古里の暮らしの中で

私の住んでいる地域の文化を紹介する

平成23年精霊送り

2011-08-17 10:08:20 | 地域の行事
平成23年8月15日午後8時から、荒島社会福祉協議会と荒島地区町内会との共催



方丈様は地区の4ケ寺から5名


各お寺から、ご詠歌の方


係りの方が、受け取って並べてくれる


ドラム缶にろうそくを立てたものが2か所にあり、線香を手向ける


浄財を入れる箱が置いてあって、金封に入れて納める人もあれば、納めない人までさまざま


今年の特徴は、手作りの燈籠です。
この燈籠が歩き道も照らし、幻想的で厳かな精霊送りでした。

お盆の迎え火・盆行事

2011-08-15 23:27:08 | 地域の行事


今年はなすびの出来が悪く、牛を作るなすびもなかったので、
近年していない迎え火を焚くことにした。

子供のころ、祖母と かど(前庭のこと・「ど」にアクセント)で麻がらを燃やした。
今は、下がアスファルトなので瓦の古いのをもってきて、その上で焚くことにした。

13日は「盆さん、盆さん、この火について、ござっしゃい、ござっしゃい。」
14・15日は「盆さん、盆さん、この火について、あそばっしゃい、あそばっしゃい。」
16日は「盆さん、盆さん、この火について、えなっしゃい、えなっしゃい。」

いずれも、薄暗くなってから、こう唱えながら焚いた。
13日は迎え火、16日は送り火 と言った。
14日は遊び火といった方があったが、これは私は記憶にないので、この際確かめておきたい。
久しぶりに、心穏やかな、ささやかな行事だった。

近所の方2人に聞いたところ、送り火は16日だとか。(私は15日と思っていた)
15日の夜、仏さんの荷物を先に送っておき、16日に仏さんがお帰りになるとか。
現代の泊り客が宅急便で、前日に荷物を送っておくのと一緒だね、と笑った。


お盆は、床の間に祭壇をしつらえ、位牌さんを出してお祭りするのだが、
私が病気になってから、していない。
今年こそはと思っていたのに、この夏は私が何回も疲れを出したので
親戚が、簡単にやればいいと言ってくれたのを幸いに、仏壇に飾り物をした。

それでも、ほうずきやサトイモ、飾り菓子(スーパーで2本1組みで315円)を前に吊った。
本当はこれにくわえ、トウモロコシやささげ(さやの長い豆)も飾る。
提灯も出さずにと思っていたが、これを贈ってくれた人が遠方から来ると言われるので、
御前灯籠は出さずに、この提灯だけにした。

花は、花の木、おみなえし、キキョウ、えどぎく、ほうずき、みそはぎ、鶏頭を飾った。
鶏頭だけは、買ってきた。

お墓にも同じ花を13日早朝に立てに行く。
13日、14日、15日の夕方は、墓参りをして石燈籠にろうそくをともす。

15日夜は、精霊送りがあるので、仏壇に飾っていた花や
3日間お供えした牡丹餅や赤飯などのお食事、
夕方お供えした「いなされだんご」を、袋に入れ会場に持っていく。

16日早朝、お墓は、かえばな(替花)と言って、お盆に立てていた花を全部やめて、
シブギや花の木などと、替えて立てる。
16日夕方、墓参りをして石燈籠にろうそくをともして、お盆の行事を終わる。

2009.8.16にも同じようなことを書いています。

ご先祖様、すみません。来年こそはもっと元気になって、
以前のようにきちんと飾ってお迎えしますから。

気を付けて・交通事故

2011-08-12 21:19:36 | Weblog
恐れていたあの場所で、先ほど交通事故が起こった。

けたたましいパトカーのサイレンと「左によってください」と繰り返し呼び掛けるマイク。
その後を、しばらくして救急車が行く。
またパトカー、また救急車と数が増え、それぞれの家々からも顔を出す人が多くなる。

私はすぐに、自宅の車を確認する。

救急車が1台しか、帰って来なかったので、もう1台はどうしたんだろうと言っていたら、
けが人を積んで松江方面へも向かったとか。

30分以上も通行止めとなって、先ほどようやく片側交互通行になった。
その間の車の渋滞の列は、すぐ長くなった。

追突した車は下り車線で運転席がぺちゃんこになっていた。
追突された車は反対車線の縁石に乗り上げたまま、歩道を少しふさいでいた。
対向車がなかったのは、この交通量では不思議なくらいだが、不幸中の幸いだった。

警察官がきびきびと動いておられるのと、ガラスの飛び散った量が印象的だった。

近所にタクシーの運転手さんがおられて、新しい道を教えてあげられて、だいぶ迂回道路を行かれた。
私も尋ねられた方には教えてあげたが、慣れない道で、まして夜道では、やはり不安ではないかと思う。
大型トラックの多さも改めて感じた。

高速道路が有料化になって9号線の交通量が多くなってから、近所でもう3件めの交通事故。
おりしも帰省の時期、お互い気をつけましょう!