先輩手話通訳者に叱られた

先輩手話通訳者Ｋさんから数年ぶりにメールをいただいた。


「たいしさん、お久しぶりです。
昨年あたりから、たいしさんの過激な行動ぶりを噂に聞いていました。
老婆心ながら、心配になり、連絡させてもらうことにしました。
たいしさんが派遣者に対して、いろいろ不満に思っていることは知っています。
ただ、やり方には細心の注意を払ってください。
北風と太陽の話、知っているでしょう？
たいしさんのように、派遣者を鋭く非難していれば、派遣者の態度は頑なになるばかりです。
まず相手の言うことをよく聞いて、相手を尊重し、和やかな空気の中で、少しずつ、改善を重ねていくべきです。
旅人の上着を脱がせたいなら、ゆっくりと、温かく見守っていくことです。
対立からは何も生まれません。
たいしさんは昨年、手話通訳問題研究会を退会してしまいましたよね。
戻ってきてください。
個人で動く事には限界があります。
当事者団体の組織、手話通訳者や手話関係者の組織で共に考え、働きかけていく動きが必要ではないでしょうか。」


ありがたいことや。
心配していてくれるからこそ、こうして、メールをくれたんや、
「あんな奴、ほっとけ」
と思っているなら、わざわざメールなどしないはずや。
叱ってくれる先輩がいることは幸せなことや。

ただし、Ｋさんとは、考え方は全く違う。