容疑者Xの献身東野 圭吾文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
読むまではミステリーだと思ってました
でもテーマは「愛」だと思う
自分の大切な人を守る 無償の愛
でもやっぱりミステリーなのかな…
最初から犯人はわかってるんだけど 思いがけない展開と予想外のラスト
冷静で理知的な湯川教授がやっぱりカッコいい
犯人の石神の想いはあまりに切ない
好きな人のために ここまで自分を犠牲にできるんだろうか
愛した人の幸せを願って ひたすらそれだけを願って
でもその想いを知ってしまったら 相手はそんな十字架を背負ったまま 自分だけ幸せになんかなれやしないんじゃないか?
そもそも 何をもって幸せとするんだろう…