こうのとりちゃんを待つ日々・・・ななの不妊治療NOTE

39歳、結婚9年目。子宮内膜ポリープ切除2回、稽留流産を経て体外受精3回目で妊娠継続中です。双子であることが判明!

周期12日目  や~めた!

2008-06-25 | 不妊

あぁ、忙しかったこのごろ

記事を更新しようと思いつつ気づいたらあれから10日か・・・。





表題の「や~めた!」は何を止めたかと言うと・・・

検温です。毎朝の。

もうかれこれ5年以上、毎朝きっちり検温していました。

タイミングでやっていくのなら、これくらいしかできることないしって。

幸い私はきっちりした周期で、きっちりとした体温なので、次の生理の読みもできるし・・・って。





でも、でも、まったく妊娠できない。

かすりもしない。

タイミングはばっちりのはず。

タイミングが合ってないですね~とは絶対言わせないくらい、合わせて来た・・・と思う。






何かを変えたいと思っていた今日この頃。

ちょうどベルギー旅行も控えてるし、海外に行ってる間の検温ってめんどくさいでしょ。

だって、時差があるから、いつ計ればいいかわからなくなるしね。

どうせ計ったところで、排卵期にいないんだし。






私の使ってる体温計は、たまごっちの大きい版みたいなやつで、目覚まし機能が付いててなおかつ自動的に記録されるタイプだから、今まで計り続けることができたんだけど。

でも、もういいよね。少しお休みしても






排卵期のみのも結局検温してるからこそ「今日から1日おきに3回はしようね」みたいになっちゃうし。

しばらくいろんなことを考えず、本能のおもむくままに過ごしてみようかと・・・







なんかね、突然話が変わるけど、昔「一休さん」というTVアニメがあったのね。

(私と同年代の方はご存知かと・・・)

私は漫画本も持ってるくらい結構好きだったんだけど





その一休さんの話というか映像ですごく印象に残っている場面があって、それが最近よく思い出されるのです。

うろ覚えなので違ってる可能性は高いけど・・・




一休さんはお寺で修行している子供なんだけど、何かがあってある日ものすごく和尚さんに怒られて、お寺から追い出されてしまったのね。

それで、扉を閉められて中に入れてもらえなくなりました。

初めは扉をガンガンたたいて「入れてください」と大声でさけんだり、得意の知恵を使ってあの手、この手で中に入ろうとします。

竹ざおを使って棒高跳びのように、門を乗り越えようとしたりね。

和尚さんに挑んで戦おうとしてたんだよね。

でもいくらやってもダメで、だんだん悲しくなってきます。

そしてとうとう泣き出してしまいます。

扉の前でうつぶせになり「ごめんなさい・・・」「私が悪かったです・・・」としくしく泣きながらつぶやきます(そしてそのままその場所で眠っちゃったんだったかな?)

すると、内側から和尚さんがゆっくりと扉を開けてくれて「そうだ、それでいいんだよ」と中へ入れてくれる・・・というシーンがあります(あったと思います)






なんか、なんでこのシーンが最近たびたびよみがえってくるのかなと考えると、今の私に足りないものなんじゃないかって思えてきます。

「素直さ」「謙虚さ」が欠けてるんじゃないかなって。

仕事にしても不妊治療に対してもね。

生き方全体的にかもしれない。

何か構えてしまってるっていうか、結果とか他人からの見られ方とかばっかり気にしているような気がして。

もっと、素直に謙虚に、いいものはいいと言う。

欲しいものは欲しいと言う。

嫌なものはイヤだと言う。

あるがままっていうのかな。

そんな感じになれたらなって思う。

意地をはったり、見栄をはったりしないで「嬉しい」とか「悲しい」とか言いたいなって思う。





なんだろう?自分が不妊?って思い始めてから、どうしても斜に構えてるようなところがあると感じる。

「どうせこの気持ちはあなたにはわからない」とか「また何か言われて傷つくかも」とか防波堤を作っちゃってるんだろうね、きっと。

それも仕方ないって思ってたところもある、自分で。

でもね、最近ちょっといろいろ変えていきたいなって思うからもっとありのままでいこうかなと思う。

傷ついてもいいじゃない「今の言葉傷ついた~」って相手に伝えればいいじゃない。

「いいなぁ~子供かわいいね~うらやましいよ~」って言えばいいじゃない。

無理して笑って「あたしは別にそんなに子供にこだわってないから」みたいな顔することないかって。

ちょっとそんなふうに思ってきました。






同情してほしいとか、こんな辛い思いをしてる人がいるってわかって欲しいとか、そういう気持ちもまだ確かにあるの。

でもね、相手にそういうことを求めるより先に、自分が楽になれることを考えるほうがいいよね・・・きっと