Kyara's Style

日々のつれづれ
      
           思いのままに・・・

119番は?・・・119番です!!

2010-06-18 18:08:55 | 日々の出来事
                 
               

               今年はじめて咲いた ハイビスカス 夏の花



梅雨の合間の晴天の日。

次女が庭の花壇で草引きをしていた。

そこに通りかかった近くの保育園の子供たち。

2名の保育師さんが
オリジナルの乳母車?に10名近くの年少さん(2~3歳児)を入れてお散歩していた。

お日様ガンガン 暑い日であった。

にもかかわらず、帽子もかぶせないでのお散歩。



丁度次女の家の前、その中の一人の男の子がぐったり~している。
横の子供にもたれかかったまま、動かない。

それを見た慌てた保育師さん(若い女性)は、
次女に向かい

     『119番って何番ですか?』

     《119番です》

『 救急車呼んでもらえますか!









家の中に走りこんだ次女、
短縮ダイアルに登録していた救急車をダイヤルした。

    ○○の◇◇ですけど・・・
    あぁ~~◇◇さん、どうしましたか?  偶然、電話に出たのはすぐ裏のお宅のご主人。
消防署勤務だった。





救急車が来るまでの間、
冷蔵庫のアクエリアスを水で薄めたのと、
冷凍庫から保冷剤(ケーキに入ってる小さ目の)をつかみ
冷たいアクエリアスを飲ませ、
両脇の下と両太ももの付け根に保冷剤を挟ませ様子を見ていた。

その間、若い保育師さんはオロオロしたまま・・・
どうして良いのか判らないのだろう~。



まもなく救急車到着! 
一人の保育師さんが一緒に乗り込み、
残されたのは10名近くの小さな園児と一人の若い保育師さん。

彼女は言う。

   『保育園まで一緒に行ってください・・・』


《今家の中に幼稚園の子供がお昼寝中だから、ついていけない》と断った次女

保育園は近いから、誰か来て貰ったらどうですか?
次女の携帯を差し出した。

保育師さんは電話し、ヘルプの保育師さんが来て帰っていった。



風があるとはいえ、ガンガン照りで帽子もかぶせずのお散歩。
おまけに何かがあったら・・・と予想はしないのだろうか?
携帯も何も持たずのお散歩。

若いけど、プロとしての意識に欠けている。

保育園に預けてるからって安心は出来ない・・・そう思った出来事だった。


救急車で運ばれた男の子は「熱中症」だったようだが、
早めの手当てで、大事にはならなかった。

その後、その保育師さんからも、保育園からも電話の1本も無いようだ。


そんな世の中に、いつからなったのだろう。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マコさま (kyara)
2010-06-21 13:04:18
そこの保育園の園長先生を知っています。

私たちと同じ年令で、ハキハキした方です。

「熱中症」で運ばれた・・・と報告は当然あったと思うけど、
そこに到る詳細は伝わっていないのだと思います。
その部分にも、「子供を預かる大人としての常識欠如」だと受け取りました。

いまそんな成人が多くなっているのでしょう。


どうして携帯でかけなかったの?・・という私の疑問に、
「携帯はプッ・プッ・プッ・・って、繫がるまで数秒間かかるじゃない、家の電話のが早いから・・」って言っていました。

急を要する時に、そこまで考えたんだ~と
びっくりしましたけど。

熱中症って、室内にいてもなるんですって!
気をつけましょうね、お互いに!



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あら!びっくり! (マコ)
2010-06-21 11:30:19
非常識な若い保育士さんに驚き!
その上司にそれ以上に立腹です。

大事に至らなかっただけが救いです。

お嬢さんの落ち着いた行動に感心しました。
私だったら…おろおろするばかりでしょう。
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れんげさま (kyara)
2010-06-19 17:08:52
熱中症って怖いですよね。
今からの季節、特に注意しないと・・・。

一人の園児がぐったりしてるのに、
何も出来ずうろたえて、
日照りの中に園児を乗せた乳母車を置いたままにし。

次女が「こちらの陰に入れてください」と
ガレージの屋根の下に入れるように言ったようだけど、
そんな事さえ判らない子が「先生???」

その後園に帰り、どのように説明したか分からないけど、
多分その部分は言っていないと思います。

親は安心して預けているんですもの、
しっかりと気配りをして欲しいですね。

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大事に至らず (れんげ)
2010-06-19 16:39:28
子育てを経験されている
娘さんの機転ですね
大事に至らなくて ほんとに良かったです。

保育師さん 二人で行かれたのなら どちらかベテランさんなら良かったのにと思いました。

私の友達が 特別支援学級にいた頃は
教室から飛び出す子の 後を追わなければならないので携帯は いつも持っていたそうです~。

出かける時には 必需品ですよね。

小さな失敗ならば お勉強になったで許されるでしょうが
大きな失敗は 許されない職業だと言う事
命を預かっているのですから 
危機管理 危機認識をプロとしてしっかり
お勉強してもらいたいですね。




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bonjiさま (kyara)
2010-06-19 16:20:36
いまや熱中症は当たり前の出来事として
夏になると必ず取り上げられています。

子供を預かってる施設は、対処方法をシュミレーションするべきですね。

大人だとなんて無いことも、体調が悪かったり、
小さな体だとダメージを受けることが多いし・・。

娘は「いつ子供がそうなるか知れない・・・・」と、
もしもの時の対処方法を学んでいたようです。

本来ならば、保冷剤はハンカチなどにくるむのが良いようですが、
咄嗟の時にハンカチを出しに行く時間が惜しくて、
傍のキッチンペーパーを千切り、くるんだようです。
まずリンパを冷やすのが良いようです。
そして水分、カリュームorナトリュームを早く吸収させるために、スポーツドリンクを。

「私、完璧な処置だと思うけど、
 でも手が震えたのよ・・・」と言っていました。

やはり実際に目の前にすると、頭で思った事と違うんですね。

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大変な事 (bonji)
2010-06-19 12:51:21
脱水症状、熱中症は命を落とす事も、
娘さんの機転で
大事にならなくて良かったですね、
大切な仕事に就くものは
訓練されていないといけませんね、
未熟なものの不注意が大変な事になるところでしたね、
机の上だけでなく現場に出てから学ぶ事も多いはず、

緊急時に冷静に判断しないといけませんね。
良いお勉強になった事と思います。

           bonji

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ロミオさま (kyara)
2010-06-19 11:20:15
孫ちゃんがお昼ねしてた時間だから、
午後3時を過ぎてたんじゃないかと・・・。

こちらの保育園は、大きな乳母車?を作り、
その中に幼児が10名近く乗って
保育師さんが押して散歩してる様子が時折見かけられます。

行き帰りは乳母車に乗せ、
どこかの広場で遊んでいるのかもしれません。

最低条件として、
帽子をかぶせる、飲料水を用意する、
怪我や事故に備えて、すぐ連絡が取れるよう
手段を考えておく。(携帯はその一部)
↑      ↑
母親なら誰でもすることです。

個人の携帯は禁止でも、
園から子供をつれて離れる時には、
やはり持つべきだと考えます。

まぁ~このような事を積み重ねながら
一人前になってゆくのでしょうけど、
幼子の苦痛をもっては。。。勘弁して欲しいと思います。
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akkomamさま (kyara)
2010-06-19 11:09:05
大事にならなくて良かったです。

保育園は小さなお子様を預かり、親に代わって保育をする所ですが、
短大出たての若い保育師さんを良く見かけます。
私の知り合いの保育園では、定期的(2~3年おき)にそのほとんどを短大出たての新人と入れ替えます。

安い人件費で済む。ヤル気満々、張り切って動いてくれる。
経営者に対して順従である。

ん~~ 想像ですが・・・多分合ってると思います。
これは親の立場じゃなく、経営だけでの判断です。


若い新人は、単に遊ぶことだけなら若さで対応できるけど、
幼子が起こす予想できない出来事に、的確な対処できるのかと思ったりします。

子供を育てた経験のある、30代~40代の保育師さんがベストなんじゃないかと・・・。

普段は冷静な人も、パニックになると119番も判らなくなるんだな~って思いました。
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うーむ (ロミオ)
2010-06-18 22:48:48
 保育所って日中の一番暑い午後は、お昼寝をしているのだから、お散歩は午前中が多いみたいなんですが、お日様ガンガンという表現からすると、午後のお昼寝の後なんでしょうかね。

 散歩は、30分か小一時間ならいいのですが、熱中症にかかるほどの長い時間散歩してたのでしょうかね。
 ちょっと注意不足ですね。

 携帯については、仕事中は持たないのが常識になっているようですね。
 仕事中に携帯の電話やメールの応対をするのは、注意が散漫になり危険だからかも知れませんね。
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考えなくても...。 (akkomam)
2010-06-18 19:48:27
  考えるとかないとかのことではなく、当たり前、常識の
 無さに読みながら驚きふるえがきそうでした。

 お嬢さんの機転ですべて良い方向に進みましたけど、
 どうなっているのでしょう。
 <熱中症>のお子さんの父兄にはどんな説明をしたので
 しょうか、聞いてみたいような私です。

 私は以前出かけた先でエレベーターに手をはさんだ子どもを
 救助したことがあり、そのとき泣き叫ぶ子どもに対して
 <あんたが悪い!!>と怒鳴った母親に、
 <怒鳴る前に冷やしなさい>そして<医者へいきなさい>と
 一喝したことがありました。 一緒にでかけていた友人に
 びっくりされましたが、今でも思い出すと...です。

 今の世の中、何処かへ置いてきてしまった大切なことを
 もう一度取り戻せるときがくるのでしょうか、
 淋しい話ですが、取り戻す努力はしていかなければ、です。
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