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岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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ドヴォルザーク、交響曲第9番「新世界より」

2018年02月13日 | クラシック

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」を紹介します。一番人気は、ご存じの「イシュトヴァン・ケルテスの新世界」です。2017年の「名曲名盤500」では、1位だったのが、2位に下がり、カラヤン/ウィーン・フィルに1位を奪われました。しかし、これは好みもありますので、どちらも名盤です。

ケルテスは、60年録音ですし、カラヤンは、85年デジタル録音ですのでカラヤンの方が有利ですが、60年でも古さを感じません。両方ともウィーン・フィルですが、ケルテスはやはりティンパニーのミキシングによる聞こえ方が違うのが特徴ですね。生演奏ではあんな聞こえ方はしないと思います。

上記は、SPEAKAERS CORNER RECORDS のレコードです。音は良いのですが、どうしてもアナログはたまに聞いていて次の溝の大きな音が聞こえてくるのが欠点です。

 

カラヤン/ウィーン・フィルのCDです。この録音は、アナログ・レコードもあるようです。

 

次は、Stereo Soundから出ている、SACD/CDハイブリット盤です。これは、SACDとCDがそれぞれ1枚に分かれているのでめずらしいと思います、オーディオ的にこだわりです。2層でも私はぜんぜんOKですけどね。ESOTERICで発売していたSACDを買い損ねてたし、ネットでバカみたいな値段になっていたので、これは助かりました。でも5400円ですが。音は今回紹介している中では1番高音質だと思います。このケルテスの新世界は、はじまりの方で「椅子のきしむ音が聞こえますが、このSACDは音がきれいに消してあるようです。Stereo Soundの方に伺った時は、「マスターを何もさわってない」と言われてましたが、私にはそのように聞こえます。

これは、SACDが出ていなかったし、このジャケットのCDがほしかったのと、値段が1200円と値打ちで、ルビジウム・クロックカッテイングがしてあるので買いました。何枚同じのを買うのかという感じです。音の違いは、最近してないので、またに報告します。

これが、1番最初に買ったCDですが、プレスが韓国ですので、良いか?悪いか?少し盤にムラのような虹模様がみえます。これも、1000円ですから。音というものは、大きな音で聞くほどその音楽の聞こえ方や感じ方が変わってくることが「石井式リスニングルーム」で聞くと判ります。

若い時は、ノイマンのチェコ・フィルのレコードがアカデミー賞だったので良く聞いていました。これも、ティンパニーの音がずっしりとしていて好きでした。ケルテスを聞くことになるのにノイマンから30年ぐらい後のことになっていました。

ノイマンの来日チラシがあるので紹介します。この時の、入場料を見てくださいよ!

S席4500円ですよ。今は、30000円ぐらいして高すぎませんか?クラシックをみなさんに普及させたいのならコンサートに行きやすい高くても10000円ぐらいにしてほしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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