今日は「オーディオ」
「マッキントッシュのMONOパワーアンプ MC611 」を聴いてきた。
実は、B&Wのスピーカー801D4の試聴会であったが日替わりでパワーアンプを交換しての試聴
会でもあったのでパワーアンプ目当てに行ってきた次第である。

今回のシステム全体写真。
スピーカーがかなり内向きに振られていた。
視聴者より前に三角点が交わる感じ。

発売になったばかりのB&W 801D4
価格 5,456,000円(かなり高くなった印象)
まだ、納入されて2か月しか経っていないそうなのでエージング不足かもしれない?
今回の801D4はかなり良い音に変わったと思う。

前面のブルーメーター2台が
マッキントッシュのMONOパワーアンプ MC611
モノラル仕様なので2台必要
価格 2,530,000円(値上がりした)
最近各社10%くらい値上げしているから、200万円くらいの商品なら
20万円も変わってくるので痛い!!

MC611を上から見たところ。
1台の重量 44.3kg
1人で持てないから困る。

ヒートシンクにMcのロゴマークがある。

プリアンプは今回 マッキントッシュのC53
価格 1100,000円
後で「感想」を書いたが、プリアンプが同じでパワーアンプのみ変えても
こんなに音が変わるのかと感じたし、マッキントッシュのプリアンプとパ
ワーアンプがLUXMANでもマッキントッシュの音がしなかったのが
不思議でもあった。
普通は、パワーアンプよりプリアンプの方が音に影響すると聞いていたが、
どうなんだろう?

SACDプレイヤーは、LUXMANのD-10X
価格 1,320,000円
感想①
マッキントッシュの音に興味があったので今回試聴してみたが、
やはり音が太く、中低音に膨らみを感じ、エネルギシュではあるが
低域が出すぎるので音像がぼやけてしまう。
高域のスカッとした輪郭が欲しいと思った。
これでは、ずっと聴いていたい音ではなく少し疲れてしまう。
ロックや古いモダンジャズには良いのか分からないが、ハイレゾ時代の音ではない。
クラシックでは、弦や金管楽器の響き、倍音を感じ取れない。
アナログレコードのカッティングでは、アメリカ物は太い音がするが、それに似たところがあるのかな?
装置全体のレベルは、かなりハイエンドなので実力を発揮されていないのかもしれないか?
スピーカーのエージング不足かとも考えた。
それで、パワーアンプを中央に1台あったLUXMANのパワーアンプ M-10Xに交換し聴かせてもらった。

これがLUXMANのパワーアンプM-10X
価格 1,650,000円
これも試聴会ではMONO仕様 2台で聴く予定だったが今回は1台で聴かせてもらった。
感想②
ビックリ!!これぞ聴きたかった音質ではないか。
マッキントッシュは、よく「粘りの有る音」のようなことを言われるが、それが先ほどの音質なのだろうか?
LUXMANに変えたら普通に高域はハッキリしてきたし、音のバランスも良いと思った。
再生するソフトの録音状態も関係はしてくるとは思う。
欲を言えば、少し厚みが欲しいかと思えなくもないが、MONO仕様で2台使えば満足はすると思うが2台にするとパワーアンプだけで300万円を越してしまうので私的には無い。
モノラル仕様にすると音が荒くなると言われた方がおられたので、一概には2台使いが良いかは分からない?
こうなってくると、スピーカーのエージング不足とは限らないということになってくるか?しかし、我が家でもエージングに関しては3年くらいからようやくまともな音になってきた経験からすると2か月のスピーカーではまだまだユニットがまともに作動してないだろう。
やはり、デザインだけでオーディオを購入するときもあるだろうが、音を確認して買った方が後悔はないし、出来れば自分の家で聴かせてもらうのが一番だろうね。
いつも思うのだが、私はオーディオ評論家のコメントは正しいと思っていつも読んでいる。今回のマッキントッシュMC611でも、雑誌コメントの一語一句を理解しながら読むと今回経験したことを感じさせる記事になっていることが分る。
では、また。