古里の暮らしの中で

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記念碑

2017-02-19 18:02:29 | パソコン
夫が2月26日(日)荒島交流センターで「荒島地区にある記念碑」について
講演会をすることになりました。

おおよその骨格はできていますが、22基の中で1基だけ詳しいことがわからない石碑があります。

今日はお天気が良かったので、その写真を撮りに行くのに同行しました。

それは墓地の中にありますが、墓地の中でも古いお墓が多いところで
草に埋もれた場所でした。

珍しい女性の記念碑です。



「産婆紀念碑 足立富」とあります。

昔の記念碑の記は、「紀」が多いです。

石碑の裏には、当時の発起人の名前が数人入っていますが
詳しいことがわからないので、講演会の中で情報を持っている方を
捜す予定だそうです。
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記念碑メモより(2021.7.4 追記)

2016年(H28年)上坂田町 近藤伴幸さんの案内で見る
この碑は、荒島地区 西赤江町の仲仙寺(ちゅうせんじ)の墓地内にあります。
夫が記念碑を調べていることを知り、近藤さんがこんなものもあるが、と教えて下さいました。
現在、墓守は無いように見受けられます。

碑面に名称の横に「富室貞信女」とあり記念碑とされているが、墓のようでもある
裏面に発起人 二岡民七、二岡藤兵江、二岡武吉、近藤和市、上田卯市と記されている
大正8年11月16日 足立国蔵
隣りに「足立家累代墓」の石があり、この字は海軍軍医大佐 横井太郎書 とある
正五位 勲四等
足立国蔵建立 昭和8年12月

日露戦争 日本海海戦時 第3戦隊旗艦 巡洋艦「笠置」の軍医長に横井太郎軍医少監の名がある・・・同一人物?