今日は「オーディオ」
岐阜市のサウンドハンターで
「LINN ネットワークオーディオ試聴会」があったので聴きに行ってみた。
「SELEKT」というシリーズの発売記念だったが「KLIMAX」というシリーズがリスニングルームに設置されていたので「SELEKT」は聴かなかった。
なかなか製品の細かいことが理解できてないところもあったので分る範囲で紹介してみる。
これが「KLIMAX DSM/2」である。
DSMはM=Music,Movie、More!の略。
以外と製品は小柄である。 W350×D355×H60
中の基盤が分らない。
今回の再生システム
操作はタブレットから音源を飛ばす。
LINNがプリアンプの役目なのでパワーアンプが必要。
メーカーはCH
NASはハードディスク・タイプでI-O DATAの3~5万円ぐらいのもの。
こちらは別ブースに 設置されていた「SELEKTシリーズ」であるが聴かなかった。
今回の試聴会はこちらの方がメインだったかもしれない。でもメーカーさんの説明がなかったので試聴するきっかけがなかった。
LINNはスコットランドにある「グラスゴー」という市にあるようだ。
あまりイギリスの知識がなかったので実際の地図で見てみた。
話を「KLIMAX DSM/2」に戻そう。
こちらが「KLIMAX DSM/2」の背面。
プリアンプの機能があるので入出力の端子がいろいろ付いている。
DSMはM=Music,Movie、More!の略なので映像関係のHDMI端子が4個もある。
アナログ入力がXLRバランスしかない。
アナログ・プレヤーを接続するのに少し面倒かな?
DSDはあえて11.2MHzの必要性がないという考え方で無いそうだ。
「KLIMAX DSM/2」の値段が高い。
頂いたカタログが古く、ネット上には去年値上がり(2018年7月7日より)してなんと¥3,024,000(税込)なのだ!!
LINNの商品には「スペース・オプティマイゼーション」という機能があることを説明された。
なぜ、説明になったかというと再生音がどうしてもハイレゾのキレがある音質でなかったから対策として試みた。
部屋と自分の聴いている位置を測定器で測り、ネット上にあるLINN専用の画面に入力する。
その時にLINNにある各社のスピーカー・データを選ぶ。(機種品番を入力)
上記の図は部屋の定常波に影響する低音の音圧を表している。緑の点線より下の波が邪魔な音である。
「スペース・オプティマイゼーション」を使い「KLIMAX DSM/2」に転送されると上記の図のように緑線より下がなくなりすっきりした音質に変化した。
よく図を見ると緑線の上も下もカットされている見本になっているが、LINNの説明では下のみカットすると説明があった。あえてすべての音をなるべくカットしないという意味である。
※お店の部屋が悪いということではなく当日のセット状態が中低域音が厚く出すぎていたと思う。
感想
いろいろハイレゾのことを教えてもらったが、MP3の音源でも高音質のものがあるということ。
ハイレゾは、一概に96KHzや192KHzでなくても24bitなら音は良いそうだ。
サンプリング周波数の数値に惑わされてはいけないということだ。
CDやSACDのように音源を媒体にカッティングしたものより、ハイレゾのFLAC,WAVのような加工せずストリートにダウンロードした音源の方が音質劣化は少ないだろう。
だから、同じ音源ならSACDよりFLACの方が音が良い。
配信でベルリン・フィル、デジタル・コンサート・ホールの映像と音を少し聴いたがやはり映像のクラシックはなぜか音がいい。(音質はCD並になっている)
ブルーレイ・ディスクはハイレゾで収録されている物が多い。
なんでSACD,CDでこの弦の音が再生できないのか少し疑問である。
デジタル・コンサート・ホールは月1850円又は1年18500円で見ることが出来る。
ハイレゾはUSB-DACでPCでも聴けるのでどこまでお金をかけるかだね。
評論家の話では、ネット・オーディオは日進月歩なのであまり高価なものは良く考えて購入した方が良いと書いてあった。
最近は以前のようなプリアンプの概念が私は変わってきた。
プリアンプはなくても良いという考え方の装置も出てきている。
ハイレゾ、映像などとの再生機能が合体してきた感がある。(でもAVアンプとは異なる)
よく考えて次のアンプを選択して行こうと思うこのごろ。
それにしても、ハイエンド・オーディオ関係の価格が高額すぎる。
そんなに景気が良くないから困るね!
では、また。