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岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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サウンドピット創業祭 2018 in 吹上

2018年07月15日 | オーディオ

今日は「オーディオ」

名古屋のオーディオ店「サウンドピット創業祭」で吹上ホールへ行ってきた。

当日は気温が37度あり、かなり暑かった!

会場も機材の熱気、特に真空管が熱く涼しくはない。でも、暑くもない。

ブログに載せる予定をするとなかなか居眠りができないし、いい加減に話を聞いておれない。

 

36周年記念だそうだ。

 

今年は朝早く目が覚めたので吹上ホール9階の開門10時前に着いてしまった。

10時にはそんなにお客さんはいなかった。

 

14日には、私の好きなオーディオ評論家「三浦孝仁先生」が来られた。公演は2回。

まず、午前に2時間ぐらい「パワーアンプの聞き比べ」の公演があった。

通常の公演より1時間ぐらい長くお得感あり。

 

 

 まずはサウンドピットの社長あいさつ(左)。右は三浦先生。

 

 今回は三浦先生のお話は14日と15日の二日間ある。

二日とも聴きたい気持ちはあるが、この暑いときにまた名古屋まで出かける元気がない。

 

三浦先生は「私がぐるぐる他に移動しているのは、ここの真空管アンプが暑いのよ!」と言われていた。

 

 

この写真の後ろに並んでいるパワーアンプを次々と交換し比較試聴する。

三浦先生によると「今回の機材リストなどをいただいたが政治的考えがあるのか?こんな形の試聴会になったのです」と。

 

 

メインのスピーカーをSONUS FABERの「AMATI」で固定する。

値段 3,600,000円(税抜き)

なかなか私的には興味が湧く内容だ。

スピーカー・ケーブルが先生曰く「スピーカーより値段が高いよ」(写真が撮れなかった)幅が5cmぐらいある白色のケーブルだった。

 

イベント用に準備されている機材。

左真ん中が今回のプリアンプ

 

プリアンプも固定で変えない。

NAGRA 「HD PREAMP」 7,000,000円(税抜き)

カタログは出来てないそうだ。

半端なく値段が高い。

 

では、パワーアンプが何か紹介しよう。

アキュフェーズの 「A-75」

純A級ステレオ・パワーアンプを単体で聴く。

メーターがデジタル表示。

他の会社はモノラルで2台なので不利なのだ。

メーカーの人曰く、我が社はバランス・ケーブルで音決めをしている。今回は、アンバランスでつながっていたので良くなかったとのこと。

 

マークレビンソンの「No 536」

モノラル・パワーアンプを2台駆動。

値段 1,600,000円 2台で3,200,000円

 

TRIODE「TRX-M845」

2,000,000円(2台)

211真空管、845真空管

A級パラシングル

モノラルで2台駆動。

 

この音がなかなか良かった。

今年、ステレオタイプが発売されるそうだ。

 

AIR TIGHT,A&M LIMITED

モノラル・パワーアンプ「ATM-211」

値段 2台で 4,800,000円

真空管 12AX7

真空管 12BH7

真空管 211

大阪の高槻市にある会社だが日本より海外で評判の良い会社だ。

 

これがまた一番音が厚く、良かった。欲しくても買えないのだ!

 

OCTAVE 「RE320」

これも、ステレオ・パワーアンプ

値段 1,530,000円

真空管 KT150

真空管 ECC82

 

これもステレオアンプなのでモノラル2台より不利であった。

 

PASS「Labs Xs 150」

A級モノラル・アンプを2台駆動。

値段 2台で 9,200,000円

写真に写っていないが「セパレート・シャーシ」になっていて同じ大きさの本体がどこか別にあるようだ。

とんでもなく大きいのだ。

 

音はよく覚えてない。ずば抜けて良かったわけでもなかったということだろう。

 

以上6台のパワーアンプの音を聴いた。真空管のことはよく分らないが今回では真空管アンプの音が厚く良かったので見直した。

 

 

 

 さて、午後の部の三浦先生の講義テーマ「スピーカーの音比べ」

先生はパソコンにソフトが入っている。

しかし、DSDの再生時にノイズがでる不具合があり、先生は「CDも持ってきてよかった!」と言われていた。

 

 

 パワーアンプは先ほどの「マークレビンソン No536」

 

 プリアンプをPSSの「Xs」写真の上と下の2台でペア。

500万円ぐらいするが、一般に発売されていないようだ。

三浦先生はこの機種を使っていると言っていた。

 

スピーカーを紹介していく。

 HORA AUDIO 「MONO」

値段 238,000円 スタンド 72,000円

会社は、滋賀県の彦根市。一人で造っている。

バック・ロード・ホーン式。

木材、パーチプライウッド。

スピーカーユニットの直径5cm。

見た目より驚きの高音、低音が出る。しかし、大音量には向いていないか三浦先生もあえてそのようなソースは流さないようにしていた。

サランネットは金属製で、設計士は「付けた方が音の広がりも良い」と言っていたが、
音をだしてからすぐ三浦先生は外してしまった。

 

 Magico A3

値段 1,300,000円

マジコは値段が高いということでコストダウンして今回の商品を開発した。

以前のものは自国で全部生産していたが、今回はアジアで生産している部品があるようだ。

 

ベリリウム振動板ツィーター

流すソースによるが、私的にはマジコのはっきりした音色ではない感じがした。

 

三浦先生もマジコを使っているが、値段がゼロ1つ多いそうだ。

1300万円ということ?

 

 フランスのFOCAL「KANTA N2」

値段1,200,000円

これもベリルウムツイーター。

色がいろいろあり個性的。

 

三浦先生曰く、海外の展示会ドイツ、アメリカではクラシックの音楽をかけないそうだ。

 

 TAD 「ME1」

値段 1,000,000円、スタンド160,000円

左右にある板にスリットがあり、そこから低音が出る。

 

もうこんなに沢山聴くと音を覚えていないものが出てくる。

 

 Ark Gioia アーク・ジョイアの「Model YB」

ノアが扱っている。

値段 2,100,000円

下の内側にウーハーがある。左右内向きが音が良いそうだ。

音はよかった記憶がある。

このデザインを取り扱う商社も勇気がいるし、購入も勇気がいる。三浦先生もそれに近い話はあった。

 

 

 YG ACOUSTICS「Hailey 1.2」

(有限会社アッカ)が輸入代理店か?

値段2,990,000円

音も記憶にございません。思い出せない。

 

こんな感じで聴いてきたが、自分で言うのもなんですがSONUS FABERの「AMATI」がなかなかよかったですよ。

 

 

ノアのブース。

スピーカー「フランコセルブリン LIGNEA」

 音は聴いていない。

再生してないブースが多い。

 

スピーカーSONUS FABERの「AMATI」をブルメスターのアンプでアナログ・レコードを鳴らすことになった。

 

ドクトル・フャイキャルト・アナログ(ノア扱い)

「Firebird」

値段1,550,000円

高い!

 

ブルメスタープリアンプ「088」

値段2,850,000円

 

写真の下の商品は分らない?

フォノイコライザーなら品番が「100」で値段2,350,000円なのだ。

 

パネルに光沢があるので下のカーペットが写真に写り込んでいる。

 

ブルメスターのパワーアンプ「911Mrk3」

値段3,300,000円

欲しいが買えない!

 

デザインがなかなかかっこいい。

 

ブルメスターは見た目がキラキラしていることもあって、音が硬いと良く言う。

しかし、ノアは逆の柔らかいという。

解像度、倍音が大変きれいらしい。

家で聴けばそうかもしれないね。

 

フェーズメイションのブース。

スピーカーはSONUS FABERの「SERSFINO」

レコードを「ブルーベック・カルテットのテイクファイブ」がかかっていた。

かなり音が良かった。レコード盤がオリジナル盤である。

 

TRIODEのブース。

MQA-CDを再生できるCDプレーヤーを展示していた。

音は良かった。でも、自分の家でじっくり聴かないと本当のところは分らない。

 

TADのブース。

タッドは元のパイオニアと思う。

 

NAGRAのブース。

音は聴いていない。

 

ラックスマンのブース。

音は聴いていない。

 

ハーマンインターナショナルのブース。

マークレビンソンのアンプやアナログプレーヤ。

 

スピーカーが新製品のREVEL「PERFORA  F228Be」

設計者がインフィニティを設計した方。

値段1,160,000円

音は今回聴いていない。

 

彦根のHORA AUDIOのブース。

 

 

最後にスイスのPIEGA「Coax 711」を鳴らしてもらえた。

 

サランネットがかかっている状態。

 ユニットが

同軸リボンツィーター

詳しくわからないが「パッシヴラジエター」というアンプに反応するユニット2基。

ウーハー2基の構成になっている。

 

雑誌で評価がよかったので一度きいてみたかった。

解像度がよくリボンツィーターらしい良い音だった。

 

 

 

毎年、こんな盛大なイベントをやられる「サンドピット」さんに感謝します。

ありがとうございました。

ブログにて音の表現が私には難しく、こんな紹介しかできません。

ただ、展示会に行ってくるだけですまないのでブログは大変ですが復習の勉強になります。

 

では、また。



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