耕福米

【耕福米】を通して美しいふるさとの建設に寄与したい・・・団塊世代の第2ステージ。四季折々のできごとをここに綴ります。

耕福米耕作人は、今日から神社の世話人と天王様の世話人を合体して一年間役が始まりました。

2018年12月16日 21時40分14秒 | 美味しい耕福米

今日は、「釜〆」切りで神社で、その家の神様の分だけ宮司にお札を切っていただきます。親の代から同じ数の年神様や御幣束を祀る場所があります。

 年徳神・・・新しい年の主祭神であり、神棚にお飾りをして、お祀りします。

 三宝荒神(かまどの神)・・・お勝手の守神です。3本か5本で、我が家は5本の御幣束を飾ります。

 井戸神(水の神)・・・御幣束1本を飾ります。

 トイレの神・・・御幣束1本を飾ります。

 その他・・・大神宮様、氏神様(鎮守様)、家屋敷神様、穀物神様、職業神様等があります。

 しめ飾りは、3ヶ所分あり、門・屋敷鎮守・かまどの神様の分」があります。

 御幣束5本+4本・・・お勝手は我が家は、5本です。

 その他・・・お祓いをする物・・・神主が、氏子の頭の上をバサバサとする家庭用のもの2本

 以上、親の代からこれだけ、神主からいただきます。そして、神官の家は、総出でお札等の入りしました紙袋を各家庭ごとに小分けして、お札代をいただきます。しかし、神官の家も手薄になり、神社の世話人が委託販売をします。それが、本日の「釜〆」切りです。

 我村は、天王様と云いまして「ササラ獅子舞」を五穀豊穣ということで、7月23・24日にお祭りをしていました。しかし、昨今の社会情勢により、この近くの土日でお祭りは実施されています。

 今日は、里山のMさんが、「釜〆切り」て何?と云われていましたので、改めて「我が家の御幣束」の数と飾り方を考えてみました。

 現在、我が村の氏子は、63軒まで減りました。「父ちゃん」が病院に入院して、私は歩けないので、氏子を抜けたいと云っていた方の家も、多分、まだ、ぬけてしまわないでいるでしょう。ただ、最近は、ご主人が亡くなり一人になった方が、役が出来ないと氏子を抜けてしまった方多々います。中々、村社会を維持するには大変な時代になりました。

 こんな中で、天王様は同級生のSちゃんが、頑張って指導をしています。指導者層も厚くなり、良い状況ですが横笛が途絶えてしまいました。この復活をしたいと思いますが、中々、忙しい時代で横笛の挑戦者が出てきません。

 

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1 コメント

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釜〆 (里山のまっさん(M))
2018-12-16 23:47:43
なるほどですね。まだまだ消化できないところはありますが詳しい解説ありがとうございます。いろんな神様、それに歌では知っていましたがトイレの神様が本当にあったとは・・・
それと天王様→「ササラ獅子舞」→五穀豊穣、みな田んぼ(お米)を中心に、いろんなものが繋がっていて、こういうつながりが村人のつながりの深さを感じます。それにどこも人手不足とは・・・

いろいろ日本の歴史の一端を垣間見ることが出来勉強になります。伝統や歴史の奥深さを感じ、改めて日本のDNAである田んぼ(お米)の大切さを痛感しました。
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