中でグズグズしていても何も進まないので、
秋の法事に備えて障子張りをすることにしました。

幸いなことに我が家の和室は、夏は陽が縁側の縁までしか入ってきません。
昔から障子張りは秋の陽射しになってから、とは聞きますが
秋は秋で用事もいろいろ出てくるので、思い切りました。

「一歩を踏み出せば、終わったも同然」と聞いたことがありますが
ほんとうに1枚の障子をはがしたら、後は順調にすすみました。

驚いたことに、ここの障子を前回貼ったのは、平成22年でした。
もう7年もたっています。

やはり上等の和紙を使っていると、こんなに長持ちするんだと思いました。

建てつけてあるとやはり暗いかな、と思いますが横にしてみると
まだ破るのは、もったいない感じもしました。



部屋と部屋を仕切るふすま障子は前回も張り替えていませんが、
まだまだもったいないので、今回も張り替えませんでした。



大きい障子が7枚、小さい障子が21枚 完了です。
小さいのは桟が複雑だったりして、案外作業が大変です。

先日入っていた障子張りのチラシの金額で計算すると、約3万円分です。



今回はやはり手術の痕が痛くて、障子紙を剥ぐのにも左手を使いました。
省エネのため同じ部屋でパソコンをしている夫には、立てつけをしてもらいました。

褒めてくれる者がないので、障子に向かって一人、拍手をして
きれいになったことと、お金を節約したことを喜びました。